THA GRINCH 好き度  不思議度 
監督/製作
 ロン・ハワード
CAST
 グリンチ:ジム・キャリー
 シンディ・ルーフー:テイラー・マムセン
 ルー・ルー・フー:ビル・アーウィン
 ベティ・ルー・フー:モリー・シャノン
 マーサ・メイ・フー:クリスティン・バランスキー
 メイ・フー:ジェフリー・タンバー
ファンタジックな、クリスマス映画。
1957年にDr.スースによって書かれた「グリンチはどうやってクリスマスを盗んだか」が原作。
ひねくれて自分に対してすら素直にならないグリンチが、なんだか人事に見えなかったりして。
なんだかんだ言ってもグリンチを「可愛い」と感じたのは、ジム・キャリーの持つ雰囲気もあったからかも
しれない。
学校でいじめにあってぐれた…て感じで、ファンタジーの姿を借りつつの、現代風刺っぽいか?
笑えて、考えさせられて、最後に暖かくなれる映画。
THE SIXTH DAY 好き度  衝撃度 
監督   ロジャー・スポティスウッド CAST
 アダム・ギブソン:アーノルド・シュワルツェネッガー
 ドラッカー:トニー・ゴールドウィン
 グラハム博士:ロバート・デュバル
 ハンク:マイケル・ラパポート
 マーシャル:マイケル・ルーカー
 タリア:サラ・ウインター
近未来SFアクション…かな?
シュワちゃん目当てと、映画予告の「21世紀、貴方は2人いる」(だったっけ?)のフレーズに惹かれて
見に行った。
物語はアダムの視点で(当然)進むわけだけど…ストーリーの途中にある、ちょっと衝撃的な展開。
「思い込み」と「ちょっとした複線」にやられた!という感じた。
信じていたものが全て覆されたショック、苦悩と、何かを振り切ろうとする表情…そして、最後まで「自分」
を付き通そうとする姿がすごく印象的だった。
緊張、アクション、ちょっとした謎解き、そして、考えさせられること。 見所盛沢山。
DINOSAUR 好き度  迫力度 
監督
 ラルフ・ゾンダッグ
 エリック・レイトン
CAST(声の出演)
 アラダー:D・B・スウィーニー(袴田吉彦)
 プリオ:アルフル・ウッダード(高島雅羅)
 ヤー:オジー:デイビス(渡部猛)
 ジーニー:マックス・カセーラ(中尾隆聖)
 スーリ:ヘイデン・パネティエーリ(須藤祐実)
ディズニーが送る、ハイパーリアルCG映画。
見てみて…確かに、迫力! 一瞬、CGなのを忘れそうなほど。
強いものだけが生き残る。 弱いものに情けを書けていれば、さらにたくさんの犠牲が出てしまう。
厳しい環境で生きてゆく為の大原則。
群れのリーダーであるクローンの考えは確かに冷酷で強引に見えるけれど…間違いではないと思う。
それでも、弱い立場の目から物を見、希望を信じ、諦めなかったアラダーに皆が心を動かされ…それが、
奇跡と幸運をつれてきたのだろう。
DANCER IN THE DARK 好き度  納得いかない度 
監督・脚本
 ラース・フォン・トリアー
CAST
 セルマ:ビョーク
 キャシー:カトリーヌ・ドヌーブ
 ビル:デビッド・モース
 ジェフ:ピーター・ストーメア
 リンダ:カーラ・セイモア
ドキュメンタリー・ミュージカル…とでも言うのかな?
