2000年12月31日 パソコンが稼働しない、ネットに接続できない状態が続いた。なぜか先週となり接続できたものの、今度はBBSに入れない。パスワードを何度も何度も入れるものの中に入れてくれない・・・そんな日が続いた。頼みの綱の山内も、先日プリンターが稼働しないとSOSを出したばかりでメールを打つにも気がひける。そのうち気分を直してくれるだろう・・・と思って一太郎で冬季講習のプリントをいそいそと打ち込んでいたら22日、なぜか全面復旧。 22日、12期生の女の子達が塾に姿を見せた。響子(津東)・みのり(高田)・優美子(津西)の3人。数日前には彩(高田)が推薦入試で近畿大学に合格した報告にやってきた。その前には美由紀(久居)も中京女子に合格したと・・・。口先だけは軽い俺はさっそく飲み会を提案、しかし今日登場した面々は約束したものの一向に連絡してこない俺に業を煮やしての登場だったんだろう。そうなのだ、なぜかやたら忙しい。クリスマスツリーの飾り付けやらなんやら、塾の正常業務とはねじれの位置にある仕事がウチの塾には多すぎる。そこへきて中3の三者懇談やら季節柄もあり多くのご父兄が塾を訪れる。印籠を渡される格好で28日に12期生の女の子との飲み会が決定。これはこれから異郷で過ごす生徒に対する俺の最後の授業、いかに酒を飲むかを延々と論じることになる。 大晦日が来た。 高1は、おいしい焼きそばと何が入っているか分からないたこ焼きである。HPの表紙ではお汁粉の予定だったが急遽、焼きそばに変更。その理由たるや允(高田U類1年)がお汁粉は食えへん!とごねたとか。オレとしては去年、古西たち当時の高2が作ったチーズ入り焼きそばのまずさの悪夢が蘇る。「うまい焼きそば頼んまっせ」と、高1の焼きそばチームの女子に言うしかない。 山田智子(5期生)が剣菱を下げて姿を見せる。「明日、籍を入れるんやに」 明日は2001年1月1日か・・・。智子は2月3日に結婚式を挙げる。2月3日・・・俺が2階から落ちて入院した記念すべき日だ。 竹中愛(愛知大学2年)が姿を見せ、料理に没頭している高校生達を眺めている。浪人している佐藤から電話、「先生、鹿児島で勝負するわ」 「去年のリベンジか?」 「うん」 去年、古西と甚ちゃんを連れて伊丹空港まで飛ばした思い出が蘇る。佐藤は鹿児島で受験し土産に鹿児島県公立高校入試問題を中3に買ってきてくれた。今、その問題集を中3が解いている。「センターはどこで受けるんや」 「三重大」 「じゃあ、センター当日三重大で会おう」 さりげなく信藤(同志社大3年、留年決定)がイスに腰掛け焼きそばをほおばっている。 高2が1階の教室から豚汁の入った鍋を2つ抱えてやって来る。かなり時間をかけたのだろう、いい味を出している。 宮口、いつもながらの金髪、カラーギャングばりの風体で姿を見せる。 たこ焼きの板は3つ、そのひとつを俺の奥さんが担当。シゲキックス入りのたこ焼きを作る卓や大輔を尻目に「邪道は許しません!」とタコを入れていく。それを器用に裏返していく允。佑輔は危険入り?のたこ焼きを皿に盛り教室中を配って歩く。人がどれを選ぶかを心底嬉しそうに眺めている。 紀平(南山大3年)から電話。「信藤から頻繁に連絡あるんやけどな」 「信藤か、さっきまで塾にいたけどな」 「みんな帰ってきてるんか?」 「今年は少ないな、竹中愛と信藤、剛と宮口といったところやな」 「俺はバイトや、正月明けにでも顔出すわ」 「就職活動やってるんか」 「なあ〜んもしてへんわ」 「どっち方面や」 「商社なんかどや、俺にむいとるやろ?」 「レゲエ系の商社マンてか」 「髪は切ったわ!」 カウントダウンをテレビの歌番に合わせて高校生女子、花衣・あすか・佳子(津西1年)が掛け声をかける。3秒・2秒・1秒・・・おめでとう!!! 塾のいたるところでクラッカーが炸裂する。11時頃から作り始めた年越しそばの入った鍋が中3の教室に持ち込まれる。そんなところへ斉藤(北海道大3年目の1回生)が登場。「いつ帰ってきたんや?」 「今日の朝や、朝まで中央公園で飲んで騒いでたからな。そのまんま飛行機に乗ってさ、家に着いて寝たら12時前にオカンに起こされたわ」 中学3年とウチの娘たちが野邉野神社へお年始に行くという。甚ちゃんと高校生たちが着いていく。恒例のおみくじ、今年は大吉が多かったという。そんな中で大森は末吉・・・学業欄には「危うし」と一言。 |