株式会社赤塚空調設備は、家庭用・業務用のエアコン設計・施工を専門とする施工会社です、 三重県電気工業登録店（三重県知事登録第 28-282号） 産業廃棄物処理運搬業（第 02404193238号）
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技術的雑談 Technical chat
建築上、建物の真柱（間柱）は３尺（910ｍｍ）か、メーターモジュール（１ｍ）間隔で入っています、エアコンの室内機を取り付ける場合、この柱の内側に納まる様に殆どの機種が、横幅７９ｃｍ以内に設計されています、なのでこの間柱に直接固定するパターンは少ないんです。
木造の場合は間柱の中心に、１寸半の柱が入っていますので、この木には固定できます。
横サンに関しては天井面から、１尺（303ｍｍ）間隔で入っているので、室内機を取り付ける高さに合わないので、まず固定できません。
近代建築の壁や天井の内貼りは、殆ど石膏ボードが使われています、室内機を取り付けるには強度が全然足りません、新築時エアコン取付け用の補強が入っている住宅メーカーも有りますが、古めの住宅、アパートやマンションなど、補強が入っていない無い所も多々あります。
そこで必要になるのが、”ボードアンカー”です、アンカーにはたくさんの種類が有ります。
これ等はすべて石膏ボード用のボードアンカーですが、それぞれに強度や荷量が決まってますので、使い分けが必要です、実際使ってみて、なんとも頼りないアンカーも有ります・・・
このアンカーがしっかり固定してくれないと、室内機が壁から浮いて来たり、外れてしまったりするので選定と使い方には十分な注意が必要です。
お気に入りでよく使うのは、上図の「らくらくボードアンカー」と「ＨＩＬＴＩのＨＬＤアンカー」です、しっかり固定しますし、メーカーさんの勉強会でもこのタイプを推奨していました。
