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私はがんばるしっ!!!

山本愛の塾内日記 2002年11月


11月1日(公立入試まであと132日)

「中学校のうちは、テストの順位なんてどうでもいい」 この前、先生にそう言われた。私もそう思う。確かにそう思うのだけど、心のどこかに、一位をとることだけを考えている自分がいる。

今日、実力テストが返ってきた。総合点数は469点。三年生の実力テストでは最高記録だった。しかし、学年順位は二位・・・。「ビキッ」 何かにヒビが入る。

その帰り道。私は自転車に乗りながら、ボオッとテストのことを考えていた。私はその時、私をどんどん追い抜いていく車に目をやった。車が受験生に見えた。私はそれに抜かれまいとスピードを上げる。しかし自転車では、どうしても追いつくことができない。とどかない。いくらがんばってもとどかない。私は弱い自分を思い知ったのだ。

続く          

11月2日(公立入試まであと131日)

今日も送ってもらえない。理由は書くまでもなく、先生と先輩が飲んでいるからだ。

その先輩の中の一人である斉藤先輩が、なぜかこっちの部屋に来た。しかもいつもよりテンションが高い。完全な酔っぱらいである。先輩は、私の方に近づいてきて「なんでこんな時間まで勉強しとんのや?」と言った。私はドキッとした。なぜなら酔っぱらいを刺激してしまうと、何ヲやらかすか分からないからである。酔っぱらいは怖い。とりあえず笑ってみる私。すると先輩は「別にええけどな」と言って向こうの部屋に帰っていった。ひと安心である。その数分後、先輩がまた来た。今度は私の後ろで何かをしている。「刺激しないように」 私は自分に言い聞かせた。と、その時だった。「ドボドボドボ」 冷たいものが私に降りかかった。ペットボトルに入った水である。「冷たい!」 思わず叫ぶ私。そんな私を残して先輩は笑いながら、また向こうの部屋に消えていった。

いったい何のために・・・。濡れた服をティッシュでふきながら思った。理由なんてなかったのだろう。だから怖い、酔っぱらいは。

11月3日(公立入試まであと130日)

ス、ス、ス・・・

11月4日(公立入試まであと129日)

スランプじゃ!!!   

11月5日(公立入試まであと128日)  

眠たい時は、暖かいお茶を飲むのが一番だ、と私は思う。目がパチッとするからだ。そんなわけで、最近私は家からコップとお茶の素を持ってきて、夜な夜なお茶をすすっている。ちなみにお茶といっても、ミルクティーやココア、カフェオレである。コーヒーはダメだ、苦くて飲めない。

今日も、こっちの部屋に私と先生と上野征希先輩だけになったとき、ミルクティーをつくった。おいしそうな香りが漂い、思わずよだれが出る。「いただきま〜す」 私が飲もうとしたときだった。「愛ー!」 先生が呼んだ。私はコップを置いて先生の所へかけつけた。ミルクティーとは、ひとまずお別れである。私は先生の話を聞きながらも、ミルクティーのことで頭がいっぱいだった。「・・・はい、そんじゃあそういうことで」 先生の話が終わった。急いでミルクティーのもとへ向う。と、その時だった。「ズズズズズ」 何かをすする音が聞こえた。教室には上野先輩しかいないはずだ。「いったい何を・・・? まさか!」 そのまさかだった。上野先輩は右手にしっかりと私のコップを握っていたのだ。「私の・・・私のミルクティー・・・」 声にならない声で言う私。先輩はそんな私を見てニコッと笑い、「あんまり夜中にお砂糖とかとらんほうがいいよ」と言った。おまけに自分のお腹を見せて「こんなんになるから」と付け加えて、教室から出ていった。私は少なくなったミルクティーを見ながら、しばらく立ちつくしてしまった。そして思った。「上野先輩恐るべし」

P.S  どうしていつも元気なんですか?   

