2005年1月30日

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  ザ・サークルのギター弾き「ムラさん」から、 日頃お世話になっている「みなさん」へのお便りです。 ホーム・ページでは十分に伝えられないザ・サークルの近況や、 文化情報、私の雑感などを、随時お知らせします。
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 2005年最初の通信です。 今年も、よろしくお願いします。

 寒さは厳しいのですが、 日はずいぶん長くなってきました。 などというと、 先輩から「冬至十日(とうじとうか)」と笑われたものです。
冬至が過ぎて10日もたつと、 日没が遅くなってきたことに誰でも気が付くという意味で、 あんたは鈍感やなぁ、 という意味が、言外に込められている訳です。 昔の人は季節の感覚に鋭かったということでもありましょう。

 今回は、今年から始まった自動車リサイクルのことと、 映画の情報とで、 新年特集豪華?2本立てです。

 ◇自動車のリサイクル◇ 

 今年から自動車のリサイクル法が施行されました。

 うちでは長年乗ってきた車の車検が切れるので、 昨年末に車検を受けました。

リサイクルの費用がいらない今のうちに 買い換えた方が良いのではないか、 と言ってくださる方もありました。 リサイクル料金はずいぶん高いんだよ、 という噂もあって、調べてみることにしました。

 まず、自動車リサイクル法の概要については、 経済産業省のホームページ の中にありました。 「使用済自動車の処理行程で発生するフロン類、 エアバッグ類及びシュレッダーダストについて、 自動車製造業者などに対して 引取り及びリサイクル(フロン類については破壊)を義務付ける」 という趣旨のようです。

自動車リサイクル促進センターという財団法人もできていて、 そのホームページ でも概要が分かります。

 ユーザーは、新車購入や車検の時に、 リサイクル料金を払うことになりました。 払ったお金は、 この財団法人に預託され、 廃車になってリサイクルされた時に リサイクル費用として払われるという仕組みのようです。

 リサイクル料金は、 シュレッダーダスト料金、エアバッグ類料金、フロン類料金の3種類に、 情報管理、資金管理の費用として510円又は610円がプラスされます。

シュレッダーダスト料金は、 車本体の破砕と再資源化に必要な費用で、 車両の重さにだいたい比例するようです。
エアバッグ類料金は、 エアバッグとシートベルトプリテンショナーの回収・運搬とリサイクルに必要な費用 で、 エアバッグがたくさんついていると高くなります。
フロン類料金は、エアコンに使われているフロンガスの回収・運搬、破壊に必要な費 用で、 車の大きさに関係なくメーカーで一律のようです。

 実際の料金は、メーカーが設定するとのことで、 自動車会社のホームページで調べてみました。

私の場合は、三菱車ですので、 三菱自動車の「お客様向けリサイクル料金」のページ で調べてみました。 11,000円くらいのようです。

新車を買った場合はどうでしょう。 ホンダは、 三菱と同様、分かりやすいところにリンクが張ってあって、 フィットの場合で、10,160〜10,900円とのことで、 新車を買っても車検を受けても、同じくらいのリサイクル料金を払うようです。
トヨタと日産は、サイトマップなどまで見てみましたが、 どこに載っているのかわかりませんでした。
リサイクルについてのホームページでの扱いは、 今評判の悪い三菱が、分かりやすく丁寧なのに、 環境とプリウスで名を上げているトヨタには、 熱心さが感じられませんでした。

 私の場合、年末の駆け込み車検でしたので、 リサイクル料金はまだ払っていませんが、 長年乗ってきた車のリサイクル費用として 1万数千円程度を負担するのは当然なような気がしています。
 ◇「ハウル」効果◇ 

 「ハウる」というのは、音楽関係者にとっては、 不吉な言葉。
マイクとスピーカの間で音が回って、 「ブー」とか「ピー」とか、いやな音が、 盛大に会場に流れる現象を言いますが、 ここで取り上げるのは、それではなくて、 宮崎アニメの「ハウルの動く城」のこと。

 経済産業省では、「特定サービス産業動態統計調査」という 統計調査を実施していますが、 その11月分の速報が、 だいぶ前に発表されています。

映画館という項目がありますが、 「11月の売上高は、前年同月比4.8%の増加。 入場者数は同14.9%の増加。 上映種類別入場者数をみると、「邦画」は同187.2%の大幅な増加、 「アニメーション」は前年の水準が低いこともあり同1508.7%の大幅な増 加、」 とのこと。

中日新聞(1月14日付け)によると、 「ハウルの動く城」(公式サイト) の大ヒットが要因とのことです。

 前号では、 宮崎アニメへの期待が大きいだけに、 少し「?」であると書きましたが、 「宮崎アニメからは、目を離す訳にはい」かないので、 「是非見ておくことをお薦めします。」 というのが、結論のつもりです。

私の周りでも、 無条件の称賛の声は聞こえませんが、 見なければよかったという意見はありません。 見たことは正解ということです。 まず、ご覧になることをお薦めします。

 このところ、 「オペラ座の怪人」(公式サイト)「ネバーランド」(公式サイト)「北の零年」(公式サイト)、 と気になる映画が封切られています。 全部、見たいけど、… 思うに任せないのが残念です。

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