No.1〜No.24

打ち出し太鼓
落語会を迎えるたびに必ず血が滾る。
終えたあと、満足感、反省(?)、そして次への熱き思いがある。
そんな栄歌の独り言、裏話などをおもしろくお伝え出来たらエエなあと思います。


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 神戸出張奮闘記・・・プロローグ        
我々の業界の職員の中には、「出張は旅行or遊び」感覚で考えているヒトも少なくない。事実ゴルフバッグ持参や女性同伴で出かける方もいるとか聞く。
ワタシの場合少なくとも「学会」と名の付く出張で遊び感覚を持ったことは断じてないっ!一人抜けると言うことは我々の業界では残りの人間の仕事量がグッとシビアになるワケで、たとえ10分でも遊んでしまうと留守を守ってくれている仲間に対して申し訳ない気持ちになるから。
今回は、ポートアイランド内で10月30日〜11月1日まで、外国と衛生中継で結んで国際的な学会となった。
朝のモーニング・セッションから始まり、昼休みも弁当を食べながら、夜はファイヤー・サイド・セッションと、なんと朝8時から夜7時半までの11時間半ぶっ続け座りっぱなしである。こいつには結構タイトな落語会で鍛え上げた忍耐力も、時々めげそうになる。
尻は痛い。腰もしんどい。けど内容は結構エキサイティングなモノとなった。仕事のテンションが上がると、必然的に落語のテンションが下がる。
帰ったらすぐ「大学祭寄席」。帰りの電車の中で落語のテンションを取り戻さな!アセアセ・・・
No.24   2002年11月03日 (日) 01時10分


 「敬和地区・敬老ふれあいの集い」・・・その2        
昼飯は楽しかった♪
午前の部が終わって午後の部までの僅か1時間に着替えと飯を済まさなアカン。スタッフと演者が近くの狭いうどん屋へ一度になだれ込んだ。
ワタシの隣に例の「患者さんの役員」が座らはった。彼女は中華そばを注文してから「先生、今日は塩辛いのを頼むけど勘弁してな、汁は飲まへんから・・・」まだ言うてるワ、この人。「あのな、ネクタイ姿やったら叱るトコやけど、今日はGパン姿やから医者と違うン。せやから今日はその『先生』っちゅうのは止めてや」言うて見たけどしゃあないわな。向こうさんにとったら『先生』以外に呼び方あれへん。
「せやけど今日の先生はよう殴られとったな」・・・大喜利で、寝床の会お馴染みの『たぬきの桃太郎』をやった。「た」を云うたらハリセンでどつかれるヤツ。「せやな。こんなに仰山、どつかれる先生に診て貰うてると思うと情けないやろ?」冗談のつもりが、彼女は真顔で頷いてはる。「ウンせやけど、昼からはもう大丈夫やね、先生。」「せやな、もう大丈夫や。いっぺんやってあるから、今度はいっこも間違えへんワ」・・・て、間違えへんかったら「笑い」取れへんやない!?『完全入れ替え制』やから昼からも同じネタで行く予定やったケド、主治医の面目を保つために、午後の部は『たぬきの浦島太郎』に変更して貰った。やれやれ。。。
No.23   2002年10月28日 (月) 01時23分


 「敬和地区・敬老ふれあいの集い」10/27        
「落語会」と言うより「老人会の慰問」ですな、今日のンは。。。
会場は元「津東○」という映画館。最近のシネコンの進出により市内で次々に潰れていったウチのひとつ。元・映画館だけあって場内は暗いのなんの!オマケに映画上映の合間の余興とあって、全体の持ち時間が30分少々。会長の小咄のあと大喜利というプログラムやったケド、客席も演者も暖まっておらず、テンションの低いこと、低いこと!
受け付けをやっていた役員のひとり、驚いたことにワタシの職場の患者さん!到着するなり「あれ、先生!」とご挨拶を受け、その後ひとしきり彼女の病気の話・・・(オイオイ段取りの話は何処へ行ったんや!?)
ネクタイ姿ならいざ知らず、GパンにTシャツ姿での医療相談はサマになれへんで〜。こっちはコテコテの関西弁、芸人気分でお邪魔したのに、血糖やら血圧の話でこれまたテンション下がるわ!
楽屋で着物を着替えていたら、突然腹が痛うなった。今朝食べたものがアカンかったのかなぁ。トイレに行きたいケド、よそで便所に入るのンはムチャクチャ抵抗あるねん。しかもウォッシュレットのない便所は絶対お断りや!出番待っていたら、いよいよヤバイ!大喜利始まっても肛門括約筋から気ィ抜かれへん・・・あ〜、無茶苦茶テンション下がるわ〜っ!!
No.22   2002年10月28日 (月) 00時56分