11月6日(公立入試まであと127日)

第三回全県模試。いよいよやってきた。今度こそ勝つ。真歩先輩という壁を超えてみせる。結果発表は三週間後。とりあえず、笑っていることを願う。

11月7日(公立入試まであと126日)

「チョコ・エッグ」というお菓子が、今、マイブームである。そのお菓子は卵型のチョコの中に、おもちゃが入っているのだが、私はそのおもちゃを集めることにはまっているのだ。

今日も「チョコ・エッグ」を買った。値段は150円。決して安いとはいえない金額である。私はすぐにチョコを箱から取り出し食べ始めた。「バリッボリボリ」 あっというまにチョクを食べた私は、おもちゃに目を移した。何か黒っぽいものである。「なんやろ、これ」 とりあえず一緒に入っていた説明書を見ることに。どうやら組み立てないといけないらしい。私は慎重に組み立て始めた。すると、まず足のようなものができ、次にしっぽが生えた。そして「出来た!!」 とうとう完成した。犬だ、黒い犬だ。私はじっくりとその犬を見た。「えっ・・・」 もう一度よく見た。「んっ?」 かわいくない。それどころか、少し気持ち悪い。「150円払って、買う」というより「150円くれたら、もらったろ」というレベルだ。「ハアー」 大きなため息が出た。そして私は、その犬を急いでかばんに押し込んだ。その事実をなきものにするかのように・・・。 

11月8日(公立入試まであと125日)

また今週も来てしまった。あの「魔の金曜日」が。今日は送ってもらえるんだろうか・・・?

金曜日の夜、先生はいつもより、少し楽しそうである。なぜかというと、先輩が帰ってくるからだ。

帰って来る先輩が一人の場合、先生はビールを片手に、その先輩と話し始める。たいてい、先生が途中で話を切って、私を送ってくれるのだが、話の内容が濃いものだと送ってはもらえない。

帰って来る先輩が二人の場合。ここからが危険信号である。運が悪ければ(先生にとっては運が良ければ)マージャンが始まる。私は泣く泣く家に迎えに来てもらうしかない。

帰って来る先輩が三人から多数の場合。完全にアウトである。マージャンが始まらない方がおかしい。

どの場合にしても、先輩が帰って来る理由がマージャンをするため(それだけじゃないはずだけど)のはず。しかも、わざわざ県外から・・・。

男ってなんてバカなんだろう。

11月9日(公立入試まであと124日)

11月1日の続き

勝負は勝つことがすべてだと思っていた。負ければ自分にはくやしさ、悲しみしか残らないと思っていた。

今日、学校で合唱コンクールがあった。クラス別で歌を歌い、競い合う行事だ。私のクラスは「未来」という曲を歌う。しかし、この曲はとても難しい曲で、私のクラスのメンバーではどうしても歌いこなせないようなものだった。しかし決まってしまったのだから、がんばるしかない。私たちは毎日毎日一生懸命練習した。そして迎えた今日。朝8時には学校集合。いつもより20分近く早い。もちろん朝練をするためだ。そして合唱コンクールが始まる直前。私たちは円陣を組み、そして誓った。「絶対優勝だ」と。

しかし、結果は無残なものだった。学年最下位。やはり私たちの力で「未来」は歌いこなせなかったのだ。

泣いた。涙を流して泣いた。声を上げて泣いた。さらに私の心には、あの実力テストのことまで浮かんできて、余計に涙が出る。「やっぱり届かん。どうしても一位には届かんのや」 しかし、それは帰りの会で、ある女の子が言ったひと言で大きく変わった。その女の子は「私ら、がんばったよな?」と、泣きながら、でもはっきりとした口調で言った。「そうやん。私ら、がんばったやん」 自分の努力を忘れ、ただ優勝できなかったことをくやしがる自分に気づいたのだ。

一位になること。優勝すること。それは確かにどうでもいいことなのかもしれない。でも、私は、「一位になりたい」という気持ちを捨ててしまったら勉強なんてできないと思う。だから私は、「一位になりたい」という気持ちは決してなくさないでいたい。そしてこれからは、もし一位が取れなかったとしても、「がんばった」と言って笑いたい。

   

11月10日(公立入試まであと123日)

れいめい塾の怪談?

