Windows をクリーン・インストールする


中古のノートパソコンを買ったが、OSが入っていないとか、、使い込むうちに不具合が起きてWindows をインストールしなおさなきゃならない。 あるいは、別ヴァージョンのWindowsを入れなおしたい。 そういうときにはCD-ROMドライブが内臓されているのなら簡単にOSをインストールできます。

しかし、特に旧型マシンでCD-ROMドライブが内蔵されていない場合、話はそう簡単にいきません。 別のページに記したとおり何通りかの方法でインストールすることが出来ます。 メーカー純正の外付けドライブをお持ちなら話は別ですがね、、

最近のマシンではUSB機器も利用でき、比較的簡単にクリーンストールができるようになっています。

* 目次

  1. クリーンインストール前の作業
  2. ハードディスクをパーティションに切り分けて使用することを検討
  3. インストール方法 (以下のいずれかを選択できる)
    1. PCMCIAカード接続ポータブルCD-ROMドライブを使う 
    2. RemoteDisk を使う (パラレルポートにインターリンク・ケーブルをつないで使用する)
    3. HDDをUSBで接続するアダプタを使用する方法

1. クリーンインストール前の作業

2. ハードディスクをパーティションに切り分けて使用することを検討

人によって、意見は様々ではありますが、、、、私は一台のHDDをいくつかのパーティションに区切って、それぞれ C:\にシステム、D:\にプログラム、E:\にデータと、整理して入れるようにしています。 そうすることによって、スキャンディスクなどにかかる時間を短くできます。 大容量のHDDならやってみてもいいでしょう、一度お試しあれ。 ・・・よくわからないかたは、パーティションはひとつに、、つまり C:¥ だけにしといたほうが無難です。

Windows をクリーンインストールするとき、事前に「FDISK」(エフディスク)という DOSアプリケーションでパーティションの切り分け作業が出来ます。下のほうに少し詳しくあります。

※ MS Officeなどのようなシステムと密接に連動して動作するプログラムはシステムがはいっている C:\ ディスクにインストールしましょう。 

3. インストール方法

  1. PCMCIAカード接続ポータブルCD-ROMドライブからインストールする  HDDはマシンに内蔵したまま
  2. RDISKを使ってインストールする  HDDはマシンに内蔵したまま
  3. HDDをUSBで接続するアダプタを使用する方法  HDDはマシンからはずします

3-1  PCMCIAカード接続ポータブルCD-ROMドライブを使う

内臓CD-ROMドライブはないが、PCMCIAカード接続のポータブルCD-ROMはあるというばあい、どのようにしてOSをクリーン・インストールするのか、その手法です。 マシンごとに設定が異なり、そのたび専用の起動ディスクを製作しなければなりませんので、ハードルはかなり高いです。

ここでは、FDD から DOSを起動して、PCMCIAカードに接続されたポータブルCD-ROMドライブを用いてOSをクリーン・インストールする方法を紹介します。 つまり、HDDはマシンに内蔵したまま、PCMCIA IDE カードを DOS から認識させて、更に CD-ROM ドライブを動作させるために、手間をかけます。 これを応用すれば他のメーカーのマシンでも可能になる場合があります。 HDDをはずすことがない分、分解の手間と故障などのリスクは低い方法です。

また、ここではインストールイメージをいったん、HDDにコピーしてからインストールする方法を記述しています。 こうすると、あとで何かをインストールするたびにリカバリディスクを入れろと、パソコンにいわれないで済みます。 ただ、HDDの容量に余裕がない場合は、クリーンインストール後、インストールイメージは削除するしかありません。

3-1-1  IBM ThinPad 560E + IBM CD-20X の例

用意したもの

準備

IBMのサイトから、HRP209.EXEをもらってきます。 サポート&ダウンロード > ドライバー から。

  1. 一枚目のフロッピーディスクをFDDに入れて、フォーマット、それからHRP209.EXEを実行。
  2. すると実行ファイルの内容がフロッピーディスクに解凍されます。
  3. 内容をすべてデスクトップにコピーしておくと便利です。(コピーしたら、もうこのディスクは要りません。)

