エンジンフルOHというより修理です。
ある日調子こいてウイリーを連発して走ってたら突然!エンジンが
《バラバラ》と今まで聞いた事もない音とともにパワーを失いその後
セルモーターを回してもエンジンは回りませんでした。
ヤッてもた〜
ということで修理する事にしました。
ドンドンドン♪パフ〜パフ〜♪
エンジンOH その2
エンジンOHその3
クランクの組み立てとミッションの組み立て
エンジンOHその4
ジェネレターとプライマリーギヤの組み立て
エンジンOHその5
クラッチと水ポンプの組み立て
エンジンOHその6
スターターモーター組み付け
エンジンOHその7
シリンダー組み付け
バルブの組み立て その1
バルブの組み立て その2
一号機エンジンが焼きついてしまったのでオーバーホールです。
ちなみに23000kmくらいでした。

まず15mm厚位のコンパネでエンジン台を出来れば2個作っておきます。
2個作っておいた方が後々便利ですよ。(#^ー゚)v

1番側のヘッドを開けてインスペルも開け1番側の上死点を出しておきます。

ところがクランクが焼きついている為クランクシャフトがめちゃ固い!
そのうちクランクナットが緩んでしまったため逆方向に回してなんとか
死点をだしました。30分位格闘。
バルブクリアランスも測定しておきます。
ネジは小さい径のものから徐々に対角線状に緩めて外していきます。
まぁ〜基本です。

ヘッドを開けて

シリンダーも外します。

ここまで1時間半位。フゥ〜
クラッチ板を外しました。
なんか二号機エンジンのドリブンと比べると茶色に変色しています。
焼けているのでしょうか?

クラッチホルダー(SST)を用いてクラッチハウジングを外します。

ウォーターポンプのインペラを外します。
サービスマニュアルにはポロと外れるみたいな事が書いてありますが
自分のエンジンは全く外れる気配がありません。

そこで即席のプラーの代用を作って8ミリのボルトを用いて引き抜きました。

やっと抜き取り成功。

ジェネレータープーラーを使ってジェネレーターを引き抜きます。

オイルフィルター、カムチェーンスプロケ、等を外してクランクケースを
SSTを使って2分割します。

ケースは歪まないように細心の注意を払いながら垂直に抜き取ります。

クランクシャフト、ミッションギヤを片方に残すようにします。

しかしクランクがビクともしないいったいどうなってんねん?
クランクベアリングをSSTを使って抜き取ります。

クランクベアリングは結構な姿ででてきました。(T_T)

クランクシャフトを引き抜きクランクシャフトとコンロッドを外しました。
そしたらナント!コンロッドベアリンクのロア側が見当たりません
オマケにキズまるけでよくよくみるとロア側のメタルベアリングがグルっと
180度回転してアッパー側に食い込んでました。(*´Д`)=з
クランクシャフトがオシャカです。69690円チ〜ン。

2番側コンロッドピンベアリングが変形してました。(T_T)
左側が正常なメタル 右側が2番側
潰れてさらに4ミリ程幅が広くなってます。(*´Д`)=з

再度クランクピンの画像


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