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エイサーの構成

旗頭(はたがしら)

エイサーの先頭に立ち、その地域の名を記した旗を持ちます。エイサーオーラセーに際しては、自らの一団を誇示するために、さらに高く旗を掲げたり、相手の旗とぶつけ合ったりもします。

太鼓打ち(たいこうち(テークウチ))

エイサーで使われる太鼓は、盆踊りで櫓に置かれるような直径50cmほどの大太鼓(ウフデークー) 鼓のような形をした直径30cmほどの締太鼓(シメデークー片面だけに皮を張った直径20cmほどのパーランクーの3種があります。
地域によってはパーランクーのみの構成のエイサー隊もありますが、倭人は、大太鼓と締太鼓のみの構成です。

手踊り(ておどり(ティモーイ、テーモーヤー))

男性が太鼓を持って踊るのに対し、女性は何も持たずに踊りますが、地域によっては四つ竹(ヨツダケ、ユチダキ)や手拭(ティサジ)、扇など、道具を使って踊る所もあります。男性は太鼓打ちと同様の衣装。女性は袖をまくった絣を着ます。倭人が共演する手踊り隊は舞踊系で、通常のエイサーとは衣装と踊りが違います。

地謡(じうたい(ジカタ、ジウテー))

エイサー隊の先頭または、最後尾で三線を弾き、唄います。主に青年会のOBや地域の名人・老人であったりします。

京太郎、三郎(チョンダラー、サナジャー、サンダー、サンラー)

京太郎は元々は日本本土から渡来した念仏の芸でしたが、古くからエイサーの中の重要な要素でした。これを務める男性は顔面を白く塗り、勇壮な太鼓打ち、優美な手踊りの脇で道化役を演じます。また隊列の整理役なども担うなど、隊の中でのベテランが務めます。


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