更に、20x_101.EXEももらってきて、実行します。 これは実行ファイルのあるフォルダに解凍されます。

起動ディスクの用意

  1. デスクトップマシンの FDD にフロッピーディスクを挿入し、フォーマットして、通常どおり起動ディスクを作成します。(別の方法もあります) インストール用ディスクと名前を書いておきましょう。
  2. 出来上がった起動ディスクの内容のうち以下のファイル以外は削除可能です。 ある程度削除しないと、あとから必要なファイルをコピーするのにディスク容量が足りなくなります。 下のリストのファイルがなければ、Windows から探して、コピーします。 必要なファイル名で検索しましょう。
  3. 準備の項で出来たファイルのうち以下のものをインストール用フロッピーディスクに追加コピーします。
HRP209.EXE PCカード・ディレクターから
20x_101.EXE セットアップ・ディスケット V1.01から

config.sysの編集

インストール用フロッピーディスクのなかの config.sys というファイルをノートパッドなどのエディタで開き以下のように記し上書きします。 他の記述は要りません。

DOS=HIGH,UMB,AUTO
FILESHIGH=50
BUFFERSHIGH=50
FCBSHIGH=1,0
LASTDRIVE=Z

SHELL=A:\COMMAND.COM A:\ /P /E:1024
DEVICE=A:\HIMEM.SYS /VERBOSE
DEVICE=EMM386.EXE RAM /X=C800-CFFF /VERBOSE

DEVICEHIGH=BILING.SYS
DEVICEHIGH=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICEHIGH=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICEHIGH=JKEYB.SYS

DEVICEHIGH=A:\IBMDSS01.SYS
DEVICEHIGH=A:\IBMDOSCS.SYS
DEVICEHIGH=DICRMU01.SYS /MA=C800-CFFF
DEVICEHIGH=$ICPMDOS.EXE
DEVICEHIGH=AUTODRV.SYS

DEVICEHIGH=PCMCD20X.SYS /I:10 /P:260 /D:PCMCD001

AUTOEXEC.BATの編集

同じように、インストール用フロッピーディスクの中の AUTOEXEC.BAT というファイルを編集します。 他の記述は要りません。

@ECHO OFF
LH MSCDEX.EXE /D:PCMCD001 /L:E

とだけ記します。

ノートマシンを起動します

作成したインストール用ディスクを ノートマシンのFDDに入れて起動します。 うまくゆくとCD-ROMディスクが E:\ として認識されます。 

パーティション削除と作成

パーティション(仕切り) を切る作業を実行します。 ※ これを実行するとハードディスクの内容はすべて消えてしまいます。 つまり、、再インストールに成功しない限りもう永遠にWIndowsは起動しなくなるということです。 こころしてかかってください。 詳細は他所でねhttp://homepage2.nifty.com/winfaq/fdiskhowto.html

  1. A:\>FDISK [ENTER] FDISKを起動します。
  2. 大容量ディスクのサポートを使用可能にしますか (Y/N)....? [Y] FAT32 ファイルシステムを作る場合は Y のまま [ENTER] 、FAT16 ドライブを作る場合は、N キーを押したあとで [ENTER] 通常はFAT32でいいでしょう。
  3. Microsoft Windows 98
    ハードディスクセットアッププログラム
    (C)Copyright Microsoft Corp. 1983 - 1998

    FDISK オプション

    次のうちからどれか選んでください:

    1.MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを作成
    2.アクティブな領域を設定
    3.領域または論理 MS-DOS ドライブを削除
    4.領域情報を表示
    5.現在のハードディスクドライブを変更

    どれか選んでください:[1]

    くどいようですが、これやったらもう元へは戻せません。

    ここでは、領域または理論 MS-DOS ドライブを削除の「3」を選び [ENTER]
     とにかく全部消す。
     そのあと[ESC]キーでもとの画面までもどる。
  4. [1] MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを作成 を選びます。
  5. MS-DOS 領域または論理 MS-DOS ドライブを作成