 「やせがえるの会・大須顔見世興行」10/14        
大須演芸場は名古屋中区の大須観音の東側に位置し、東海地区唯一の歴史ある寄席演芸場である。そこに1年に1回、我ら「楽語の会」のメンバーが一同に介する集約的イベント、それが「大須顔見世興行」である。
遠く広島や奈良、神戸などに散らばった連中で、この会にしか参加しないというメンバーもあり、また遙か北海道から毎年お越しになる方もいらっしゃる。(今年は、福岡・小倉からも見えた・・・「言いたい放題!」参照)さらには今年10回目を迎え、その記念公演とあっては、やたら力が入るのはリーダーの無眠さんだけではないハズ。
いよいよ開演。風格のある高座、例年より少し多い客を入れる重厚で大きすぎる会場、この重々しい雰囲気にともすると飲み込まれてしまいそうな自分に気合いを入れて高座に上がる。持ち時間12〜3分。自分を出し切るには少し短すぎるか!?
ここで空気を掴むには、会場に見合うだけの大きな芸をするか、或いは客を高座に引き寄せる「引力のある落語」をするかである!緩と急、活と静。落差があれば引力が生じる。
3連荘目で丁度チカラが抜けてエエ具合に弾けた!笑いは取った。一年の総決算としての高座は果たせた、そう思った。
No.21   2002年10月24日 (木) 00時13分


 二人会・打ち上げ、三象さん乱舞!        
爆笑のウチに二人会がハネて、今回は演者・スタッフだけの打ち上げ。
三歩さんはお決まりの首を垂れて横に振る酔っぱらいモード。三象さん麦焼酎のロックをチビチビ飲みながら、彼独特の落語哲学を力説。しかしその内容よりも、三象さんが1分と開けず織り込むギャグに我々は完全にオーディエンスとなっている。
「あのな、物事には必ず2面性があるんや。1つの事を表現するのに2つ以上の言葉がある・・・」大げさなジェスチャー混じりで力説・・・「例えば、『アンタ、物事のとらえ方に柔軟性がありまんな〜』というのと『アンタ、優柔不断でんな〜』と言うのは同じことや。どや!?ワシてカッパ・・・いや、リッパやろ?」
しょうもないギャグやけど散弾銃のように浴びせられたら、こっちは完全に聞き手に回ってしまう。こうなったら三象さんの独断場や。まるで三象さんの高座の続きを酒飲みながらごく近くで聴いているみたい。
ワタシはここ10日間くらい寝不足なので、ここらで中座させて貰うた。帰って少しでも寝な・・・後ろ髪を引かれながら「楽」を後にした。
帰りの電車の中で三象さんのしょうもないギャグが頭の中をぐるぐる回っていた。
「こう見えてもワシって、土瓶・・・茶瓶・・・あ、過敏やから。」
No.18   2002年10月22日 (火) 07時31分


 「第9回 三歩・三象二人会」10/13        
エエ会やね〜!砂九さんのプロデュースする会はどれも素敵やけど、ことにこの「三歩・三象二人会」はレベルが高いネ!(当たり前か。プロの会やもんな・・・)
さて、今年で第9回を迎えてすっかり定着したこの会やけど、2年前から会場をこの「お食事処『楽』」に移して、今年は初めての昼席という企画。砂九さんも色々と模索してんねんなぁ。
第6回と第8回に続いて、今年で3回目の出演。三歩さんとは「プロ・アマ」も含めると5回目の共演となる。(←このシアワセ者っ!)
ほど良い緊張。。。ワタシは選手権以外はあんまりあがらへん方やけど、この「二人会」はちょっと(かなり?)テンションが上がる。それは、お客さんより壁の向こうの(一応)楽屋(と呼ばれるスペース)で息を殺して聴いてはる三歩・三象両師匠を意識してのことである。
ネタは昨日に引き続き「ちりとてちん」。昨日の悲惨な出来とは違い、なかなかの仕上がり。お客さんの反応もエエ。やっぱりワタシはこの「楽」の会場やお客さんがスキや!ワタシの世界を創りやすい大きさ、そして空気!お客さんは毎回毎回ワタシを育ててくれる。もしかしたら寝床の会(敬和公民館)に並ぶ、第2のホームグランドかも知れへん。
No.17   2002年10月21日 (月) 03時15分


