巨大な人工池の浴龍池(よくりゅうち)と大刈込を中心とした壮大な庭園である。
上御茶屋の主要建物は隣雲亭と窮邃亭の2棟である。他に池の北岸に止々斎という建物があったが、宝永6年(1709年)に仙洞御所に移築され、天明の大火(1788年)で仙洞御所が焼失した際に失われてしまった。
上離宮の御成門
竹で編まれた塀と共に簡素な中に品位を感じさせる門です。
隣雲亭(りんうんてい)
文政7年(1824年)に再建された、浴竜池を眺望するための簡素な建物で、床(とこ)、棚などの座敷飾りはなく、装飾は欄間の花菱文と釘隠にみられる程度である。
万松塢(ばんしょうろう)
千歳橋
窮邃亭(きゅうすいてい)
窮邃亭
雄滝
御船着(おふなつき)
上皇の船遊びのための船を着ける場所。
隣雲亭から浴龍池
楓橋から浴龍池
西浜