    現在のハードディスク: 1

    次のうちからどれか選んでください:

    1.基本 MS-DOS 領域を作成
    2.拡張 MS-DOS 領域を作成
    3.拡張 MS-DOS 領域に論理 MS-DOS ドライブを作成

    どれか選んでください:[1]

    Windows は基本領域にインストールしなければならないので、
    [ 1] を選んで基本 MS-DOS 領域を作成します
    ドライブチェックがあって、しばし、、、
  6. 基本 MS-DOS 領域を作成

    現在のハードディスク: 1

    基本 MS-DOS 領域に使用できる最大サイズを割り当てますか
    (同時にその領域をアクティブにします)(Y/N)..............? [N]

    パーティションを切り出さないなら、[Y]のまま、
    パーティションを切り出すなら [N] で [ENTER]
    ドライブチェックです。
  7. 基本 MS-DOS 領域を作成

    現在のハードディスク: 1

    ディスクの総容量は xxxx Mバイトです. (1 Mバイト=1048576 バイト)
    領域に割り当て可能な最大領域は xxxx Mバイト(100%) です.

    領域のサイズをMバイトか全体に対する割合で(%)入力してください.
    基本 MS-DOS 領域を作ります..................................:[xxxx]

    必要な容量を入力し [ENTER]
    いわゆる Cディスクを用意したわけです。
  8. さらに他にパーティションを作るなら、「2.拡張MS−DOS領域を作成」 を選択して、基本領域と同じように領域を確保する。 さらに拡張MS-DOS領域内に 「理論MS−DOSドライブ」を作成し、Windows側から使用できるようにする。
  9. アクティブな領域を設定

    現在のハードディスク: 1

    領域   状態   種類  ボリュームラベル  Mバイト  システム  使用
    C: 1       PRI DOS         wwww  FAT32   50%
      2       EXT DOS         yyyy        50%

    ディスクの総容量は xxxx Mバイトです. (1 Mバイト=1048576 バイト)

    アクティブにした領域の番号を入力してください...............: [1]

    アクティブな領域を確保します。
    この場合は、C: 1 PRI DOS
    領域番号[1]
    [ENTER]
  10. [ESC]キーを何度か押して、FDISKを終了させて、スイッチなどを押しマシンを再起動します。

フォーマット

A:\>FORMAT C: [ENTER] Cディスクをフォーマットします。

ディスクのチェック

ディスクに故障がないかチェックしましょう。 スキャンディスクなどを実行します。

イメージのコピー

A:\>MKDIR C:\WINSETUP [ENTER] MKDIR というコマンドを使用して、C ディスクに「WINSETUP」という名のフォルダを作成します。
A:\>XCOPY/E E:\*.* C:\WINSETUP 「ENTER] ドライブ E (セットアップCD-ROM) のセットアップ・イメージを丸ごとコピーします。

時間がかかります。

セットアップ

A:\>C: [ENTER]
C:\>C:\WINSETUP\SETUP [ENTER]

ものすごく時間がかかり、、インストールが進行します。 表示にしたがって、何度も再起動するしかありません、、これはMS Windowsの仕様です。、、、フロッピーディスクは忘れずに抜き取りましょう。

各種デバイス・ドライバーのインストール
その設定

メーカサイトからもらってきた、該当するヴァージョンの Windows 用の各デバイス・ドライバーをインストールし、設定します。

3-1-2  IBM ThinkPad 240X + CD-20X の例

OSがWindows2000Pro となると、上の560Eの例のようにはいかない部分があります。 MS-DOSモードのままではセットアップできません。

用意したもの

準備

起動用ディスクの製作

基本的な作り方は上を参考にしてください。 日本語環境はうまくないですので、使いません。下に例を挙げておきます。 上の例とは異なる部分がありますのでご注意ください。

config.sys の例
device=himem.sys /testmem:off
REM device=EMM386.EXE NOEMS NOVCPI D=256
DEVICE=EMM386.EXE NOEMS X=D000-D7FF
DOS=HIGH,UMB
FILES=75
BUFFERS=25
SHELL=COMMAND.COM /P /E:512
LASTDRIVE=Z


