You’ve Got M@il ユー・ガット・メール
正統派ラブストーリー♪
しかもPC(メール)が題材で、すごく現代的。
これを見たときには自分のPCを持ってなくて、もちろんネットも別世界の話だったので「メールを待つ気持ち」がもうひとつ
分かる事が出来なかったんですが…今はよぉく分かります(笑)
お互い知らないはずなのに実は現実に知っていて、メールではすごく親しいのにほんとの姿はライバル同士で…見ている
方はその両面を分かっているから、その食い違いがすごく面白い。
まぁ、ここまでドラマチックではないにしても…メールでのこういう出会いは今世界中で起こっているんですよね(その中
には、うまく行かなかったものも数知れず…大きなお世話ですな)
印象的だったのはキャスリーンが自分の店を閉めた後、ジョーの店(だったと思う)で、絵本を探している女性にその本
の事を話すシーン。
途中で言葉を詰まらせてしまうのが、ほんとに絵本を、お店を愛していたんだな…とせつなくなりました。
それと、二人がリアルタイムでメールをしていて、ジョーがいきなりチャットに切り替えて話し出したシーン。
ネットを始めた今でも、あの原理がわかりません。…知ってる方、教えてください(笑)
雑誌か何かで「ご都合主義・単純」というような評価を見ましたけど、私はラブストーリーはこれくらい分かりやすい方が
いいと思います。
月並みながら「カップルで見に行く映画」ですよね。…と言いつつ、友人(女)と見にいった、私なのでした(苦笑)
CAST ジョー・フォックス:トム・ハンクス
/ キャスリーン・ケレー:メグ・ライアン
フランク・ナバスキー:グレッグ・キニア / パトリシア・イードゥン:パーカー・ポージー
クリスティーナ:ヘザー・バーンズ / ジョージ:スティーブ・ツァーン
監督 ノーラ・エフロン
SMALL SOLDIERS スモール・ソルジャーズ
どうしても見たくて、打ち切りの前日ぎりぎりに飛び込みで見てきました(失業中だったので、平日…笑)
人形が動く…というとトイ・ストーリーのようなイメージがありますが、こちらは一応原理があって、人間の前で実際に動
いてしまう。ヘタしたら、現実にも起こりうる…というのがいいですね。
見た目が人外の方が優しくて、人型の方がタチが悪い、というのはなんとなく世相を反映しているような気がしました。
あと、全てをお金で解決しようとする社長と、解決されてしまう親達なんて、いやに現実的で・・・ちょっとやな感じ(笑)
人形って、結構怖いんですよね。
特に海外の人形は(バービーとか)妙に顔がリアルだし…それが動いたり話したりってかなり怖い。
しかも、表情が変わらないからさらに怖い(笑)
だからこそ、ホラーなんかの題材にも使われるわけですが…。
…て、この映画はホラーではないんですけれども。
この映画は、中学生とか高校生とかの微妙な年齢の人達に見てほしいと思うのですが…どうでしょう?
勇気とか、友情とか、不可能に挑戦する力、壁に立ち向かいう心…ゴーゴナイトの純粋さから、そんな事を感じました。
大人にしたってそうですけど、こういう事を忘れてる人って、多いと思います(自分も含めて、ですけどね)
CAST クリスティ・フィンブル:キルスティン・ダンスト / アラン・アバナシー:グレゴリー・スミス
ラリー・ベンソン:ジェイ・モア
/ フィル・フィンプル:フィル・ハートマン
スチュアート・アバナシー:ケビン・ダン
/ アーウィン・ウェイフェア:デビット・クロス
監督 ジョー・ダンテ
DR.DOLTTLE ドクター・ドリトル
これまでエディー・マーフィーは吹替えしか見た事がなく、ぜひとも彼の「喋り」を見たい!と思って劇場へ行きました。
ところが時間が合わず…結局、これも吹替えで見て参りました(;;)
動物との触れ合いだけでなく、家族の事、医者のあり方、人として大切な事…なんて、考えさせられることも一杯で、な
んだか贅沢な映画でした(笑)
動物と話が出来る医者、という事で人当たりの柔らかい役なのかな?と勝手に思っていたら、最初は結構性格悪くて(笑)
驚きでした。
でもだんだんと良く…というか考え方が柔軟になっていくのが面白くて、最初の驚きはよい意味での期待はずれ、という
感じでしょうか?
