当然のことながら、新品のパソコンであっても数年使い込むうちに立派な中古になってしまいます。 そうなるといろいろとメンテナンスも必要になってきます。
また、3Dゲームをやりたいとか、ビデオの映像を編集したいというのは別として、ウェッブ閲覧、メール、オフィス系のアプリケーションなら少し前のパソコンでも十分使えます。 パソコン本体だけでなく、周辺機器も中古で利用価値のあるものもあります。 古くなってしまって、ただのごみ・・なんてもったいないですよね。
ただし、パソコンなどに使われている電子部品にはそれぞれに寿命がありますので、いつまでも使いつづけられるものでもありません。
私が愛用しているマイクロソフト社のトラックボールですが、何年も使い込んでいるうちにボールの動きが渋くなってきました。 赤い大きなボールは3個の小さい金属球で支えられています。 この金属球が磨り減ってしまったためにボールの動きがスムーズでなくなってしまったのです。 ロジテック社のトラックボールには、金属ではなくて、硬度の高い鉱物が使われているようです。 それならと思い、修理に挑戦してみました。
中古商品の相場は刻々下がってゆきます。 一般的に言って、ノート型のものよりもデスクトップ型のほうが安いです。 いくら整備されている商品であっても、中古品ですので、いつ壊れるかわからないという不安もあります。 それでも低価格は魅力ではあります。
最近は、新品でもかなり安い商品がありますので、中古品を選ぶ必要がないかもしれません。
最近は液晶ディスプレイが主流となってきました。 赤みを帯びて表示されるようになったら、そろそろバックライト(液晶画面を裏側から照らしています)の寿命です。 電子工作などの経験、自信のあるかたは別として、修理はプロのメンテに任せましょう。高電圧がかかっている回路がありますので触れる場合は注意が必要です。
液晶ディスプレイもそうですが、ブラウン管ディスプレイは特に危険ですので、内部を掃除したり、分解したりするのはやめましょう。 高電圧がかかっている個所があり、命にかかわります。 内部のメンテには知識と経験が必要です。
使い込むうちに、ファンの回転音がうるさくなったり、変な音がし始めます。 まずは、ファンに付着している埃を取り除いてみましょう。 それでも改善しないなら、ファンを新品に交換するのが一番よい方法ですが、その前に試してみるとよい方法として、ファンのモーター部分に張ってあるシールをはがして、ミシン油などの粘度の低い鉱油を挿してみるというものがあります。 ただし、これは、スリーブ式のファンのみに有効です。 ベアリングはシーリングしてるので油を挿しても意味がありません。 また、CPU用のファンなどの極めて重要なファンはすぐに新品に交換したほうが無難です。
各種の内臓、あるいは外部のコネクター端子の接触が悪くなって故障してしまったように見えるケースはとても多いものです。なんかへんだな〜と思ったら、真っ先にこれを疑いましょう。
デスクトップ型PCなら簡単ですが、ノートとなると困難ですが、定期的に内、外部を清掃しましょう。 故障を未然に防ぐことができます。 私の方法を紹介しましょう。
※ ケースの空気吸い込み口に、通風を妨げない程度にフィルターをつけるのはとても効果があります。 内部に埃がたまりにくくなります。
余談ですが、TVのメンテに・・・なんと丸ごと水洗いをする業者もあるとかないとか。完全に乾かさないとえらいことになりますが。
パソコンはもちろん、デジカメなど電子機器全般に大変重要でありながら、よくは知られていない使用上重要注意事項です。
冬場によく起こります。 冷たい場所で十分に冷え切ったマシンを、暖かな部屋に持ち込むと、内部に露がつきショートして壊れます。 あるいは経年でさびてしまいます。 埃がたまっていればてきめんで壊れます。
対策:冷えたマシンはなにか密閉できるケースに入れたまま、室温になるまで放置してから使う。 あるいは、冷たい場所で使う。 ただし、電池は冷えると使えなくなる場合が多いので、別途暖める必要があります。
さぁ、年賀状をつくるぞ!ってがんばって画像を作って、いざ印刷の段になって・・・あれ・・うまく印刷できない・・・・なんてことありませんか?