ちょうど10分ぐらい前からだろうか。「んあー」という間の抜けたような声がかすかに聞こえる。小さい子供の声みたいだ。そういえば、先生の娘のあいチャンが来ているはずだ。あいチャンがうなっているんだろうか? (私は床に座っているので、誰が何をしているのか分からない) 「んおー」 声はいっこうにおさまらない。少しイライラしてきた。「何しとんの?」 私はすっと立ちあがった。「!!」 私は目を疑った。何と教室には誰もいないのだ。「んあー」 それでも声は止まらない。怖い、本当に怖い。思わず、あたりをキョロキョロと見回す。「やっぱり誰もいない。まさか・・・」と、その時だった。「んあー。あー。スウースウー」 さっきの声に続いて、何やらいびきのような声がした。「はっ!」 私はベッドを見た。いた。もうすぐ50歳になるというのに、最近飲みまくっている、そう、あの男がいたのだ。(しかもお腹が出ている) 私は、言葉も出ず、ただただ苦笑いを浮かべた。

こうして「れいめい塾の怪談」は、塾頭によって笑い話へと変えられてしまったのだった。

11月11日(公立入試まであと122日)

今日はポッキーの日。すいません、関係ないです。

突然だが、私の好きな作家はさくらももこである。なぜかというと、彼女の使う言葉、言葉の組み合わせはとにかくおもしろいからだ。中2で初めて彼女の本を読んだのだが、そのとき私は笑いっぱなしで、涙まで浮かんでいたのだ。だから、私はいつも日記を書くときは、さくらももこを意識している。(マネしてるんじゃないよ) 私も文章で人を笑わせたいと思うのだ。

そんな私に、今日、松原先輩からメッセージが届いた。というか、れいめい塾の掲示板で、先輩が私の日記について書いてくれたのだ。それだけでも嬉しいことなのだが、さらに嬉しいことに、「笑い出しそうやった」と書いてもらっていたのだ。まだまだ、思わず吹き出してしまう、さくらももこの文にはかなわないけど、少なくとも「おもしろいな」と思ってもらえる文を書けるようになったのだ。国語が苦手な私としては、本当に嬉しいことである。もっともっと上手くなりたい。

松原先輩へ

本当にありがとうございます。すっごく嬉しかったです。これからも日記を、書き続けたいと思いますので、また感想なんかいただけるとさらに嬉しいです。すいません。ちょっと調子に乗りました・・・。

11月12日(公立入試まであと121日)

「日記に俺の事、書いた?」 高橋先輩が聞いた。「いえ、まだですけど」と私が答えると、先輩はホッとしたように「よかった〜」と言った。どうやら書かれたくないらしい。だから、今日は高橋先輩の話を書くことにする。

「ピュ〜ピュピュ〜」 深夜に、どこからともなく口笛が聞こえた。いつでもハイテンションの上野先輩の登場だ。実は、それまでに先生は高橋先輩・黒田先輩と飲んでいたのだが、さらに人数が増えてしまう。もう送ってもらうのは無理だろう。私がそうあきらめかけたとき、高橋先輩が「今日は先生、無理そうだから、俺が送ってやるよ」と言ってくれた。今日は運がいい。まあ、高橋先輩も飲んでいるのには変わらないが・・・。

そんなわけで、先生に帰りのあいさつをしに行った。「ありがとうござ・・・!!」 私は驚いた。なぜなら、先生がかなり正常だったからだ。どのへんが無理そうなのか、まったく分からない。やばい。高橋先輩の方が無理なんじゃ・・・。そのとき、私以外にもう一人驚いている人がいた。黒田先輩だ。「無理ですよ、高橋さん。僕が送っていきますよ」 そう言いながら、なんと駐車場まで追いかけてきた。「そんなに高橋先輩やばいのか・・・」 私は息を飲んだ。しかし高橋先輩「大丈夫だって。白山ぐらい、すぐそこだって」 どうしても送っていきたいらしい。ありがたいと言ったらありがたいが・・・。

