ところで、長らくこの通信をお休みしていたのは、
仕事その他が忙しかったことに加えて、
コンピュータの調子が悪かったからでした。
ウイルスの痕跡のようなものが、発見されたのを、
きっかけに次々とトラブルに見舞われました。
もしかして参考になるかもしれませんので、ご報告します。
他人事ではないかもしれませんよ。
発端は、去る6月22日、
妻がもっぱら使っているコンピュータではじまったのでした。
妻が、あるホーム・ページを開いたところ、
突然、「ウイルスが検出された」という警告のメッセージが表示されました。
あわてた妻は、私に相談。
私は慌てず騒がず、
ネットから切り離したうえで、
プロテクト・ソフトの指示に従って、
ウイルスを駆除いたしました。
感染したのは、
インターネット・イクスプローラの履歴ファイル(History.IE5\index.dat)、
ウイルスの種類は、「Exploit-MIME.gen」とのことでした。
その後、念のためコンピュタをスキャンして、
(これには、数時間かかりました)
ウイルスが存在しないことを確認してから、
ネットに接続。
今度は、インター・ネットで、検索をかけて、
どのようなウイルスかを調べました。
これは、「MIMEエクスプロイト」と呼ばれていて、
添付ファイルを自動実行しようとするHTMLファイルが検出されたときに
表示される名称ということです。
(McAfeeウイルス百科事典)
特定の症状をもったウイルスが検出された訳ではないし、
セキュリティのパッチは当ててあるし、
感染する前に駆除できたし、
ここまでは、うまく対応できたと思っていました。
さて、私のコンピュータも、
LANを介して妻のパソコンとつながっていますので、
検査をしておく必要があります。
私のコンピュタも、ネットから切り離しておいて、
ウイルスチェックをかけました。
常時、最新のデータとエンジンでプロテクトを掛けているのですから、
この時点では大丈夫なはずだと思っていました。
ところが、何と、検出されたのです。
ある音楽ソフトの「setupmme.exe」というファイルから、
「W95.CIH.remnants」というウイルスが検出されたというメッセージが出ました。
調べてみますと、ウイルスが駆除されたあとの痕跡のようなもので、
特に活動しているわけではないとのことで、
これも一安心。
軽い気持ちで駆除にかかりました。
最後まで話すと長くなりますので、
続きは
次号でお話しします。
次号もご愛読ください。
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