インクジェット・プリンターのヘッド(インクを噴出する装置)は、プリンターをしばらく使わないで放っておくとインクが乾いて詰まってしまいます。 ひどい場合、インクヘッドを交換する羽目になります。Epson はヘッドだけの交換はできません、修理扱いになるそうです。Canonはヘッドだけ販売しています。
そういうことにならないように予防する方法があります。
ヘッドリフレッシングをやってももとへもどらない場合、通常はヘッドごと取り替えるか、修理に出すかすることになります。 それなりに費用がかかります。
だめモトで、次の方法を試してみて直ることもあります。 ただし、これをやったからといって直る保証はありませんし、メーカーの保証も効かなくなる恐れもあります。 最悪、更に悪くしてしまう可能性もあります。 すべて了解した上でやってみるのなら・・・ということで、以下にその方法を載せます。
Fujitsu XJ-500 という骨董的インクジェットプリンターを手に入れました。 ご存知HARDOFFというジャンクショップで200円でした。 このプリンターは、用紙を水平にして入れられるので選びました。 用紙を曲げるようにして挿入するタイプのものは改造が厄介です。 内部の様子を見て、機種を選びました。
実際の改造はこちらの別ページにてどうぞ。 多少画像つきで解説してます。 なお、これはジャンクいじりが好きだというかたでないとお勧めできません。 CD-Rメディア印刷に対応したプリンターを購入した方がはるかに綺麗に簡単に印刷できます。
インクジェットプリンターのインクカートリッジは、わりとすぐに交換しなければならないし、純正品はとても高価なので、つい印刷をためらってしまうということもあるかもしれません。 また、インクが目詰まりして印刷がうまく出来なくなってしまった、、とか。 それらを安価に解決する方法があります。 簡単に、確実に綺麗に印刷したいかたにはお勧めしませんがね。
純正品を使用しないと問題が起きるなんて、メーカーの方はいいますが、、、いままで、利用していて問題はおきていません。 パソコンショップなどで詰め替え用のインクを売っていますので、それを購入して、使用済みのインクカートリッジにインクを自力で詰め替えるのです。 多少の手間、テクニックが必要ですが、印刷コストはかなり下がります。
もうひとつ、インターネット通販で特定の商品を購入して詰め替える方法があります。 インクの詰め替えには注射器を使います。 どのメーカーのプリンターであっても、大抵は詰め替え可能です。 ただし、手間、テクニックは更なるものが必要です。 印刷コストが大幅に下がります。 試し刷り、発色調整は必須です。 詰め替え用キット(詰め替え用の注射器のほか、カメラ用のブロワ-などもあるとうまく作業できます)は修理にも使えるでしょう。 チャレンジする価値はおおいにアリ。 なんといっても印刷コストがうんと下がることで、印刷するのが怖くなくなります(^^;
このメーカのインクタンクにはチップが使われていて、インクを使い切ると、その情報がチップに書き込まれてしまい、タンクのリサイクルは困難でした。 現在はチップを書き直すツールも販売されています。 チップそのものも販売されています。
・・とうとうやってしまいました。プリンタは Epson PM-G730 です。INK77の「エプソン6色プリンター(カートリジ゙32型使用) 」です。インク代を考え、詰め替えの手間を考え、廃インクタンクのリセットのことを考えて、結果がこれです。 ネット上ではいろいろと批判もあるようですがいい出来なんじゃないでしょうか、印刷品質もほどほどで、それなりに満足しております。不満な点は、PM-G730 の印刷速度が遅いことです。
この EPSON PM-G730 は、ロシア製の怪しいソフトが使えます。SSC Service Utility という名前です。いわゆる「廃インクタンク」の警告もリセットできます。 Configuration タブの PrinterModel: は EPSON Stylus Photo R220/R230 を選びます。