全然関係ないが、今日帰る直前、上野先輩になぜか一口サイズのライチプリンを投げられた。何がしたかったんだろう。(本当に関係ない)

とにかく、今日はハチャメチャだった。しかも、今から高橋先輩とのドライブが始まる。まだまだ安心して眠れそうにない。

11月13日(公立入試まであと120日)

塾にレンジがほしい。そう思い始めたのはいったいいつだろうか? ずいぶん前のような気がする。しかし、そんな私の夢は今日自分の手で達成された。

塾にレンジ導入!!!

これで塾でカレーやリゾット、つまり米が食べれる。きっとみんなも泣いて喜んでくれるはずだ。

しかし、先生をはじめ他の塾生の反応はいまいちだった。「レンジで何ができるの?」 まさにそんな感じだった。先生なんて、私が「カレーが食べれる」と言うと「そんなん、暖めて持ってこればいいやん」などと、もっともな反論をしてくる。正しいことを言っているだけに悔しい・・・。くそっ。「ほしいって言ってもあげやんのやから」 さっそくレンジでつくったリゾットを食べながら、そう心に誓った。

11月14日(公立入試まであと119日)

沖縄県入試問題「私の夢」

私の夢はデザイナーになることだ。理由は「自分の手で何かをつくりたい」からである。しかし、なりたいとは言うものの、十分な知識や技術を持っていない。さらに、私が目標とする高校は進学校。言っていることと、やっていることが、完璧に食い違っている。こんなことで夢は叶えられるんだろうか・・・。しかしあきらめたらそこで終わり。まだまだ自分の可能性を信じたい。

11月15日(公立入試まであと118日)

中3 VS 高2 塾内歴史テスト開催!!!

午後9時。本来先生が用意するはずのテスト用紙を、なぜか私が用意するはめに。しかし、中3は誰一人として手伝おうとしない。先生も先生やけど中3もたいがいやな。

テスト開始1分前ぐらいに、ひょこっと顔を出した先生。「そろそろ始めよか」って、もうちょっと盛り上げて下さいよ。

さて、このテストとは計七枚の近代史である。七枚ともなると、どんなにとばしても1時間はかかる。そこへテストともなると、慎重な私では二時間ちかくかかるだろう。長期戦だ!

一枚、二枚、三枚と順調に終わらしていく私。さあ四枚目に入ろうか、と、その時だった! 眠い。眠気が私を襲い始めたのだ。私はここで寝たら大変だとばかりに、必死で目を開く。しばらく私の精神力と眠気が争う。なかなか決着がつかない。そして、四枚目を終わらした頃、とうとう眠気があきらめたらしい。私は大きく息を吸った。

七枚がすべて終了し、とうとう交換して答え合わせ。どこも間違えていないはずなのだが・・・。私はテストを有加里に渡した。

それから五分後。「フゥー」という大きなため息とともに、有加里が私にテストを返した。嫌な予感。私はその七枚のプリントを一枚ずつめくっていった。一枚目はミス0、二枚目ミス0、三枚目ミス0、四枚目ミス・・・「あっ!!」 私は愕然とした。四枚目ミス2.何を間違えたのだろう。「んっ?」 解答:フランスとイギリスはドイツに宣戦布告。私の答:フランスとイギリスは・・・ 「んっ?」 眠気だ! 眠気の奴が最後に地雷をまいていきやがった。それを私はまんまと踏んだってわけか。クソッ。そう思ったところでふと前を見た。そこには、笑っていいのかいけないのか分からず、下を見つめる有加里がいた。

11月17日(公立入試まであと116日)