DEVICEHIGH=SMARTDRV.EXE
DEVICEHIGH=ANSI.SYS
DEVICEHIGH=CARDXTND.SYS
DEVICEHIGH=SSCBTI.SYS /numada:1 /ada1skts:1
DEVICEHIGH=CS.SYS
DEVICEHIGH=CSALLOC.EXE
DEVICEHIGH=ATADRV.EXE
DEVICEHIGH=A:\CARDID.SYS A:\cardid.ini

DEVICEHIGH=PCMCD20X.SYS /D:PCMCD001

Autoexec.bat の例
LOADHIGH MSCDEX.EXE %EMS% /K /D:PCMCD001

インストール用のフロッピーディスク製作

ディスクに少し手を加えるだけで、ノーマルの Windows9x 起動ディスクが使えます。 日本語環境が整っていないといけません。

Config.sys に追記する例
DEVICEHIGH=A:\SMARTDRV.EXE

インストール作業

  1. 起動用フロッピーディスクで起動して、OSインストールイメージをまるごとHDDにコピーしておきます。時間はかかります。日本語は文字化けします。
  2. コピーし終えたら、インストール用ディスクに入れ替えて再起動します。
  3. インストールイメージがあるフォルダの「i386」に移動して「winnt」とタイプして[ENTER] インストールが始まります。
  4. ファイルシステムはNTFSをお勧めします。 フォーマットします。

3-2 Remote-Disk (RDISK) を使う

内臓CD-ROMドライブがないし、ポータブルCD-ROMドライブもない場合にどうやってOSをクリーン・インストールするかという問題に対する答えのひとつです。 パラレルポートがあれば、どんなマシンでもほぼうまく行きます。

旧式の、、(^^;パソコンには大抵ついているパラレルポートやシリアルポートに、インターリンクケーブルというものをつなぐことによって、二台のパソコンの間でデータの読み書きができるようにします。 データの転送には結構時間がかかり、シリアルポートでは、よりいっそう転送速度が下がりますのでパラレルをお勧めします。 まぁ、こんなすばらしいアプリケーションを無料で使わせてくれる会社に感謝!!

また、HDDはマシンに内蔵したままインストール作業を行えますので、上と同様、分解の手間、故障のリスクは低い方法です。

注意点

windows のDOSプロンプトからも動作するという記載もありますが、うまくゆきませんでした。 MS-DOSをFDDから起動して、実行するのがかたいようです。

RDISKはMS-DOSのヴァージョンが違うといって動かないことがあります。 無理やり動かすことが可能で、、そのためには少々小細工が必要です。

BIOS でパラレルポートの使用法を設定しないとうまくゆかないものもあります。 DELLなど。

用意したもの

Remote-Disk (RDISK)

有限会社フューチャーウェイブからもらってきて、適当なところに解凍しておきます。 フォルダのなかの「pioibm.com」と「rdisk.com」だけ使いました。

最新ヴァージョンは6.00です。 オプションコマンドが変更されています。 PC-DOS用のパッチもあります。 詳細は公式サイトからどうぞ。

起動用ディスクの作成

Windows98 上で操作を行ったので、いろいろと面倒な手続きも必要でした。 

上の例のごとく、やっつけます。 今回は、以下のファイルは削除します。 ディスクに余裕があるなら、、FDISK,FORMAT,SCANDISK はあってもいいですね。

そして、以下のファイルをコピーしました。

CONFIG.SYSは次のとおり

DOS=HIGH,UMB,AUTO
FILESHIGH=50
BUFFERSHIGH=50
FCBSHIGH=1,0
LASTDRIVE=Z

SHELL=A:\COMMAND.COM A:\ /P /E:1024
DEVICE=A:\HIMEM.SYS /VERBOSE
DEVICE=EMM386.EXE RAM /X=C800-CFFF /VERBOSE

DEVICEHIGH=BILING.SYS
DEVICEHIGH=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICEHIGH=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICEHIGH=JKEYB.SYS