最近は大手のパソコンショップでも中古のパソコンを販売するようになってきました。 そういうショップは大抵OSはクリーン・インストール済みで、リカバリー・ディスクもついていますので初心者の方にはお勧めです。 後々のことを考えて、、初心者の方は、最低でもCD-ROMドライブ内臓型を選びましょう。
ところが、、出来る限り安く手に入れようと考えると、、そうはいきません。 つまりはOSがインストールされていないノートパソコンに自力で Windows などのOSをインストールしなければならないということになります。
それでも、CD-ROMドライブなんかが内臓していればたいして問題はありません。 CD-ROMドライブから楽にインストール可能です。 専用のリカバリーディスクでなくても、各種のデバイスのドライバーさえ手に入れば簡単といえるでしょう。 リカバリーディスクがあればいうことなし。
Windows 98 などは、FDから起動ディスクで起動して。
windows 2000 以降なら、CD-ROM から起動できます。
ありゃ、、CD-ROMドライブがない、、、、専用ドライブは高価、、さあどうしよう、、、よくあることです。 私自身、このようなケースでOSのインストールをいくつか経験してきました。 FDDからDOSで起動して、PCMCIA NICを認識させ、、ネットワーク越しにインストール、、なんてことも IBM TP365Xでは成功しました。 確かに格好いい方法です。 しかし、それを成功させるためには大変多くの情報、労力が要ります。 それに試行錯誤。 とても初心のかたにはお勧めできません。 中級者以上のテクニックと考えていいと思います。
自力でやるなら、4番目にあるように、パラレルあるいはシリアル経由でインストールイメージをコピーしてから、セットアップするのがおすすめ。 DOSの知識、多少の手間は覚悟してください。 しかし、安全です。 一度やったら、楽なことがわかります。 NECの98シリーズもいけるそうです。
3番目の、マシンを分解して内部の2.5インチを取り出して、別のデスクトップマシンに 3.5->2.5IDE 変換コネクタを利用してつなげて、インストール・イメージ・ファイルをコピーしてからノートマシンに戻して、FDから起動するなりしてセットアップする方法もいいと思います。 メカに強い人にとってはこっちの方が楽かも。 ただし、分解や接続など手間はかかりますし、取り付けを間違うと、、HDDを壊すことになります。 要注意。
外付けのCD-ROMドライブをお持ちなら、、2番目の方法もいいでしょう。 DOSの知識と、多少の手間はかかりますが、オーソドックスな方法です。
上はOSにWindowsを使うという前提で書きました。 それができればいいのですが、Windows自体がリユースでも高価な上、品薄で手に入らないこともままあります。 そこで、OSに Linux (リナックスとか、リヌクスとか読みます)を選択するという方法もあります。 WORD,EXCELでなくてOpenOffice! しかし、これらは容易に手に入り、コストはかからないものの、知識とテクニックは中級以上のものが必要です。 ノートパソコンにインストールする場合、各種デバイスドライバーがそろわないこともあり、あってもなかなかうまく動かないとか、、ですので、Linuxで動作するという実績報告のあるマシンに導入することをお勧めします。
低スペックのマシンだと、、Windows98やらMEやら、、使いたくても動きが遅くて、、なんてお困りのかた、、大丈夫! USBなど機能はそのままでWindowsが軽くなる方法もあります。 保証があるわけじゃないが、、実際やってみて、いい感じです。 98LIte体験レポート すばらしい!