 続・一夜明けて。。。        
・・・で、ね、桑名でワタシの隣に座ってはった女性が立って降りて行かはったの。一瞬二人の会話が止まる。・・・しばらくして、三歩さんが「エエ席に座らはりましたなぁ」・・・知らんがな。。。ずっと隣の人に背中を向けて喋ってたンやで。それより三歩さんがしきりにこっちを向いて話しかけて来る、その意図がやっとわかった。
「で、どないでした?綺麗かったです?」ワタシが聞くと「いやぁ・・・、どっちか云うと『コケティッシュ』でしたワ」エライ単語が飛び出した。おおよそ縁のない単語やで、我々には。『コ、コケティッシュ〜!?』その言葉聞いて、こっちが『こけティッシュ』しそうになったわ!
No.16   2002年10月20日 (日) 18時50分


 一夜明けて。。。        
砂九さんから電話。
「早く名古屋へ行きたいから迎えに来い」と。朝飯はどないすんねんと聞いたら、「コンビニで握り飯でも買って、電車の中食べて行こう」と。
ちょっと寂しいケド、しゃあないワ。「あれ、朝御飯はいらんの?」と言う嫁はんの声を背中に聞いて、着替えもそこそこに車を走らせた。向こう(寒紅梅酒造さん宅)へ着くと3人は味噌汁とおにぎりを振る舞われ、爪楊枝くわえてシーハーしてるやないか!?そら殺生や!ワタシだけ朝飯抜きかぇ!?
ワタシの職場へ車を止め、4人は津新町駅へ駆け込んだ。名古屋回りで行こうという我らの誘惑を振り切って、圓九さんは難波回りで帰らはった。余程嫁はんが怖いねんな〜♪(ワタシも怖いケド)
3人は一路名古屋へ向けて近鉄特急。砂九さん・三歩さんと座り、通路を隔ててワタシが座った。三歩さんはキオスクで買ったビールをすすりながら(←またやがな)ワタシの朝飯用に買った「ごぼ天」をつまんではる。
しきりにワタシの方を向いて話しかけてくれるのは酒臭いケド嬉しい。電車が桑名に着くと、隣に座ってはった女性が・・・あ、字数制限や!
No.15   2002年10月20日 (日) 18時38分


 三歩さん、壊れる。。。その2        
・・・ぼちぼちエエ時間や。
ワタシは車の中の荷物がイッパイなのが気になる。明日、この3人を乗せて駅まで行かなアカン!このままやと乗られへん。ワタシも泊めて貰うつもりやったケド、今日中に荷物を家へ片付けに行って、明日迎えに来たろ。久しぶりにHPの更新もしたいし、ちょうどエエわ。
帰りかけると圓九さんが玄関まで。見送りは不要やで。えっ?せやない?「三歩さんがラーメンを食べに行きたい、云うてはりますネン」見ると後ろで三歩さんラリってついて来てはる。
これ以上飲ましたらアカンで。そら乗せて行ってもエエけどな、車の中で吐かれたらワヤやがな。第一今荷物イッパイで乗られへんがな。大将と奥さんがインスタント・ラーメンで我慢するように説得した。
三歩さん、またビールや!ラーメンすするよりビールすすってる方が多いがな。それを横で立ったまま眺めながら「もう寝てもエエですやろか?」と蒼ざめた圓九さん。「もう帰らして貰うてエエやろか?」とアクビまじりのワタシ。時計をみたら午前2時前や。トホホ・・・
教訓!高座で笑わして貰うたツケは大きい。「この人にはむやみに酒を与えないで下さい!」
No.14   2002年10月18日 (金) 12時50分


