江の浦トピックス1

江の浦にあった出来事・当時の遊びと生き物の様子です。

ふぐのガンギ釣り 「がんぎ」と呼ばれる仕掛けを作ってふぐを引っ掛ける釣り。
おもしろいほどふぐが集まり、たくさんひっかけました。食したりはしないのですが、釣り上げた後、ふぐが怒って、腹をプ〜ッと膨らますのがおもしろく、しばらくしてしぼむと海へ放しました。今は、めったにふぐの大群は、みられません。
糸うなぎとカンテラ 旧市場の水門の下(まるせ食堂の前の浜)で、夜、カンテラを照らすと糸うなぎが岸壁にそって、集まってきました。糸うなぎ(シラス)は、目の細かい網で一匹ずつすくいます。すくったうなぎは、養殖業者に売られて行きます。カンテラは、カーバイトというくさいにおいの石を燃やして火をともします。今は、防水の電灯がカンテラにとって変わりました。現在、冬になると三浦海岸のシラス捕りが盛んですが、三浦の住人で漁協に登録した人しか採れません。3月頃国道を走ると海岸線に沿って明かりがみえます。
刺されて病院へ 気軽に釣りをしているととんでもない目に会います。旧魚市場の勘定場の前の海であいのばりがよく釣れましたが、うっかり背びれや腹びれにあたると大変なことになります。兄が小学生の頃、ふくらはぎを刺され、大変な痛みで、ころげまわり病院へいくはめになりました。
他にも、岸壁沿いに百匹ほど群れを作って移動するゴンズイも毒を持った針があります。
シュウリゲンパチ この面白い名前は、誰がつけたのでしょうか?本当の名前は、はこふぐといいます。ゆっくりのんびりユーモラスに泳ぎますが、つかまえようとすると、思ったより早くにげます。
玉ガニ えび網漁がはじまると、必ずこのかにが網にかかります。生きているのですが、ほとんど動きません。寒いから動かないんだろうと勝手に決めつけて、手のひらで暖めたり、ちり紙に包んでぽけっとに入れたり、あったかい息を吹きかけると,もそもそ動き出しました。見た感じが玉のようにまんまるです。本当の名は、スベスベマンジュウガニといいます。このカニに毒があると言う事を最近知りました。しかも、フグと同じ猛毒で、地域差は、あるそうですが、食べると一匹で大人二人が死ぬそうです。知らないで可愛がっていた私は、今になってビックリです。スベスベマンジュウガニの写真2
えび網では、他にもたつのおとしごなどが、かかるときがありました。


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