普段使いにはあまりに非力となってしまったパソコンを、なんとかもう一度使えな いかと思い、調べて、試してみました。
Linuxは、スペックの低いマシンでもらくらく動くらしいです。
フロッピーディスク一枚で起動できるCATV 用のルーターとして利用しようというものです。OS は Linux です。詳しくは関連 ウェッブサイトにてどうぞ。
マシン : TOSHIBA J3100 SVX (CPU:486DX2 66) BIOSでDOS/V モードに設定
、、、 500円でした、、
NIC (イーサネットカード) : ISA (Linux で動作確認の取れているもの) 2枚
[NE2000 Compatible] 、、、ジャンクで一枚200円
LAN ストレートケーブル
HUB [Corega HUB5PL]
フロッピーディスク 1枚 別途、フロッピー作成用、動作確認用パソコン( クライアントマシン)
floppyfw.exe をダウンロード、 フォーマット済フロッピーディスクを入れて実行する。
マシンにNIC を差し込む。(念のため1枚ずつ別々に行なう方がいいかも。)
NIC付属のセットアッププログラム (なければメーカーのサイトからドライバー
などをダウンロードするとよい)でIRQ,IO を設定する。 値をメモする。(参照)
作成したフロッピーディスクの中の SYSLinux.CFGを編集する。(メモ帳などの
エディターで)
append initrd=initrd.gz root=/dev/fd0 ether=irq0,io0,eth0 ether=irq1,io1,eth1 |
(irq0,io0 はeth0 のIRQ,IO を、irq1,io1 はeth1 の IRQ,IO を記入する。)
eth0 は一枚目のNIC 外とつながるカード、eth1 は2枚目のNIC 内側のである。
詳しくは、Linux Ethernet-Howto を参照。
DHCP 利用なので、設定はほとんど要らない。
作成したフロッピーの中のCONFIG を編集、または確認。
OUTSIDE_IP=DHCP OUTSIDE_DEV=eth0 INSIDE_IP=192.168.1.1 INSIDE_DEV=eth1 INSIDE_NETMASK=255.255.255.0 INSIDE_BROADCAST=192.168.1.255 OPEN_SHELL=y ONLY_8M=y USE_SYSLOG=n SYSLOG_FLAGS="-m 360" |
フロッピーから起動するように設定する。
ハブにつながっている別のマシンは、「IPアドレスを自動的に取得」「WINSの解決をしない」「DNSを使わない」「ゲートウエイを削除」に設定。
---------- | J3100 | | | | [NIC eth0]=========[ Cable Modem ]==========The Internet | | [NIC eth1]==========(UpLInk)[ HUB ](port )=========[クライアントマシン] | | ----------
( ============= : LAN ストレートケーブル)
クライアントマシンから接続してみる。
Windows98 などの場合、winipcfg で IP アドレスを取得するなど、、
ジャンクで機材をそろえれば、数千円で完成するでしょう。作業は思ったより簡単でした。
マシン : DOS/V マシン[ TOSHIBA J3100 SVX (486DX2 66) BIOSでDOS/V モードに設定
Debian Linux の ftp サイトから必要なファイルをダウンロードする。
ftp://ftp.jp.debian.org/debian/dists/ptato/main/disks-i386/current/images-1.44/
以下の各ファイル
base-1.bin ~
base-11.bin
driver-1.bin
~ driver-4.bin
root.bin
rescue.bin
ftp://ftp.jp.debian.org/debian/dists/potato/main/disks-i386/current/dosutils/
rawrite2.exe
作成 (フォーマット済のフロッピーディスクを入れて)
c:>rawrite2 -f rescuebin -d a [ENTER] |
| Memory | * | Extended (この項目の値を最大値に変更する。)
save してから、インストールディスクを入れてリブートする。
あとは画面の指示にしたがって順番にフロッピーディスクを入れてゆく。詳細は次
回。
使用カード : ISA NE2000 Compatible フォーマット済のフロッピーディスクを入れて、Windows98のDOSプロンプトから
c: sys a: [ENTER] |
(a ディスクにDOSシステムを作成)、とやります。 |
NICに付属しているDriver Diskette からセットアッププログラム を同じディスクにコピーする。
NICをISAスロットに差し込み、作成したディスクでJ3100をブートして、
c: setup [ENTER] |
(それぞれのセットアッププログラムでコマンドは異なる。) ("c:"ってのも違う。) |
I/O ports, IRQを設定する。
一旦電源を切り、今度は、Debian Liunxをブートして、rootでログイン
/etc/modules.confに以下を追加する。
aLIas eth0 ne options ne io=0x*** irq=* (先程設定したI/O,IRQの値を入れる) |
$ modprobe eth0 [ENTER] |
ifconfig eth0で確認する。
floppyfw
floppyfwはノルウェーのトーマス氏が公開しているものです。このすばらしい
パッケージの恩恵を受けることができました。あらためて敬意を表するとともに感
謝したいと思います。
日経
Linux
など、など、、サーチエンジンで「floppyfw」と、入力すればいっぱいでてくると
思います。
DebianGNU-Linux
本山です。