ムラさん通信 第17号

2002年5月20日

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  ザ・サークルのギター弾き「ムラさん」から、 日頃お世話になっている「みなさん」へのお便りです。 ホーム・ページでは十分に伝えられないザ・サークルの近況や、 文化情報、私の雑感などを、随時お知らせします。
メイルでも配布していますので、必要な方はお知らせください。次回からお送りします。
ご意見、ご感想などは、 Eメール でどうぞ。

 本来ならば、さつき晴れのさわやかな季節のはずが、 早くも梅雨かと思わせるうっとおしい天気が続いています。
今日は久しぶりに晴れて気分が良かったですね。
さわやかに第17号をお送りします。

 ◇春のサタデー・サンデー・コンサートに出演します◇ 

 三重県総合文化センターでは、春と秋に、 エントランスで無料コンサートを行っています。

その、春のサタデー・サンデー・コンサートに、 ザ・サークルが出ます。
6月2日(日)で、開演は2時、1時間のミニ・コンサートです。
よろしければお越しください。

 ◇ギターワークショップ第3回◇ 

  ギターワークショップ第3回 をアップしました。

「私を待つ人がいる」という曲を教材に、 これで3回のワークショップが終了しました。
ここまでおつき合いいただいた方、ありがとうございました。

一度これと思って始めたことは、 懲りずに、めげずに続けるのが私の性格です。
次はどんな曲をとりあげましょうか。

 ◇Mayday◇ 

 前号冒頭で、5月1日はメーデーですね、と書いたところ、 次のお便りをいただきました。

「MayDayですが、NHKラジオの英語リスニング入門によると、
船舶、航空機の国際救助信号はMayDayとつづるようで、
「MayDayMayDay」とつづると「助けて助けて」となるようです。」

調べてみますと確かにそうですね。

リーダーズ英和辞典には、
 May・day: n. 《航空機・船舶の, 無線電話による》 遭難救助信号, メーデー.
とあります。

もう少しくわしことが知りたいと思い、百科事典などを調べましたが、 これ以上のことはわかりませんでした。

そこで、 海上保安庁のHPの質問コーナー に、次のような質問を送ってみました。

「《航空機・船舶の, 無線電話による》 遭難救助信号をメーデーというそうですが、 具体的には、どんなものなのですか。
「mayday」と無線を打つのですか。
SOSとはどう違うのでしょう。」

すぐに丁寧な回答が来ましたよ。

「海上保安庁ホームページにアクセスありがとうございます。
メーデーというのは、無線電話(ボイス)の遭難信号です。
MAYDAYはフランス語の「m'aider(=help me)」の発音を英語で表したものです。
「私を助けて」という意味のようなもののようです。

「無線電話による遭難通報の送信方法」
1 メーデー(又は「遭難」)  3回
2 こちらは          1回
3 遭難している船舶の船舶局の呼出符号又は呼出名称 3回
できる限り速やかに下記を送信する
1 「メーデー」又は「遭難」
2 遭難した船舶又は航空機の名称又は識別
3 遭難した船舶又は航空機の位置、遭難の種類及び状況並びに必要とする救助の種 類その他救助のため必要な事項

これは、無線局運用規則に定められています。
また、SOSというのは、モールス無線電信(トン・ツー)の遭難信号です。
今後とも海上保安庁をよろしくお願いします。 」

 要するに、音声の場合は「mayday,mayday,mayday」と3回叫ぶのですね。
フランス語では、「助けて」と聞こえる。 そしてモールス信号の場合は、 短符号と長符号の組み合わせによるSOS(・・・−−−・・・)なのですね。
 いまは、GMDSSというもっと便利な仕組みがあるようです。
海上保安庁のHPをごらんください。

 ◇最近観た映画◇ 

 アカデミー受賞作というので、 連休を利用して「ビューティフル・マインド」を見てきました。 (ビューティフル・マインドのHP)

天才数学者とそれを支える妻の愛などというふれこみでしたので、 よっぽど辛気くさい映画かなと覚悟していったのですが、 意外などんでん返しなど、筋書きも面白くなっていて、 結構楽しめる映画でした。
津のワーナーマイカルでは、5月24日までの上映。

 25日からは「アメリ」が、かかります。 (アメリのHP)
映画専門誌の「キネマ旬報」では、 昨年公開された洋画のベストテンを発表していますが、 第6位にあげられています。
予告編を見ましたが、フランス映画だからでしょうか、 画質なども特徴のあるもので、期待できそうでした。

 最近観たけどまだご報告してない映画。
 「ロード・オブ・ザ・リング」は、 それなりに楽しんできましたが、 本を読んでいない私には、 第1部だけでは、いま一つ良さが理解できませんでした。
映画は3時間と長いけど、お話の途中で終わってしまいますので、 第2部、第3部まで観なければ、何とも言えないと感じています。
実に雄大な景色が映し出されていましたが、 2月26日付毎日新聞によると、 ロケ地は、ニュージーランドだそうです。
延べ15か月にわたり、3本分を一気に撮影したそうですので、 続編に期待しましょう。

 「モンスターズ・インク」はたいへん面白く思いました。
「千と千尋…」、「シュレック」、「モンスターズ・インク」と 面白いと感じた映画を挙げていきますと、 結局私は、アニメ好きなのかもしれません。
 アニメの世界にも、コンピュタ・グラフィックス(CG)が入ってきていて、 「シュレック」と「モンスターズ・インク」は、CGで作られています。
その完成度は高くて、もはやCG特有の不自然さは感じません。
 アメリカのアニメが、CG技術を高める方向で作られているのに対して、 「千と千尋…」は、CGは使っても、あくまでセル画中心。
一旦セル画を描いて、それをコンピュタに取り込んで、 手描きの雰囲気をこわさないように、CG技術を使っています。

 ところで、「助太刀屋助六」が見たかったのです。
県内の映画館は、どこも同じようなプログラムをやっていて、 名古屋まで行かなければ見られないのですね。
スクリーン数は増えたのに、 消費者が選択できるというのには、ほど遠い状況。
やっている中で選ぶほかないのです。
日本映画が少ない。
あさま山荘事件が映画化されて、これはマイカルで上映しています。
この事件には特別な思い出もありますので、見に行ってきましたが、 ご報告はまたの機会にさせていただきます。

「突入せよ!あさま山荘事件」のHPは、 http://www.toei.co.jp/asamasansou/です。

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