三進連。私は有加里と電車に乗って三重高へ。眠い。こんなんで大丈夫なんだろうか。

さて、三進連の会場、ここ三重高では集合時間の八時三十分になると、誰か分からないオッサンの、別に聞きたくもない「三進連の受け方講座」が放送で流れる。「ええー、みなさん。三進連を受けるにあたってグダグダ・・・」 誰も聞いていない。それにもかかわらず、放送は十分ぐらい流れ続ける。「ええー、ですからグダグダ」 しつこい。そろそろみんなもそのしつこさに苛立ち始める。「うるせー」 誰かがそうつぶやく。それをスイッチに、みんんが「しつこいよなー。何言っとるか分からんし」「そーそー、まじうぜー」などと、誰か分からないオッサンを批判し始めた。「プッ」 その時、誰かが吹き出す音がした。誰だ? 私はその、吹き出した人を探した。・・・監督者? 三進連の監督者の人だ! きっとこの人は誰か分からないオッサンの正体を知っているのだろう。そして、その誰か分からないオッサンは、きっとしつこい人なのだろう。私は、その監督者の人が少しかわいそうに思えた。

11月18日(公立入試まであと115日)

家から肉じゃがとごはんを持ってきた。今日の夕飯である。午後7時になり、そろそろお腹がすいてきたので、私は肉じゃがとごはんを持って向こうの部屋へ。レンジで暖めるためだ。「ジジジジジ」 くるくる回る私の肉じゃが。くるくるくるくるくるくるくる「チーン」 出来た! 「ガチャ」 レンジのドアを開けた瞬間、ホワァンといい香りが漂う。「いただきま〜す」 その時だった。こっちの部屋に先生が入ってきたのだ。私ははしを置いて先生を見た。食べづらい・・・。先生は、その肉じゃがを見てこう言った。「それ、自分で作ったんか」「ブッ」 思わず吹き出す私。「自分で作れ!!」 そんな私に、先生の厳しい一言が飛んでくる。「・・・だって時間ないし・・・」「作れ!!」 先生は私の言い分けをかき消すかのようにそう言うと、部屋から出ていった。「フゥ〜」 私は気を取り直して、肉じゃがを食べ始めた。おいしい。その妙なおいしさが、なぜか切なかった・・・。

11月19日(公立入試まであと114日)

今日も肉じゃがやった。また先生に「自分で作ったんか」って言われた。作ってへんちゅうねん!! さすがにしつこい・・・。(怒)

11月20日(公立入試まであと113日)

「ガッシャァアアン」 私はその大きな音とともに、大空へ舞い上がった。

それは、事件が起こる二分前の8時15分のこと。私は焦っていた。なぜなら、8時25分までに学校に入らなくてはならないのに、まだ家にいたからだ。遅刻だけはどうしても避けたい。私は急いで自転車に乗り込み、びっくりするくらい速くペダルをこいだ。「ヤバイ。ヤバイ」 何度もそうつぶやきながら・・・。

そして悲劇は起こった。こぎ始めてまもなく、私はそのスピードについていけなくなり、足を踏み外し、そして・・・。

気が付くと、私は道路に倒れていた。体中の痛みが夢でないことを物語る。ヘルメットは5mも飛ばされていた。私は、なんとか立ちあがり、自転車を立てた。早く学校へ行かなければ・・・。しかし、自転車hそんな私をあざ笑うかのように、後輪部分が大きくへこみ、タアイヤが回らなくなっていた。私は仕方なく、自転車をひき、家に帰った。「ガッシャンガッシャンガッシャン」と奇妙な音を立てながら・・・。

結局、遅刻でした(笑)。

11月21日(公立入試まであと112日)

全県模試が返ってきた。結果は・・・三重県順位・・・第・・・三位!!

結局また、真歩先輩の壁を越すことはできなかった。しかし、前回の11位に比べれば、かなり近づいたと思う。前進あるのみ。ここで気を抜いてはダメだ!!   