結構往生際の悪いドリトル先生を「ちょっと冷たいかなぁ」と思った反面、実際にこんな事態が起こったら、これが正しい
反応なのかも、とも思いました。
確かに、ねずみに対等に口をきかれた日には…夜中に山ほどの動物が押しかけてきた日には…怒りたくもなるわな(笑)
物語を見る目からだと「動物と話が出来る」というのは羨ましいし、実際に話しているシーンを画像で見ているから受け
入れているけど、現実にそういう事を言い出す人がいて、自分にはそれが聞こえなかったら…「大丈夫?」と思ってしま
うかも。
そういう意味で「非現実だけど現実的」な映画だと思いました。
CAST ドクター・ジョン・ドリトル:エディ・マーフィー / アーチャー・ドリトル:オシー・デイビス
ドクター・ジーン・レイス:リチャード・シフ / リサ:クリスティン・ウィルソン
マヤ:カイラ・プラット
/ シャリース:レーベン=シモーネ
監督 ベティ・トーマス
MEET JOE BLACK ジョー・ブラックをよろしく
なんだか、シティ・オブ・エンジェルと重なる気がしました。
「死者を迎えにくる」存在が「人間に興味」を持っていて、いつしかその「人間の一人に恋をする」という点で、この2作品っ
て同じですよね。
片方は天使、片方は死神で…それが決定的な違いなのかもしれないですが。
でも、白も黒も「何物にも染まっていない」点では同じな気がします。
ただ、白は何色にでも染まる事が出来るけど、黒はそれ以外の何物にもならない…という違いがラストに出たんじゃな
いかなぁ…なんて、勝手な解釈ですけど(^_^;)
ブラッド・ピットの演技はすごい!と思いました。
ほんの数分前までは普通の好青年だったのが…人間の世界に興味深々な子供のような顔の裏に、時折見える「死を
司る者」としての顔。 死神が入る前と入った後で、同じ顔なのに全然違う人物に見えてしまうのです。
ラストでは、自分が愛した女性と自分がよりしろにした男、二人の背中を見送る死神の姿がイメージできました。
黒いローブ、大きな鎌、半透明で、でも顔はジョー・ブラックそのままで…。
CAST ジョー・ブラック:ブラッド・ピット
/ ウィリアム・パリッシュ:アンソニー・ホプキンス
スーザン・パリッシュ:クレア・フォラーニ / アリソン:マルシア・ゲイ・ハーデン
クインス:ジェフリー・タンバー / ドリュー:ジェイク・ウェバー
監督・製作 マーティン・ブレスト
The First Emperor 始皇帝暗殺
一度劇場で見てみたかった、中国歴史物。
渋る友人を引きずって見てきました(笑)
やっぱり、広大な大地を持つ中国はセットも戦もスケールが違いますねぇ。
印象的だったのは、「エセ宦官」という事でイメージの良くなかったロウアイ(漢字がでない…)が必死で部下をかばった
シーンと、攻められた趙(だったかな?)の城で、いよいよというときに子供達がなんの迷いもなく城壁から飛び降りてゆ
くシーン。
特に後の方のシーンは、すごく小さな子が太鼓を置いて壁に登り、落ちる前に太鼓を掴もうと必死に手を伸ばす…おも
ちゃを手放せないような幼子が当たり前のように自分から死のうとするのが…戦なんだな、と思いながらもやりきれなかっ
たです。
政(始皇帝)・趙姫・荊軻、それぞれの心の動き全てが、歴史を動かす要素になっていく。
結局、時代は政に味方をしたけど…彼自身、得たものと同じぐらい大きな物をなくしたのかもしれない、そんな風にも感
じました。
CAST 荊軻:張豊毅(チャン・フォンイー) / 秦王・政(始皇帝):李雪健(リー・シュエチエン)
趙姫:鞏俐(コン・リー) / 呂不韋:陳凱歌(チェン・カイコー)
燕丹:孫周(スン・チョウ) / ロウアイ:王士文(ワン・チーウェン)
監督 陳凱歌(チェン・カイコー)
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