もう、気が遠くなるほどたくさんあって、ややこしくって・・・各メーカーさんが出している細かいものは別としてあらましをここに書きたいと思います。
以上が主に住宅に使われている構造です。細かいことは下記参照。
1.木造
〔長所〕
〔短所〕
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2.鉄骨造
〔長所〕
〔短所〕
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3.鉄筋コンクリート造
〔長所〕
〔短所〕
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素材 |
工法 |
工法名 |
特徴 |
木造 |
壁式構造 |
在来工法 |
今言われている在来工法は、現在の考え方からいくとこちらの方にしました。 いわゆる日本古来からの工法(現在一般に建てられている在来工法というものは、戦後確立されたものだと思われます。)で土台・柱・梁・筋交い等で構成されています。構造体は、大工さんが”きざみ”と呼ばれる工程で土台・柱・梁を加工して、上棟します。(今はプレカットと言って工場で加工しているところもあります) 職人さんの腕によって仕上がりの良否に大きく差が出る工法でもあります。 いわゆる”フランチャイズ系の低価格住宅”の多くがこの工法を採用しています。 在来工法に合板等を貼った改良軸組工法というのもあります。 |
木質壁式工法 |
ハウスメーカーさんが多く採用している工法で、工場で屋根・天井・壁・床等のパネルで構成されています。 一般的に管理がしっかりしており均一な仕上がりが期待できます。しかし、構造的な制限が多くプラン集にあるプランしかできないというメーカーさんもあります。 |
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枠組み壁式工法 |
いわゆる”ツーバイフォー”と言われる工法で、屋根・壁・床などの枠組みの上に合板等の面材を貼った工法です。 現在のところ当社では一般的なプランの住宅としては、一番優れていると思いますので、この工法を採用しています。 |
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ラーメン構造 |
在来工法 |
いわゆる日本古来の工法で、大断面の大黒柱・縦横に組み合わされた梁等で構成され、筋交等の斜材は基本的に用いられてません。 現在この工法を施工できる職人さんは大変少なくなってきています。木材も断面が大きくなっていますので当然コストも高くなり入手しにくくなっています。湿式工法(土塗り壁)ですので工期も長くなります。お寺などに多い建築方法です。 |
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鉄骨造 |
壁式構造 |
これもハウスメーカーさんが多く採用している工法です。よく軽量鉄骨とも呼ばれ、柱・梁・筋交い等で構成されます。 材料が鉄骨であるだけで特徴は木質壁式工法とほぼ同じです。 |
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ラーメン構造 |
重量鉄骨と呼ばれる工法で、最近の超高層ビルなどに採用されている工法です。 大きな柱・梁で支えられており、壁に筋交いはなく大空間や変形したプラン等に適しています。奇抜なデザインにも対応できます。欠点としては木造よりコストが高くなりがちです。 |
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コンクリート造 |
壁式構造 |
現在あまり見かけなくなりましたが、コンクリートの屋根・壁・床で支える工法です。気密性が良く暖まりにくく冷めにくい住宅ですが、コスト面などであまり採用されにくいようです。(お金持ちの方は良いかも) |
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ラーメン構造 |
一般に中層のマンションに採用されている工法です。鉄骨のラーメン構造と同じく大きな柱・梁で支えられ大空間(鉄骨よりは小さくなりますが)が必要なときに有利といえます。しかし、鉄骨造より重くなるので、構造体すべてが大きな断面になりコストも高くつくようです。 |
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これは素材だけの話で、実際建築物として建てる場合は、耐火被覆をしています。
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集成材・・・集成材とは木材を厚さ1〜3pの板状に挽きその板の繊維の方向が、お互いにほぼ平行に何枚か積み重ね、一体になるように接着した物で、化粧用集成材と構造用集成材があります。
特徴として
- 大断面・長尺の材料が製作できる。(技術上はどんな大きさ長さの物もできるそうですが、あまり大きい物・長い物は運搬できないのでそういう意味で限界があるようです)
- 湾曲した物も作れる
- 死節・抜け節等の部分を取り除く事が出来、反りも少なくすることが出来、木材の欠点を少なくすることが出来るので強度が高くなる(約1.5倍ぐらい強くなる)
許容応力度・・・使用する材料を実際に破壊検査をしてそのものがどれくらいの荷重に耐えられるかを判断するのが一番良いのですが、いちいち検査するのはめんどくさいしコストもかかるので材料の種類によってどれくらいで破壊するのかを調べ、それに安全率を掛けたもので許容応力度が定められています。1平方センチメートルあたり何キログラムの力に耐えられるかで表します。(Kg/m2)
長期許容応力度・・・通常の時の荷重(自重や積載荷重)に対してどれくらいの力に変形せずに耐えられるかを示しています。
短期許容応力度・・・通常の荷重に加えて地震や台風時の力に対してどれくらいの力に耐えられるかを示しています。
長期許容応力度より短期許容応力度の方が大きい数字に設定されています(木材の場合、長期許容応力度の2倍)。
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