「泣ける映画らしい」という評判を聞いて、見に行ってみた。
そして、私的な率直な感想…「納得いかぁぁん!!」  後味、悪い(ーー;
カメラの手ぶれもちょっと気になって…友人は40分でダウンし、最後まで見た私は頭痛。
ビョークの歌声は綺麗だったけど、それだけ。
ストーリー展開もセルマの理屈も、変の一言だった。
LES RIVIERES POURPRES 好き度  緊迫度 
監督・共同脚本
 マチュー・カソヴィッツ
CAST
 ピエール・ニーマンス:ジャン・レノ
 マックス・ケルケリアン:ヴァンサン・カッセル
 ファニー・フェレイラ:ナディア・ファレス
ちょっと重い雰囲気の、推理サスペンス。
1998年に出版されベストセラーになった、フランスの同名小説が原作。
謎解きとしては、まぁまぁ面白かった。
個人的に、ラストの犯人だけはいただけない…。
ベストセラーになっているような物語に対して偉そうだけど…自分的に、あの犯人は反則な気がする。
(原作を読んでいないせいかもしれないけど)
アクション・スリルのドキドキ感を楽しむのもいいかと。
PAI IT FORWARD 好き度  納得いかない度 
監督 
 ミミ・レダー
CAST
 ユージーン・シモネット:ケイビン・スペイシー 
 アーリーン・マッキーニー:ヘレン・ハント
 トレバー・マッキーニー・ハーレイ:ジョニエル・オスメント
 グレイス:アンジー・ディキンソンヴィ
「世界を変える為にはどうするか?」
1人の少年の想いを通して、大切な「何か」を観る人に語りかける作品。
トレバーが考えたことは、確かに理想論だけども…現実に、そういうことを考える人がたくさん増えれば、もう少し世の中住みやすくなるかな?とか思ったりもして。
しみじみ楽しめたけれど、ラストが嫌い。
キツイ言い方をすれば、美談性を強調する為だけの展開、とすら思えてしまう。 かなり惜しい。
102 好き度  可愛い度 
監督
 ケビン・リマ
CAST
 クルエラ・デ・ビル:グレン・クローズ
 ジャン=ピエール・ルペル:ジェラール・ドバルデュー
 クロエ・サイモン:アリス・エバンス
 ケヴィン・シェパード:イオン・グラファド
 アロンゾ:ティム・マキナニー
 ワドルスワース(声):エリック・アイドル
ディズニー映画「101」の続編。 101匹わんちゃん、実写バージョン。
可愛かった(笑)
アニメ版101匹ワンちゃんは見てたのだけど、実写はこちらがはじめて。
山田邦子さん…上手だねぇ。はまってるねぇ。
本職の声優さんに混じっても見劣りしなくて、聞いてて安心て感じだった。
難しいことは考えず、ただゆっくり楽しみたい映画。
つい微笑んでしまう、嬉しいラストも良かった。
CAST AWAY 好き度  パワフル度 
監督
 ロバート・ゼメキス
CAST
 チャック・ノーランド:トム・ハンクス
 ケリー・フレアーズ:ヘレン・ハント
 スタン:ニック・サーシー
 ベッカ・トゥイグ:ジェニファー・ルイス
無人島で1人、という極限に突然立たされ、立ち向かわざるを得なくなった姿が、淡々と表現される。
たった一人、無人島に流れ着いて…とにかくありとあらゆる手段を試し、途中ヒステリックになったり死ぬ
ことを考えたりしても、島から出ることをあきらめても結局生き抜く道を選ぶ精神的なタフさと、バレーボールのウィルソンを話し相手にして発狂するのを防いだり、暦をつけていたりという頭の良さ。
そういうものがあったから、生き抜け、脱出できたのか。
4年の時間を超えて、完全に元の生活には戻れなくても、失ってしまった物があっても、また立ち向かって行けると思える結末だった。
VAMPIRE HUNTER D 好き度  綺麗度 
製作
 山本又一朗
原作
 菊地秀行
Voice
 D:アンドリュー・フィルポット
 左手:マイク・マクシェーン
 シャーロット:ウェンディ・リー
 マイエル=リンク:ジャン・ラフター・リー
 レイラ:パメラ・シーガル
 ボルゴフ:マット・マッケンジー
 ボルト:ジョン・ディマジオ
 カイル:アレックス・フェルディナンス
菊地秀行原作のベストセラー小説(「D-妖殺行」:朝日ソノラマ・ソノラマ文庫)の映画化作品。
画面が、とにかく秀麗。 天野喜孝さんのファンは、ぜひ観るべし。
迫力と色気、そして哀しみを帯びたストーリーにすごく惹き込まれた。
日本アニメなのに、英語が自然にはまり過ぎている。
アニメーションだからこそ表現できるものがあるという事を、感じさせられた。
METROPOLIS
企画
 りんたろう
 丸山 正雄
 渡邉 繁
原作
 手塚治虫
Voice
 ティマ:井元 由香     ケンイチ:小林 桂
 ロック:岡田 浩暉     ヒゲオヤジ:富田 耕生
 レッド公:石田 太郎    ペロ:若本 規夫
 アトラス:井上 倫宏    ロートン博士:滝口 順平
色々な要素がこれでもかというほど詰め込まれているのに、見ている間に無理を感じなかった。
どんなに冷たくあしらわれても最後まで義父を尊敬し、ひたすらに慕うロックの思いが、届かないからこそ
哀しく、もどかしかった。
自分がなんであるかに気付く瞬間ギリギリまで、人であると信じ、人の心を持っていたティマ。
ティマを最後まで信じぬき、向かっていったケンイチ。
一途で、懸命な思いがたくさん詰まった作品。