忙しい10月、11月でした。 とうとう、11月は未発行のまま、 師走を迎えてしまいましたが、 まあ不定期刊ということで、 のんびりいきます。 書きかけてあったうちから次の話題を何とか書き上げて、 たぶん今年最後のムラさん通信です。 来年もよろしく。 ○寅さんのおい、満男くん役が結婚 ○ハリポタ、ふたつの史上最高 ○お便り紹介(三谷幸喜) ○夏目漱石、面白いね
寅さん映画で、第27作以来、 さくらの息子、諏訪満男役を務めていた 吉岡秀隆が結婚しました。 吉岡は、「北の国から」に、1981年から出演していて、 こちらは、私は見ていないのですが、 今年9月にテレビ放映された「北の国から2002遺言」で、 内田有紀と共演したのをきっかけに親密になったとのことです。 挙式は、「北の国から」の舞台となった富良野で、 12月7日に行われました。 12月8日付け中日新聞の「通風筒」というコラムによると、 「北の国から」の脚本の倉本聡らの手作りで行われ、 父親役の田中邦衛ら約50人が出席したとのこと。 吉岡秀隆は32才、 第27作「浪速の恋の寅次郎」は、1981年8月の公開ですから、 当時11才だったことになります。 役の満男君は、1969年8月公開の第1作で誕生したので、 第27作では12才、 1992年12月公開の第45作では大学3年生でしたので、 こちらから逆算すると10才、ということになります。 その後、1作ごとに映画とともに成長してきました。 42作「ぼくの伯父さん」くらいからは、 渥美清の病気もあって、準主役を演じるようになりましたが、 不器用な青年役で、恋愛に失敗することでは、 寅さんに負けず劣らずでした。 そんな彼が、 内田有紀というきれいな女優さんと結婚することが、 不器用で心優しい青年たちに、 夢と希望を与えることになればよいと願っています。
ハリー・ポッターの第4巻「炎のゴブレット」の 日本語版は、 10月23日に発売されました。 上下2冊がセットになっていて、3800円。 同日付けの中日新聞によると、 230万セットが出版され、 初版での印刷部数は史上最高だそうです。 また、日本では3巻までで1,234万部、 世界では1億6千万部が出ているそうです。 一方、映画は、 第2作の「秘密の部屋」が11月23日(土)の公開でしたが、 その週末2日間だけで、 観客動員数160万7,958人、興業収入20億5,126万200円 だそうで、これまた日本映画史上最高だそうです。
11月2日に、ご迷惑かもと危ぶみながら、 三谷幸喜脚本、 中原俊監督で映画化された「12人の優しい日本人」の テレビ放映があることをメイルでお知らせしました。 次のような好意的なお返事をいただいて、 ホッとしております。 たいへんおもしろく、また、ためになる映画でした。 ありがとうございました。 パロディの元映画も知らなかったので、 ぜひ観てみたいと思います。 --- --- --- ご承知かも知れませんが、朝日新聞夕刊(隔週?水曜日)に「三谷幸喜 のありふれた生活」というタイトルで連載コラムがあります。 私自身バックナンバーをとってはいないのですが、日常のなかで感じたこと・お こったことをコミカルに、かつ鋭く書かれて、何か心に残るとてもいいコラムです。 このコラムを読んでいるうちに三谷幸喜という脚本家を好きになりました(もちろん 脚本した番組も好きだったということもありますが)。 これからも気が付いたことがあれば、 勇気をもって、 「号外」でお知らせしようかと思っています。
たいへんおもしろく、また、ためになる映画でした。 ありがとうございました。 パロディの元映画も知らなかったので、 ぜひ観てみたいと思います。 --- --- ---
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ご承知かも知れませんが、朝日新聞夕刊(隔週?水曜日)に「三谷幸喜 のありふれた生活」というタイトルで連載コラムがあります。 私自身バックナンバーをとってはいないのですが、日常のなかで感じたこと・お こったことをコミカルに、かつ鋭く書かれて、何か心に残るとてもいいコラムです。 このコラムを読んでいるうちに三谷幸喜という脚本家を好きになりました(もちろん 脚本した番組も好きだったということもありますが)。
お札から消えるからという訳ではないと思いますが、 中日新聞で、この間まで、「坊ちゃん」、 今、「三四郎」を連載しています。 これが結構面白い。 私の親父は夏目漱石ファンで、 若い頃から、「漱石を読め」とよく言われました。 「坊ちゃん」は、 そんな親父が子ども達に、読んで聴かせていた、 つまり読んでもらったという記憶があります。 「三四郎」も読んだという記憶があります。 ほかにも、漱石はひととおり読んだはずです。 「坊ちゃん」は子どもなりに面白かったおぼえがあるのですが、 「三四郎」も他の漱石も、 読めといわれて読んだが、どこが面白いのだろう、 と思っていました。 不思議ですね。 自分が大人になったせいか、 どちらも本当に面白いのです。 皆さんもいかがですか。 お札になるからでしょうね。 最近、樋口一葉について書いた記事が増えてきました。 例えば中日新聞月曜日の夕刊に 「書物の森を散歩する」というページがあって、 出久根達郎が「書物浪漫」というコラムを連載していますが、 このところ、ずっと、樋口一葉です。 一葉は、まったく読んだことないので、 こちらも一度読んでみようかと、思っています。