RUSH HOUR 好き度  爽快度 
監督
 ブレット・ラトナー
CAST
 カーター刑事:クリス・タッカー
 リー捜査官:ジャッキー・チェン
 タニア・ジョンソン:エリザベス・ペーニャ
 グリフィン/ジュンタオ:トム・ウィルキンソン
ジャッキー・チェンが目当てで行った(笑)
ハリウッド本格進出第一弾ということだったけど…舞台が変わってもその身のこなしはやっぱり健在。
機関銃のようなクリスと今回はちょっと無口なジャッキーの対比もなかなか面白かった。
クリスとの息のあったアクションは見もの。彼も昔からアクションスターだったんでは?と思うくらい、いい
動きを見せてくれたと思う。
なんだか「元気になる映画」という感じ。
 
BABE 〜PIG IN THE CHTY 好き度  ほのぼの度 
監督
 ジョージ・ミラー
CAST
 エズメ・ホゲット:マグダ・ズバンスキー
 アーサー・ホゲット:ジェームズ・クロムウェル
 女主人:メアリー・スティン
 ファグリー・フルーム:ミッキー・ルーニー
実を言えば1作目を見ていないけど、それでも、充分に楽しめた。
出演している動物たちがすごく人間っぽくて、豚や猿や犬だというのを忘れてしまいそうだった。
「俺の幸運の豚」を追いかけて必死で飛ぶフェルディナントくんの根性と心意気は、なかなか拍手もん
であった(笑) と中で力尽きて、ペリカンに助けられているのがまた笑える。
ラストは、みんな収まるところに収まって…なんだかほっとできた。
はらはらドキドキと心が温まるシーンとが一緒になった映画。
 
EVER AFTER 好き度  ラブラブ度 
監督
 アンディ・テナント
CAST
 ダニエル:ドリュー・バリモア
 ロドミラ:アンジェリカ・ヒューストン
 ヘンリー王子:ダグレイ・スコット
 レオナルド:パトリック・ゴッドフリー
 マルガリート:ミーガン・ドッズ
 ジャクリーヌ:メラニー・リンスキー
現代(?)版シンデレラ。時代背景は16世紀。
「現代風」だからなのか女性がすごく強い。
ヒロインはもとより、彼女の継母や姉妹達、それに毅然とした王妃。
ダニエルを取巻く女性家族の愛憎劇は、童話のシンデレラにはない深みがあると思う。
童話の甘いラブストーリーとはまた違った、大人の為のちょっと辛口シンデレラ・ストーリー。
…ただ、王子がなんだか情けなく見えてしまうのは、私的にはちょっといただけなかった…。
 
SHAKESPEARE IN LOVE 好き度  ラブラブ度 
監督
 ジョン・マッデン
CAST
 ヴァイオラ・デ・レセップス:グウィネス・パルトロウ
 ウィル・シェイクスピア:ジョセフ・ファインズ
 フィリップ・ヘンズロー:ジェフリー・ラッシュ
 ネッド・アレン:ベン・アウレック
こちらも、時代背景は16世紀。
虚実が織り交ぜられた、「ロミオとジュリエット」に勝るとも劣らない恋愛劇。
別れの日、練習ではロミオを演じていたヴァイオラがジュリエットとしてシェイクスピア演ずるロミオと舞台
に立ったシーンは…都合がいいと思いながらも、やっぱりため息ものだった。
ラストは賛否両論だろうか?
ラブストリーとしていえばハッピーエンドではないけど…時代的な事を考えればこれで納得できると思う
ので、私は「賛」だな。
 
Notting Hill 好き度  ラブラブ度 
監督
 ロジャー・ミッチェル
CAST
 アナ・スコット:ジュリア・ロバーツ
 ウィリアム・タッカー:ヒュー・グラント
 スパイク:リス・エヴァンス
 ベラ:ジーナ・マッキー
 マックス:ティム・マッキンリー
 ハニー:エマ・チャンバーズ
なさそうでありそうな、現実的で非現実的なラブストーリー。
ウィリアムがなんだかあまりに普通すぎて、でも、だからこそアナのスターとしての顔が引き立つのかも
しれないとは感じた。
スターであるアナを興奮しながらも受け入れ、アナから離れようとしたウィリアムを叱咤し、彼をアナの元
へ行かせる為に体を張った、ファンキーなスパイクと仲間達が良かった。
この映画は、どちらかというと「男性向けラブストーリー」なのでは。
 
