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エアコンを取り付ける工程の中で、”穴開け作業”はとても気を使う作業です、何故なら、コレから穴を開けようとする壁の内側がどうなってるのか解らないからです。
建築上、基本的な間柱の位置は測れば大体解りますが、筋交いや、耐震補強、電線(電源・電話・TV・BS・LAN・通信線・セキュリティ等)など、何が入っているか解りません。
私も恥ずかしながら、現在に至るまで幾つかの失敗をしてきました、これも経験ですけどね。
穴位置決め 穴あけ作業 スリーブ取付け
建築と並行で現場に入るのであれば、エアコン据付予定場所を、壁を張る前にあらかじめ下見出来ますから、失敗は無くなりますが、殆どの場合”穴開け作業”が必要な時は、既に建物が仕上がっている状態が多いので、長年の勘や経験と予測が必要になります。
経験上、筋交いや、耐震補強などは、建築図面があればある程度回避出来ますが、図面が無い古い建物や、図面通り建っていない建物などは、コア抜きする前に、細目のキリ(ドリル刃)で下穴をあけ壁中を探るしかないです、壁中センサーで探る方法も有りますが、奥側の筋交いや、外壁側の構造物には反応しにくいです。
建築上の構造物も注意が必要ですが、同様に解りにくいのは電線・ケーブル関係です、100v電源や電話線、TV線やパソコンLAN等は、壁下を見ればコンセントや各差し込みが作って有るので、穴開け部付近を配線が通っている事を予測できますが、解りにくく問題なのは、配線がたまたま穴を開ける壁中部分を通っている場合です、過去、ドアホン線とか、セコムの線、外側コンセント線など切断してしまった事が有ります。
時にはエアコン1台取り付けるのに、廊下渡しや、押し入れ渡し、部屋渡しなど、2ヶ所・3ヵ所穴開けが必要になる事が有ります、さすがに経歴が増えてくると、穴開けのミスは無くなってきますが毎回気は使いますね。
最近の、新築物件はこの様な構造物や配線を避けて、あらかじめ穴が開けてある物件が増えてきましたので、現場に着いてホッとする時が有ります。
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