 三歩さん、壊れる。。。その1        
引き続き、打ち上げ風景。
三歩さんが酔うてはる。だんだん首を垂れて振る回数が増えてきた。ワケもなく大笑いする回数も・・・。横で圓九さんが、丁度三歩さんの酔いと反比例するように醒めていく。この人、いつも三歩さんのおもり役やさかい。
二次会(宿泊先)の寒紅梅酒造さんへ到着。寝間だけやなく酒と肴まで用意して貰うてる。恐縮!
砂九さんは即、布団へ直行。我々は寒紅梅の美味しい酒を振る舞われ、三歩さんはますます首振り・大笑い。圓九さんも気持ち良さそうにのけぞり「あ〜、酔うて来ましたわ。」見ると顔も赤らんでいる。せやな、もう放ったらかしでもエエやろ。おもり役ご苦労さん。
考えたら、今日は一滴も飲んでへん。昼にみんなと会うてから一次会の精算が済むまで、殆ど自分を取り戻すことがなかった。パニック状態の中で時が過ぎていった。ケド、みんなの御ランチキ姿を見てホッとしたワ。下戸の楽しみはこれやね〜。
(字数制限にて続く。。。)
No.13   2002年10月18日 (金) 12時46分


 「プロ・アマ」打ち上げ、悲喜交々。。。        
心地よい打ち上げ。みんな酔ってはる。
我風さんが力説してはる。酒飲んでもこの人はエエ味や!八景くんは相変わらずはじけてる。砂九さんは酔っぱらって寝てる(津へ来るといつもや・・・)彦さんは酔っても『粋』やねぇ〜。嫁はんはキレイやし。。。
萬年くん、ありがとう。パンフレットにも書いたケド、アンタはワタシのたったひとりの大切な『弟子』や。またよろしく頼むでぇ〜。
その中で土森さんが御飯を頼みはった。いよいよ帰りモードや。ホンマ、遠方からありがとうございました。ゆっくりして貰えへんかったけど、じっくり話させて貰えへんかったけど、次回大阪へ行かして貰うた時にお願いします。
駅まで送らして貰いました。土森さんとサシで話すのンて初めてかな。大阪の落語会では偉大なヒトやけど物腰は終始低姿勢で穏やか。後ろ姿が目に焼き付いた。
よしっ!来年もビッグな会を作ったるでぇ〜!!
No.12   2002年10月18日 (金) 12時06分


 五兎を追う者は・・・        
この上ない満足感と大いなる反省!「プロ・アマ」を終えての感想。席亭としては12日の会は大満足、演者としては大反省。
ホンマ、ええ会やったと思う。開場前から長蛇の列。遠方からスタッフが駆けつけてくれて、各地の実力者がワタシのワガママのために遙か三重の地へ集結してくれた。大喜利のメンバーも絶品やった。会のレベルは最高やったと思う。来年以降にこれ以上の会がやれるのか!と思うほどの最高の出来やった。たぶん本場・大阪でもこんな会はそう無いやろう。
その中にあって、ワタシの落語は酷かった。これまでにない酷い「ちりとてちん」・・・ボロボロやった。ネタ繰りもテンションもマクラの整理も、全部準備で吹っ飛んだ。応援してくれたお客さんに面目ない。
席亭・事務局長・当日スタッフ・下座・演者、「五兎を追う者はナントやら」。次回と言うモノがあるなら、せめて席亭・下座・演者の三兎にとどめたい。
No.11   2002年10月14日 (月) 07時57分


