シリンダーとバルブの組み立て
シリンダーとバルブの組み付け
まず今回せっかくのフルOHなのでこのさいTL-Rのピストンを組み付けます。
友人のTL−Sオーナー伯爵http://blog.so-net.ne.jp/shoko-no2/もRのピストンを入れて
こ好評だとか。
一応SとRのピストンの違いをメモしておきます。

8gRの方が軽いです。


Rの方がハイコンプです。
フッフッフッ。コレで多少の圧縮比UPで有効馬力をあげる予定。

で、組み付けです。
ピストンリングを入れます。
1stと2stは方向性があるので注意します。
オイルリングの組み立てはスペーサーを入れてから上/下を組み立てます。
ピストンの方向やピストンリングが120度ずれるようマークしておきます。

オイルジェットのOリングを新品に交換。
Oリングにグリスを塗っておきます。

ジットの方向に注意して入れます。

クランクケースの合わせ目に液ガスを薄く塗っておきます。
ノックピンを入れガスケットを入れます。

シリンダーとピストンにエンジンオイルを塗ってピストンリングを折らない様に
慎重に真っ直ぐシリンダーを入れます。
この時ピストンリング1stの合口をIN側に向け順次を120度づつずらして組み付けます。
フロントシリンダーとリヤシリンダーを間違わないようにマークをしておきます。

ヘッヘッヘ。
取り付けました。
ナットを仮止めします。


ヘッドにバルブを組み付けます。
バルブはこのさい新ピンを組みました。

部品を整理します。

スプリングをチェックしておきます。

方向なども確認しておきます。



シートカットを終えたヘッド
鈴鹿で有名な横井エンジニアリングでしました。


SSTを使って組み立てます。

バルブコッタをキッチリ取り付けます。



ヘッヘッヘ!組みました。

ヘッドを組み付ける前にカムギヤのクリアラ
ンスを測定しておきましょう。
まず部品を整頓しておきます。

シャフトに古のガスケットとシムを組みます
このエンジンはNo1もNo2もシムのマークは黄緑(t=1.08〜1.12o)

一旦組み立て規定トルクでシャフトを締めます。

一旦組み立てたらギヤとシャフトの隙間をシクネスゲージで測定します。
ちなみにこのエンジンは0.17mm OKです。

この作業は再びバラします。
計測だけです!
ノックピン、ガスケットを入れます。

テンショナーはNo1とNo2と違うので整頓しておきます。
左がNo2 右がNo1






太いボルトから順次均等に規定トルクで締めていきます。


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