DEVICEHIGH=SETVER.EXE

前作業

  1. マシンB(クライアント)であらかじめ、HDDのパーティション切り出し、フォーマット、スキャンディスクを実施しておきます。
  2. あらかじめ、マシンA(サーバー)にインストールイメージ全体をHDDに丸ごとコピーしておきます。(XCOPY)
  3. マシンA(サーバー) に PIOIBM.COM と RDISK.COM をコピーしておきます。 パスを通しておくと便利です。
  4. マシンA、マシンBの双方のパラレルポートをインターリンクケーブルでつないでおきます。 起動に使うFDDをつなぐ必要があるならそれも。

小細工

マシンA(サーバー)で、、、

C:\WINDOWS>SETVER DRISK.COM 6.00  [ENTER] RDISK を起動したときに、MS-DOS のヴァージョンを6.00だと言ってごまかすようにします。

再起動します。

マシンB(クライアント)で、、

A:\>SETVER RDISK.COM 6.00   [ENTER] 上に同じ

再起動します。

RDISKで通信

  1. 先にマシンA(サーバー)をDOSで起動します。
  2. C:\DRISK\>PIOIBM    [ENTER] パラレルポートのドライバーを起動します。
  3. C:\DRISK\>RDISK /MS   [ENTER] RDISK をサーバーモードで起動します。
  4. 続いてマシンB(クライアント)をDOSで起動します。
  5. A:\>PIOIBM    [ENTER] パラレルポートのドライバーを起動します。
  6. A:\>RDISK /MC   [ENTER] RDISK をクライアントモードで起動します。

これで、ノートマシンB(クライアント)から、ファイルを操作することができるようになりました。

イメージのコピー

作業は、ノートマシンB(クライアント)で行います。 マシンBからは、マシンA(サーバー)の C:ディスクはG:として認識したとします。 また、インストールイメージはマシンAの C:\win98 にあるとします。

  1. A:\>mkdir C:\win98  [ENTER] マシンB の C: ディスクに win98 というディレクトリを作成。
  2. A:\>XCOPY G:\win98\*.* C:\win98 /E  [ENTER] この C: はマシンB のC:ディスクです。

すごく時間がかかります、覚悟しましょう。

終了のさせかた

マシンB(クライアント)

A:\>RDISK /r  [ENTER]
A:\>PIOIBM /r  [ENTER]

マシンA(サーバー)

C:\DRISK\>RDISK/r   [ENTER]
C:\DRISK\>PIOIBM/r   [ENTER]

あとは上のとおんなじ

参考LINK

3-3  HDDをUSBで接続するアダプタを使用する方法

これも、光学ドライブが内蔵されていないノートマシンなどにWindowsをインストールする方法のひとつです。上の方法とはちがい、HDDをノートマシンからはずして、別のマシンにUSBアダプタを使ってつなぐという手段をとります。

場合によってはノートマシンの分解も必要になりますので、ハードルが高く、故障などのリスクもありますが、慣れれば一番手っ取り早い方法でもあります。

USBアダプタを使わなくても、2.5->3.5inch変換アダプタなどを使用し、直接PATAケーブルへつないでも同様にインストールできます。

用意するもの

作業

  1. インストールしたいノートマシンのHDDをはずし、別のPCにUSBアダプタなどでつなぐ。
  2. HDD(A)に対して、パーティションをふたつ作る。P1,P2
  3. ふたつともFAT32でフォーマットする。(※Windows2000pro、WindowsXPをインストールする場合NTFSは不可)
  4. P2にOSインストールイメージをすべてコピーする。xcopy D:\*.* I:\ /E
  5. DOS起動できるFDを用意。smartdrv.exeを入れておく。または、P1にDOS起動できるように施しておく。
  6. ノートマシンにHDDを戻し、DOS起動できるFDで起動する。
  7. HDDを戻したノートマシンで、P2つまりd:\i386\へ移動し、winnt.exeを実行する。

備考


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