EYES WIDE SHUT 好き度  怪し度 
監督・製作・脚本
 スタンリー・キューブリック
CAST
 ドクターウィリアム・ハーフォード:トム・クルーズ
 アリス・ハーフォード:ニコール・キッドマン
 ビクター・ジーグラー:シドニー・ボラック
 マリオン/マリー:リチャードソン
18禁映画。 …いったい、何を思って見たんだか、わたしゃ(笑)
「なるほど18禁」という気もしたし「この程度で18禁?」という気もした。
確かにそういうシーンはしっかりあるけど…で、けっこうすごいのかも、とも思うのだけど、その手の場面は
雰囲気自体がすごく不思議で怪しくて、裸なんて気にならない。
それが狙いだとすれば、たいしたものだ。 …楽しむ気になれば楽しめると思うけど。
 
ホーホケキョ となりの山田くん 好き度  リラックス度 
監督
 高畑 勲
原作
 いしいひさし
声の出演
 まつ子:朝丘 雪路     たかし:益岡 徹
 しげ:荒木 雅子       のぼる:五十畑 迅人
 のの子:宇野 なおみ    藤原先生:矢野 顕子
昔TV放送されていた「おじゃマンガ山田くん」と原作は同じ…確か。
映画版の方はTVとは映像のタッチが全然違って…TVの方がアニメアニメしているのとは比べて、こちら
は原作に近付けた漫画タッチな映像で、アニメにしてはずいぶん淡い色調だった。
内容的には、原作4コマをベースにオリジナルの肉付けをされていて今風といえば今風な、ちょっと昔風と
言えば昔風なホームドラマ仕立て。
評判良くないみたいだけど、私はなんか好き。 幸せって、案外こんな感じなのかもしれないな。
 
AUSTIN POWERS
 〜THE SPY WHO SHAGGED ME
好き度  おバカ度 
監督
 ジェイ・ローチ
CAST
 オースティン・パワーズ/ドクター・イーブル/ファット・バスタード
  :マイク・マイヤーズ(3役)
 フェリシティー・シャグウェル:ヘザー・グラハム
 ミニ・ミー:ヴァーン・トロイヤー
 ナンバー2:ロバート・ワグナー
 ヤング・ナンバー2:ロブ・ロウ
何というかもう…ほんとに変な映画(笑)
すっごく「おバカ」で…それが誉め言葉になってしまう。
前作(?)があると思うのですが、それを知らないものだから分からない部分が結構あった。
いろんな映画のパロディが織り交ぜてあるらしく、詳しい人はそれを探しながら見ると面白いようだ。
ちょっと表現が露骨…というか下品で、そういうものが嫌いな人にはあまりお奨めできない。
好きではないけど、笑って流せる、という人までか。
 
TARZAN 好き度  ハッピー度 
監督
 ケビン・リマ/クリス・バック
声の出演(日本語吹替え)
 ターザン:トニー・ゴールドウィン(金城武)
 ジェーン・ポーター:ミニー・ドライバー(すずきまゆみ)
 カーラ:グレン・クローズ(藤田淑子)
 カーチャック:ランス・ヘンリクセン(内海賢二)
初めての劇場ディズニーアニメ。
スピード感と、背景のしっかりした奥行き。キャラクターの明るく温かい魅力。
さすがはディズニー映画、という感じだった。
アクションにハラハラし、明るくコミカルな歌と踊りに微笑み、ターザンとジェーンの純愛にドキドキ
して…どうしても泣いてしまった離別のシーンにも、温かみがあり最初から最後まで、目が離せなかった。
ハッピーエンドが、これほど嬉しいと思った映画は久しぶりな気がする。
 
ELIZABETH 好き度  シリアス度 
監督
 シェカール・カプール
CAST
 エリザベス1世:ケイト・ブランシェット
 フランシス・ウォルシンガメ:ジェフリー・ラッシュ
 ノーフォーク公:クリストファー・エクルストン
 レスター伯 ロバート・ダドリー:ジョセフ・ファインズ
16世紀、イギリス。<ヴァージン・クィーン>エリザベス1世の話。
女性としてのエリザベス象を中心に、彼女がヴァージン・クイーンを名乗るまで、の部分が描かれている。
多くの政敵・心ない臣下たちの言葉に負けず毅然と挑み続ける姿と、ひたすらにロバートを信じて想う姿
は、対照的だけれどどちらも「強さ」だと思う。
現代の女性から見ても充分強い…まして、この時代に女性がこれだけの強さを持つなんて、考えられな
かったのでないだろう?
前例がないからこそ、彼女は全てを自分の手だけで切り開いていかなければならなくて、なおのこと強さ
が必要だったのだろう。