花粉症で鼻をズルズルにしながら駅のホームでひたすら玄やんの登場を待つ栄歌が居ました。
何でも連休の時節柄、予定していた特急が満席で乗れへんかったとのこと。あまちっ…天地真理やねぇ。(←古ぅ〜)連休なんやから前もって買うとく位の余裕がなけりゃ。それにたとえ満席でも立ち席で買うて空いてる席に座るくらいの根性が無けりゃ。
連絡を取ろうにも携帯の電源がオフってある。何でも充電を忘れてバッテリーが残り少なかったンやて。あまちっ…天知茂やねぇ。(←もっと古ぅ〜)奈良の峠を縫って幾つものトンネルくぐって三重へ来るのに携帯のバッテリーが激減するくらいは、あらかじめ予測せな。
そんなこんなで可哀想に途中から特急を乗り継いで四日市でようやく合流出来ました。
茜屋さんには近鉄弥富駅から名鉄弥富駅まで乗り換えで歩かなアカン。その時間わずか4分。2分で名鉄弥富駅に到着。余裕かまして歩いていたらホームの反対側へ渡る間に30分に1本の列車が出発してもうた。あまちっ…天知小五郎やねぇ。(あ、あれは『明智小五郎』か。。。)切符の購入に行列が出来ていてその手間を計算に入れてへんかった。
タクシーまで使うて集合時間45分遅れで会場入り。ふぅ〜 ヽ(´・`)ノ
今年8回目を迎えるこの『あかね寄席』、過去7回はいずれも満席、しかも大爆笑の客席。プロ並みに2,500円も入場料を取るのにいつも満員御礼、異様な盛り上がりを見せる。此処の高座に上がると客席から歓声の渦、毎回書いているように自分が上手くなったような錯覚に陥る。しかし、此処でそこそこの笑いしか取れへんと言う事はもの凄く拙い出来映えっちゅう烙印を押されるワケで、そう言う意味ではとってもプレッシャーな会でもあるワケよ。
無眠さん、夢さん、砂九さん、みんなそれぞれしっかりと笑いは取っていたが、マクラではみんな声や語りが上滑りしていて、それぞれに緊張してんねやな〜と、後ろの着替え場にもそれが伝わって来る。
ワタシも何処かいつもの自分とは違うたんやろね。マクラはそこそこ思い通りに演れたけど、ネタで段取りを間違えた。途中で「あっ」と気が付いて修正して事なきを得たけど。多分お客さんは気が付いてないやろ。笑いもしっかりあったし。。。メンバーも多くは後から言わな気が付かへんかった。せやけど自分はしっかり落ち込んでしもた。今までで最低の「おごろもち」やった。
会全体としては4人とも笑いのボルテージは高く、今年も大成功やったのとちゃうやろか。
「がまの油売り」竜宮亭無眠/「池田屋騒動」若鯱亭夢輔/〜仲入り〜/「おごろもち盗人」南遊亭栄歌/「仔猫」浪漫亭砂九
No.262 2005年03月22日 (火) 15時35分
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