花のある玄関

色々初めて体験…

北八ヶ岳縦走に挑む

2005.10.29〜30

草月流いけ花の制作過程集 

蓼科山(2530m)・北横岳(2480m)・縞枯山(2403m)・茶臼山(2384m)

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蓼科山編

「普段運動してるから大丈夫だって!」の友人の言葉に参加してしまったのが運のつき。
自身の最高は御在所の1212mだというにもかかわらず…

初日4時起きで蓼科山の登山口まで向かいました。目の前にそびえる山の
頂上には雲
かかり、計り知れない高さを感じました。 そして
・初めてのカッパ装着。
今回買い換えた大きなリュックを背負い、山に向かい心の中で「お願いします」と挨拶。

果てしなく続く登り道…修行としか思えないつらさ・苦しさ。 人は何でこんな苦しみをあえて
味わうのか?  シンデレラマンを観た時のように「頑張れ、頑張れ」と心の中で叫びながら
何とかついて行きました。
 
「あとの30分は岩場ばかりだからリュックを置いていいですよ」―と指示が出ました。
この時点でリタイアする方出現! 大きな不安を抱きながらも悔いを残したくないからGO!
 
身体が軽くなってお猿さん状態に。 手・足・全身を使い這いつくばってひたすら上へ…
夢中でたどり着いた頂上はまさに
雲の中。 高所恐怖症の私には恐さも見えず
かえって良かったのかも… 


双子山(2224m)編

当日お泊りするヒュッテに到着するには、まだ双子山を越えなくてはいけません。
今振り返るとこの時点が一番きつかった! 決死(?)の蓼科山をクリアした直後で
すでにヘトヘトでした。
 
下りにさしかかった頃にはあたりは真っ暗に! 足元を照らす為初めて
ヘッドランプ
つけました。 技術不足で前の人との距離が離れるたび不安が襲い、滑ったりしりもちを
つきながら走るようについて行きました。 本当に大げさですが「もう死ぬかも…」と
思えるほど体力気力共にギリギリでした。

ヒュッテ編

初めてのお泊り。 30人程の
雑魚寝男性も一緒です。お風呂は無し。
着替えは
掛け布団を頭からかぶり行いました。 消灯は8時。 全身打撲(?)のような
疲労で寝返りも打てません。 4時半起床。 電気はまだつかないので
ヘッドランプを
つけながら簡単に化粧
。出来ればリタイアしたい気持ちで2日目の出発です。

北横岳では蓼科山のような厳しい岩場は無く、もちろん苦しいのですが気付いたら頂上
という感じでした。
 

なかなか山を楽しむ余裕も無く、「あと3つ…あと2つ…」とカウントダウンしながら
歩き続けました。 いよいよクリア出来た時、無事下山させていただきありがとうございました!
と山に向かって頭を下げようやく緊張から解き放たれました (^_^;)

 

2日目北横岳から
蓼科山を臨む

北横岳頂上にて
八ヶ岳を臨んで

北横岳頂上にて
雲海―まさにここは雲の上
何だかふわりと飛べそうです

苔に覆われた木々
もののけ姫の舞台のようで
幻想的でした