 いよいよ「プロ・アマ・・・」や!        
ここ1週間、ほとんど寝てない。
今日のための準備、HPの管理、仕事(なんで、これが一番アトやねん!?)。いや、そんなんは言い訳。ホンマは興奮してンねん。プロと各地の実力者たちが、ワタシの気まぐれのためにこんな田舎へ集結してくれる!
・・・あと2時間でみんなと会える。5時間後には高座に上がっている。8時間後には酒飲んでメンバーに絡んでるやろ。今仕事をしている(今て、してへんやろ!?)自分との落差には戸惑う。ホンマはいつもは仕事中には落語のことを考えへん様にしてンねん。ケド、今日だけは堪忍してや。
去年はあんまりのストレスと緊張で会が終わったら寝込んでしもた。翌々日職場で胸部の写真とったら「気管支肺炎」やった。ケド今年は大丈夫やろ。肩や背中は痛いけど、熱はない。会が終わったらすっかり治ってるやろ。もうちょっとや。精一杯頑張るから、みんなよろしゅうに!!
No.10   2002年10月12日 (土) 11時17分


 江戸の『爆発力』!        
江戸は『粋』、大阪は『爆発力』。・・・そう思うてた。お互いに棲み分けがあるから共存が可能と。
昇太さんは、以前志らくさんと「頭痛の種」で出てはったのを見たことがある。その時、江戸にもこんな強烈な芸人さんがいてるンや、まだ捨てたモンやないな、そない思うてた。
出てきた。凄い歓声。いきなり客をいじった。突発的な事態もすぐに笑いに持っていける。この人の芸は生きている!
マクラも、口上でも、打ち上げの時の挨拶でも、とにかく面白い。いきなり振られてもすぐ笑いがとれる。それがプロやと言うてみたらそれまでやけど、その笑いのケタが違う。江戸の芸人さんにも『爆発力』で勝負してはるヒトが居てはるねん。新しい発見やった。
2次会のスナックで、ワタシもはじけた。3年振りに飲んだ。昇太さんはプロ・アマに来てくれると言うてはった。元翁さんは「彦柳と是非3人会をやりましょう」と言うてくれはった。
江戸へ来て、まだ何にもしてへんウチから、ワタシを認めて貰うたような気がして嬉しかった。
No.9   2002年10月07日 (月) 00時08分


 浅草・木馬亭でもプロ・アマ!?        
100人ちょっとの会場に200人以上。補助席を足しても立ち見が出た。
木戸銭無料と言うことを差し引いても凄い集客力である。これは昇太さんの人気か?と思いながら見ていたが、お目当ての『彦柳』氏もなかなかの出来栄え。名古屋で見ている彼の高座とは違い堂々とした貫禄が感じられる。「やっぱり彼のホームグランドはこっちやな!」・・・そう思った。
元翁(がんおう、と読む)さんは、なかなか達者。安定感がある。この人ホンマ落語が好きやねんな〜。自分が楽しみながら演ってはる。次回は古典を聞いて見たい。
平林・芽のかすみ/月給日・花廼亭団吾楼/壺算・春風亭昇太/仲入り/口上/ガーコン・若木家元翁/中国小魔術・珍幻斎青葉/錦の袈裟・料亭彦柳
ただチョット時間が長かった。6時開演・9時10分打ち出し。尻が痛かった。。。
No.8   2002年10月06日 (日) 23時45分


 『彦柳』という芸人        
明日『元翁・彦柳の会』に行って来ます。東京・浅草の「木馬亭」で午後6時から。
「料亭彦柳」と云う男、平成12年に社会人落語「楽語の会」に入会し、以後ワタシ達の仲間である。もともと東京で活動していたが仕事の関係で名古屋に飛ばされたらしい。江戸落語を演っているが、なかなか「粋」な芸の持ち主である。
ウチ(此処では楽語の会のコトね)のメンバーは上方をやる人間は高座を降りて来ても芸人根性丸出しのアホが多いが、反対に江戸をやる方は高座を離れるといわゆる「素ぅ」に戻ってしまう傾向があり、なんかワタシとしては物足りない。
ところが彦柳という男は高座も平生も物静かで、それでいて『粋』な空気をいつもキープしている。特に彼の押しつけがましくない「さり気ないギャグ」は、特上のスルメの様にジワジワと体の中から攻撃してくる。
案外、彦柳はワタシ達とは違い、『素ぅ』から『粋』なのかも知れない。
悔しいから口に出しては云わないケド、ワタシはこの彦柳のファンでもある。
興味のある人は、10月5日に「木馬亭」を覗いて見ては?入場無料。ついでに宣伝:10月12日のプロ・アマでは大喜利に出てくれます。
No.7   2002年10月04日 (金) 12時38分


