天理教の世界

天理教がお伝えしていること

  陽気ぐらしへの道標

●天理教は、あなたと私の本来の姿を説き、その姿に戻る方法を教えています。人間の成長にたとえると、成人の姿とその成長過程を教えているのです。

●あなたと私の本来の姿とは:親神様という共通の親をいただく兄弟です。兄弟仲良く助け合ってくらすのが人生の目的です。そのために心も身体もつかうのです。

●本来の姿で暮らす生活を、「陽気ぐらし」といいます。

    

●親神様は、あなたと私がこの本来の姿で暮らせるよう日々お働き(守護-しゅご)くださっています。今、あなたと私が生きているという守護、そして、心づかいに対する守護、これが親神様の守護です。

●この本来の姿から私たちを遠ざけてしまうのが私たちの自己中心的な心づかいです。自分の人間としての力を過信し、自分さえよければ人はどうでもいい、という心づかいが、本来の姿を見えなくし、守護にも気付かなくしてしまいます。この心づかいが実は人生を暗いものにしている原因なのです。

●その心づかいを改めるために、つまり本来の姿に戻るためには、人の努力と親神様の力が必要です。

       

●まず、親神様の守護に感謝しましょう。感謝を表わすために、私たちの身体と心を人のため、世の中のために日々惜しみなく使う努力をします。これを「ひのきしん」といい、誰でもがすぐに実践できることです。「ようぼく」という立場の人は、病気で苦しんでいる人に「さづけ」を取り次ぎ、家庭や社会での問題を抱えている人には心づかいの話をして、本来の姿に目覚めていただけるようにお手伝いをします。

●これらの努力を親神様が受け取り、私たち自身が心づかいを改める上に
力を出してくださるのです。

    

●あなたが本来の姿に戻ることを私がお手伝いする、祈る。そのなかに、私自身も同じ姿に戻ることができる。これを「人たすけて我が身たすかる」といい、この積み重ねと広がりが世の中を「陽気ぐらしの世界」に変えていくのです。

●さらに、私たちは、全人類の心づかいが改まって本来の姿に戻れることを親神様に願います。その祈願を「つとめ」を通して行います。この「つとめ」で親神様の大きな力を頂くことができるのです。

●これらの教えを最初に伝えてくださったのが「おやさま」というお方です。

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