徒然なるままに･･･

１月15日(土)

　午前9時過ぎに三重大学へ到着すると、真歩が生物資源の校舎から出てきてくれた。しかし、入室時間が迫っていたために挨拶もそこそこに校舎へ急ぎ足で戻っていく。その姿を見送る各講師の面々。とにかく今まで吸収してきた知識を駆使して、後悔のないように問題を解いてきてくれることを心の中で願う。

午前9時30分。本年度センター試験の開始。科目は英語。直紀、古西、舞といった各講師とともに、いつも通り三重大前のガストにてそれぞれが時計を見やる。

僕が高３でセンター試験を受けたとき、1科目目の試験開始時間は午前10時だった(ちなみに入室時間は午前9時40分)。午前9時前。入室時間のまだ1時間くらいあるのに三重大学に到着。その後は英単語の最終確認をして時間が過ぎていった。午前10時。英語の試験開始。僕は深呼吸をし、瞑っていた目を開け、問題を解き始める。そして、その時の自分にとっては全力を尽くして終了5分前に解き終わる。「全問マークできた」という満足感で一杯だった気がする･･･。

午前10時。試験開始から30分経過。「予定では大問３あたりか？(塾先)」　みんなは順調に問題を解けているのだろうか。

午前10時25分。試験終了まであと25分。「長文問題にぶちあっていることは間違いない時間帯。(古西)」　1問あたりの配点が高い長文の正答率が勝負の分かれ目である。勝利の女神は今どこを彷徨っているのだろうか？

　

1月21日(金)

　高３のセンター結果がほぼ出揃う。今年も８割を超える生徒はいない。やっぱり８割以上の点数を叩くのって難しい。

高３生諸君、これからの約１か月、１日１日を大切にしてください。受験生にとっては怒涛の１か月。志望校に向けて着実に(ココ重要な！)勉強を進めていってください。

　高１・２生諸君、今の時点で今年のセンターやセンターの過去問で何点取れたかというのは、所詮１００ｍ走でいう『追い風参考記録』みたいなもの。勝負はまだまだこれから。慢心することなく、怠けることなく、言い訳することなく、勉強していきましょう。そして、『テストのデータはウソをつかない』ということも付け加えておきます。今の段階から、テスト結果を見てラッキー・アンラッキーを語ることなかれ。

　最後に、『勉強する奴の成績は紆余曲折するかもしれないが結果的には上がる。しかし、勉強しない奴の成績は転げ落ちていくしかない。これは小・中・高校生に共通する。』ということを付け加えておく。

―　中３生の私立高校入試まであと８日　―

１月２８日(金)

　午前2時30分。中学生の部屋には僕と塾先しかいない。2人して本を読んでいる。そして、僕は今、読み終えたところ。

さて、明日から鈴鹿・高田・三重高校の入試が始まる。例年、鈴鹿高校入試の前日に中3の私立高校入試に向けての送り出しが行われる。今年もおそらく行われるだろうが、僕はその時間、その空間に存在することができないので、この場を借りて、中3生のみんなに一言記しておく。