三重県で地域情報リーダーの養成講座を修了し、特定非営利活動法人DCs地域情報化推進センターの認定(2001年227名)をうけた三重県民「IT教師/地域情報リーダー」は、「地域で持続的にIT教育を行い、地域に根付いたIT社会を支える人材」として、各市町村主催の「IT基礎技能講習」などで県民講師として講習経験を積んだり、ホームページ制作や地域でのITアドバイザーとして活躍されています。今年度も継続して養成・認証していきます。
市町村IT講習会で活躍する「IT教師/地域情報リーダー」

(北川正恭三重県知事)
【メッセージ】
現代は緊張感の高い社会ですが、ITによる豊かさを多くの人が実感できるような社会へと変革していかなければならない。
三重県内のIT教師/地域情報リーダーの方々、NPOの方々の活動に期待しています。ITでエンジョイすることを多くの人に伝えてください
      http://iteasy.dcs.gr.jp/guest/topics/020209.html

(平成14年2月9日の三重県「IT教師/地域情報リーダー」大会にて)

地域のことは地域で、専門的なことは専門的に・・・
地域の情報化支援策は、その地域に住んでいる人たちだからこそ取り組める面もあります。みえIT市民会議では、普段からIT・地域情報化、ネットワークづくりなどに取り組まれているNPOや「IT教師/地域情報リーダー」のなかの有志が自主的に集まって地域部会を構成。そして、その地域部会は、地域のNPOや行政、企業・団体との開かれた協働(オープン・コラボレーション)をはかって、いろいろな取り組みに挑戦しています。
●2001年養成・認証の
   「IT教師/地域情報リーダー」は、
【自主的な地域運営を〜地域部会の設置

地図上の部会名をクリックしてください。
■北勢地域(桑名・員弁圏、四日市圏)44名
■鈴鹿・亀山地域(鈴鹿・亀山圏)22名
■中南勢地域(津・久居圏、松阪・紀勢圏)74名
■伊勢志摩地域(伊勢志摩圏)22名
■伊賀地域(伊賀圏)38名
■東紀州地域(尾鷲圏、熊野圏)27名

  ●紀北(尾鷲)県民局で行われている会合
   〜地域のみんなでポータルサイトづくり
みえIT市民会議における地域の区分は、「三重のくにづくり宣言」での9つの圏域に従い、次のように展開いたします。
●北勢地域(桑名・員弁生活創造圏+四日市生活創造圏)
●鈴鹿・亀山地域部会(鈴鹿・亀山生活創造圏)
●中南勢地域部会(津・久居生活創造圏+松阪・紀勢生活創造圏)
●伊勢志摩地域部会(伊勢志摩生活創造圏)
●伊賀地域部会(伊賀生活創造圏)
●東紀州地域部会(尾鷲生活創造圏+熊野生活創造圏)

【個人の可能性を〜専門部会の設置
 ●昨年行われたイベントで、デジカメ撮影を
担当する「IT教師/地域情報リーダー」
三重県の生活創造圏をとらえた「地域部会」と平行して、取り組むべきテーマ・ミッション(事業)別にみんなで研究・検討する「専門部会」を設置しています。個人の感性や夢、可能性が、地域やさまざまな課題・テーマにチカラを発揮します。地域・専門部会とも、平素はメーリングリストや掲示板などで意見交換、課題検討をしています。そして、「IT教師/地域情報リーダー」だけでなく、県民や行政、団体・企業のひとたちともオープンに協働し、さまざまなテーマ・課題に対して、みんなで考え、取り組み、創造していくことを基本にしています。

●熊野古道のてっぺんにある句碑を撮影・・・ひと苦労でした
2001年には、「IT教師/地域情報リーダー」たちが取材・制作して、三重県のインパクパビリオン「ミレニアム俳句〜松尾芭蕉」などで活躍されました。そのイベントレポートなどは、現在の「俳句のくに・三重」にてご覧いただけます。三重県の文化や風土は誰が語り、受け継いでいくのか・・・デジタルアーカイブを考え取り組みます。

デジタルコミュニティズのひろがり〜三重県から全国へ

「みえIT市民会議」は、三重県のIT・地域情報化テーマに、市民感覚とNPOネットワークで取り組みます。
また、デジタルコミュニティズ(DCs)の広がりにより、全国との情報とノウハウの受発信に取り組みます。 

みえIT市民会議では、「IT教師/地域情報リーダー」や各地域に根ざしたNPOが事業遂行のためのプロジェクトチームとして「地域部会」を構成しています。また、地域単位ではとらえられないテーマに対しては「専門部会」として、研究・検討そして実行していきます。基本的には、「IT教師/地域情報リーダー」認証の県民のひとたちが中心となって組織しますが、オブザーバーや、また、この取り組みに関心のある県民や関係者の方々が部会で活躍されることもできます。
●「特定非営利活動法人DCs地域情報化推進センター(有馬朗人・理事長)」http://www.dcs.gr.jp/ 
 2000年10月 内閣府(旧・経済企画庁)認証のNPO法人。全国20余のNPOサポートセンターをネットワークで結び、 地域主導でデジタルデバイドの解消や市民参加型の政策形成などに取り組んでいます。
「デジタルコミュニティズ」とは、「情報通信ネットワークを活用することにより行政や住民が距離や時間の隔たりを意識することなく、情報を自発的に受発信し、多様な交流を行うことにより、地域や行政区、そして国を超えたところで複合的にできあがるコミュニティ」のことです。
全国でも同じように展開されています

 【14年度「みえIT市民会議」運営委員会】
●委  員  長 井田 輝門  (市民情報ネットワーク すずかのぶどう 代表)
●副 委 員 長 伊東 俊一 (特定非営利活動法人いせコンビニネット 理事長)
●副 委 員 長 伊藤 登代子 (NPO・あいむネット 代表)
委 員 (経理担当) 辻本 晴美 (特定非営利活動法人 地域づくり考房みなと 常務理事)
●オ ブ ザ ー バ ー 森西 宏巳 (三重県生活部NPO担当)
●事 務 局 長 太田 正人 (特定非営利活動法人 平成・伊賀@LAN 代表理事、DCs三重事務所長)
●事務局長補佐(総務担当) 原田 真実 (DCs地域情報化推進センター三重事務所)
NPO・みえIT市民会議 
発足/2002年2月9日(設立準備委員会)   設立日/2002年4月1日
【みえIT市民会議 事務局】 
  〒514-0131三重県津市あのつ台4丁目6−1(中勢北部サイエンスシティ) 
あのつピア 1階1号室  DCs三重事務所内
  TEL 059(236)−5162  FAX 059(236)−5163   
  お問い合わせは事務局(mie-office@dcs.gr.jp)まで

トップあいさつ|概要|活動記録設置規定地域・専門部会IT講習報告リンク集 || mail to 事務局
(c)2002 digital communities/mie conference All Rights Reserved