 ううう・・・頭が痛い。        
タイトルを「打ち出し太鼓」としたンは、落語を終えてから思う事を書こうと思ったから。せやから「打ち出し」(江戸では「追い出し」)結構気に入っている。
ケドしばらく公演はあれへんし、何ぞ書きたいからまあエエか。
今日の日程はめっちゃハード。「Take Care!」と一緒や。
朝から外来、昼休みに昨日入院した患者さんの回診。そのあと昼飯食べながら会議やて。(消化に悪いワ!)1時からワタシの患者さん2人のカテ(心臓の検査)。主治医やから「しっかり被爆」してもうたワ。終わって病棟回診してたらまた入院や。それを済ませたら午後5時半。また会議(薬事審議会)ワタシが座長やから飯も喉通らへん。終わりがけに救急車。意識障害やから頭部CTや。この頃から頭痛うなって来てん。
自分も撮って欲しいくらいやけど、どっかに書いたように「筋緊張性頭痛」と解っているから無駄に被爆するだけや。
気が付いたら11時間以上働きっぱなしや!今晩は当直、明日は新患外来やから、今から何人患者さん診ることになるンやろ。その中にはきっと「頭が痛いからCT撮ってくれ」という患者さんが何人かいてはるコトやろ。『こっちの方がもっと痛いわ〜〜っ!!!』
No.5   2002年09月30日 (月) 23時48分


 全日本社会人落語選手権大会−その2        
会場が死んでる。。。KARAでもそうやけど、演者が客を集めるシステムやとこうなるネン。
身内の出番が終わると帰る・寝る。かろうじて通して聴いてはるお客さんには、素人の芸ではしんどい!
「一発、目を覚まさせてくるか!」上方の意地がある。
笑いは一番取ったと思う。出来はKARAの時よりよかったかも。
少ない客席が揺れた。上方の身上はやっぱり爆発力やと思う。
他の連中はというと、なんか気迫が感じられへん。
KARAの時のような鎬を削る気迫がない。馴れ合いか・・・
ただ、扇生さんは上手かった。特に「酔っぱらいの酔っていない素振り」が。
あの人には一位を取られても悔しくない。
東京へ出てきた甲斐があった。勉強になった。
No.3   2002年09月29日 (日) 22時04分


 全日本社会人落語選手権大会:於;お江戸日本橋亭        
H14年9月23日(月)
金明竹・鹿鳴家にこ美/真田小僧・酒之家金坊/道具屋・湯好家三助/
幇間腹・鹿鳴家吉遊/夏の医者・久寿里菊之助/おやじの勉強・社繁亭倍蔵/
遊山舟・新宮亭当り目/野ざらし・酔水亭珍太/ちりとてちん・南遊亭栄歌/
親子酒・柳花楼扇生/鹿政談・めずらし家芝楽/六尺棒・五尺坊申志

[一位:扇生、二位:当り目、三位:芝楽、特別賞:栄歌]

初めての東京進出。ちょっと不安。ケドすぐに問題解消。見慣れた顔が見える。
当り目がいてる。最近プロに成ったばかりの達磨さんも。芝楽さんや百圓さんも知っている。
よかった!あがらずに演れそう。
No.2   2002年09月29日 (日) 22時03分


 サウスロード・落語ライブ        
H14年9月28日
花色木綿 --------欠多利
 壺 算 --------栄歌
動 物 園--------衆朝
くっしゃみ講釈----琢磨
大喜利(1から10・バトル編)

天気が悪いにもかかわらず、空席ナシ。
ちょっと申し訳ないくらいよく笑って頂いて、盛り上がった。
ワタシ的には、ちょっと練習不足というか、学生の時のままで
サウスロードへ持っていったカンジ。
言いよどみとか噛んだりとかは無かったからレベルは低くないと思う。
一荷入りから二荷入りに買い換えるところは、演っていて楽しい。
練習の時間があったら、もっと遊びを入れられたかも知れない。

大喜利はおもろかった。
「プロ・アマ」でもやってみたいナ。
(両方に来てくれるお客さん、ごめんね・・・少しネタ変えるからね)
No.1   2002年09月29日 (日) 21時03分