花のある玄関
猫好きさんの…

対面

次はつぼちゃんのストレスを無くす作戦。
外に出てもちゃんと家に帰ってくるのかな?
よそのお家でいたずらしないかな?
心無い人に危害など加えられたりしないかな?
お隣のワンちゃんと喧嘩しないかな?

ドキドキして眺めているとお隣のワンちゃんはしっぽを振ってくれてます。
そしていつのまにか姿が見えなくなり…皆で心配している中
無事帰って来た時ものすごく感動しました。

避妊手術

トイレにあいだみつおさんのカレンダーが掛かっています。
「ひとつひとつ片付けていくんだね。具体的にね」
そうです。まず家の中から…
ボロボロになった壁の修理から。板を買い、切り、きりで穴を開け
恐る恐る壁に打ち付けました。
見た目は悪いけど背に腹は換えられぬ…
1枚打ちつけた後は一気に作業完了!

そして何よりつぼちゃんには「こら〜!」ではなく、
静かに語り掛けるようにしました。
「つぼちゃん、ここはガリガリするところじゃないんだよ」
(こちらの立場も理解してね)って。

計17枚打ち付けましたパートの休日大工…

お外デビュー

拾われた公園に再び置き去りにされたつぼ…
なんとその夜雪が降りました。「あの公園にはつぼの兄弟たちもいるし、
エサをくれるおばちゃんもいるから…」 息子は精一杯明るく言ったけど
皆それぞれの部屋で泣きました。 人間と色んな動物たち、どうしたら仲良く
生活出来るんだろう…

翌日からそれぞれこっそりつぼ探しに出掛けましたが出会うことはありませんでした。
娘はよその猫の鳴き声にも「つぼちゃん!」と感じるようになり、プチノイローゼ状態に。
私は何年かぶりに金縛りにあいました。夢の中で「つぼ〜帰っておいで〜」と
必死に叫んでいました。隣の部屋から主人が飛んできました。ものすごくうなされて
いたそうです。つぼの生き霊だったのかも…

そんな数日たったある日、遂に息子とつぼは再会出来ました。
やはり寒い日で、数匹固まって暖を取っていた猫達からひとりぽつんと離れて
震えていたそうです。なんて罪作りな事をしてしまったんでしょう!
人間の身勝手で少しばかり飼った為に仲間に入れてもらえなくなったんだね。
ごめんなさい!

一夜開けて…
麻酔が切れてきて目がしっかりしてきました
「どれだけ切ったんだろう?」と言った言葉に答えるかのように、
ゴロンとひっくり返って見せてくれました

お外の楽しみを知った(というか思い出した)つぼちゃん、だんだん外の時間が
長くなって来ました。やはり心配事は女の子だから…
健康な身体を傷つける事はとっても罪悪感を感じるけど、ある意味動物愛護の
精神と思い、思い切って動物病院に電話しました。

病院に着いたら予想もしなかった「脱走!」事件発生。
どれだけ名前を呼んでも転びながら追っかけても院内の大きなお庭を走り回り、
先生もあきれ顔…困り果て大好きなおもちゃを取りに家へ。

病院の敷地から出て行ってしまったらどうしよう…と不安一杯に病院に戻ると
一緒に行ってくれていた娘が何とか捕まえていてくれました。洗濯ネットに入れられて…

説明を聞いた後はただ幸運を祈るばかりです。
夕方にはお迎えに行けました。とっても心配でしたが意識もあり、思ったより元気で
ほっとしました。うろ〜としていましたが、車の中でひと声泣いた時は大丈夫と実感しました。
家に着いて車から降りる時、両隣のワンちゃんがそれぞれ心配そうな顔をして
眺めているのが分かりました!(娘もそう感じたそうです)

卵巣を取るだけでこんなに痩せる(やつれる)ものかと、家族皆で驚き心配しました。
先生のお話では、この子は生後6ヶ月くらいで、十分妊娠可能な状態だったそうです。
お腹はステンレス(の糸?)で縫ってあるそうです。
その夜テレビも付けず、静寂を保ちました。よろよろとお気に入りのダイニングの椅子まで
何とか歩きましたが飛び乗れるはずも無く、座布団を降ろしてやると匂いをかいで
安心したように眠り始めました…

 

手術当日
さすがにうずくまって眠っています
わき腹がげっそりしました

別れ

 つぼちゃん日記 

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「こら〜!」の日々が続きました。
何で怒ってんの?とまん丸な目を見開いてじっと見つめるつぼ。
籠から出してもらえなくなった文鳥、閉めきって換気の悪くなる部屋…
どうしたらいいんだろう… 答えが見つけられず皆ストレスを抱えるようになりました。
そして遂に「温かくなって来たから捨ててきたわ…」
あまりにも残酷な決心を息子にさせてしまいました。

金縛り

雪の舞う1月のある日、熱でダウンした母の目を盗んで
いつの間にか子ども達に飼われていた捨て猫ちゃん。
既に文鳥とリスを飼っているし、おまけにメス!
家の中も外も危険がいっぱいで「どうしたらいいの〜!」
以前profileページに登場した捨て猫のその後のお話です。

「お母さん、ほら可愛いいよ〜!」と私の膝の上に乗せられ、上目づかいに
可愛くひと声泣いてすやすや…今思えば暖房の前でただ快適だっただけかも…
「猫は嫌いや!」と断固反対だった主人にもすりすり甘えて、可愛い首輪を
買わせてしまった不思議な魅力の猫ちゃん。
拾い主の息子につけられた名前はなぜか「つぼ」だった…

あんたの思うつぼ

木登り大好き!
一枚の葉っぱから育てた樹齢18年のベンジャミンに登るつぼ
倒すのはやめて〜!

 

あの初対面の可愛らしさはどこへ行ったやら…
眠っている時以外はすべてがいたずら?
爪とぎを与えても壁はあちこちボロボロ、
カーテン・ファーの付いた衣類・革製品・畳・
陶芸教室で頑張って作った花瓶等、
「割る・壊す・引き裂く・倒す…」
キミは結婚式で使ってはいけない言葉集か?

大工さん

草月流いけ花の制作過程集