「近くて遠い国」といわれる韓国、
サッカー・ワールドカップ日韓大会が始まる前にこの目で見ておきたいと思い、
駆け足のツアーに参加しました。
水田に瓦屋根の風景は日本とほとんど同じ。
おなじルーツをもつ国だと、強く感じました。
ツアーの印象は少しずつお話しするとして、
今回はイムジン河を見てきたことをご報告します。
首都ソウルは韓国でもけっこう北の方にありますが、
ソウルからさらに北に1時間ほど走ったあたりに、
「統一展望台」という施設があります。
そこからは、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)をまぢかに見ることができます。
韓国と北朝鮮(韓国では北韓といいます)をへだてている川が、
イムジン河(臨津江:りんしんこう)です。
これが、私のみたイムジン河です。
あいにくの曇り空で、はっきり写っていないのですが、
右(つまり東)の方から流れてきている川、
中州が写っている川が、そうです。
手前から左奥に向かって流れているのが、朝鮮半島でも最大級の川、漢江(はんがん)です。
ここで、イムジン河が漢江に合流し、この先で黄海に注ぐのです。
中央の奥に、目と鼻の先に見えるのが北朝鮮です。
臨津江 りんしんこう リムチンカン
朝鮮中部の馬息嶺山脈の頭流山(とうりゆうさん)麓(ろく)から発し、漢江に合流して黄海の江華湾に注ぐ川。
全長254キロ、流域面積8118平方キロ。
(以下略、日本大百科全書から)
漢江 かんこう ハンガン
朝鮮中部の川。全長514.4キロ。
流域面積は2万6279平方キロで、鴨緑江(おうりよくこう)、洛東(らくとう)江に次ぐ第三の河。(中略)
ソウルの中心部を貫流、引き続き北西に向かい、臨津(りんしん)江と合流し、江華島付近で黄海に注ぐ。
(以下略、日本大百科全書から)
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