11月23日(公立入試まであと111日)

疲れた。もう目が開いていられない。やばい。と、これが今、午前三時半の私の心境だ。実は今日、大阪から河上先生がいらっしゃって、「三平方の定理」の問題を置いていかれたのだ。期限は明日24日の午後1時まで。全部解けたらココイチのカレー&エビ&サラダがおごってもらえる。だから・・・というわけではないが、今日はいつもよりねばって問題を解いている。でも、もうだめみたいだ。さっき一問解けてから、全然はかどらない。

ところで、さっきから気になっていたのだが、高橋さんがまだ塾にいる。しかも、帰る気配がない。いつまで勉強する気だろう。と、そんなことを考えていると、その高橋さんが私の方へ来た。そして、「がんばってるから、これやるよ」と言って、なんと私にポッキーをくれた。ありがたい。私は急いでポッキーの袋を開けた。

結局、解けたのは10枚中5枚。ニヤッと笑う河上先生の顔が浮かんでくるようだった。

11月24日(公立入試まであと110日)

私の誕生日。

ずっと塾におった。

ケーキ食べれやんだ。

受験生って悲しいですね・・・。

11月27日(公立入試まであと107日)

期末テストが始まった。今回は時間が無かった。とにかく時間が無かった。というわけで実技はさっぱり勉強していない。どうしよう・・・。とくに音楽。九年間もピアノを習っているのにもかかわらず、今だに楽譜を読むことすらあやしい。なんとかならんもんかな・・・。

11月28日(公立入試まであと106日)

納得いかない!

期末テスト終了。できはいまいちだった。とにかく、やっとテスト勉強から解放される。と思ったら、また10日後ぐらいに実力テストがあるらしい。絶対におかしい。

白山中学校は異常だ。そんなに何回もテストをして何になるっていうんだ。テストとテストの間隔が短い。ということは、一つのテストにかける時間が短いということになる。すると、当然テストの点数が下がるはず。それで高校へ行けるとか行けないとかでぐちゃぐちゃ言われるなんて・・・。納得いかない!!

以上、私の叫び。

11月29日(公立入試まであと105日)

中3のさやかが先生に何やら頼んでいた。何でも公民のプリントをつくってくれとか。それに対し先生、「今日徹夜でつくる」と、やけに先生っぽいことを言っていた。しかし今日は「魔の金曜日」。 何があってもおかしくない。さっそく森下先輩登場。先生のさっきのセリフに曇がかかり始める。

そして帰りの車中で。「俺がお前送って帰ったとき、森下まだおるかな? 酒買ってかな」「ん?」「先生、さやかちゃんのプリントは?」「あっ、そうやん。どうしよう」 もう忘れていたもよう。あのセリフは完全に曇でおおわれたらしい。「こりゃあ飲むな!」 心の底からそう思った。しかも先生は、私の家に着いたとき、まだ「どうしよう」と言っていた。晴れる見込みはなさそうである。

11月30日(公立入試まであと104日)

午前7時50分に家を出発。今日は電車で塾まで行かなければなくてはいけないので、駅に向かう。電車は午前8時2分発のやつに乗るつもりなのだが、果たして間に合うのだろうか?というのも家から駅まで来るまで10分かかるからだ。単純に考えて2分の余裕ができるはずだが、切符を買ったりしていたらけっこう危ない。急がなくては・・・。

駅に着いた。時間は8時。予定通りだ。早く切符を買わなければ。久居まで390円。私は500円玉を投入。慌てて390円のボタンを・・・「あっ!」 間違えた! 間違えて隣りの340円を押してしまった。やばい。もう時間もない。しかたなく私はそのままの切符で改札口を通った。(もちろん機械ではないが・・・) 息を切らしてホーム。電車がもう来ていて、かなり危なかったがなんとか間に合ったあ。私にしては運がいい。いや本当に運がいいのか? 手からチラッとのぞく「340円」と書かれた切符が、何かを物語っているようだった。

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