今年から自動車のリサイクル法が施行されました。
うちでは長年乗ってきた車の車検が切れるので、
昨年末に車検を受けました。
リサイクルの費用がいらない今のうちに
買い換えた方が良いのではないか、
と言ってくださる方もありました。
リサイクル料金はずいぶん高いんだよ、
という噂もあって、調べてみることにしました。
まず、自動車リサイクル法の概要については、
経済産業省のホームページ
の中にありました。
「使用済自動車の処理行程で発生するフロン類、
エアバッグ類及びシュレッダーダストについて、
自動車製造業者などに対して
引取り及びリサイクル(フロン類については破壊)を義務付ける」
という趣旨のようです。
自動車リサイクル促進センターという財団法人もできていて、
そのホームページ
でも概要が分かります。
ユーザーは、新車購入や車検の時に、
リサイクル料金を払うことになりました。
払ったお金は、
この財団法人に預託され、
廃車になってリサイクルされた時に
リサイクル費用として払われるという仕組みのようです。
リサイクル料金は、
シュレッダーダスト料金、エアバッグ類料金、フロン類料金の3種類に、
情報管理、資金管理の費用として510円又は610円がプラスされます。
シュレッダーダスト料金は、
車本体の破砕と再資源化に必要な費用で、
車両の重さにだいたい比例するようです。
エアバッグ類料金は、
エアバッグとシートベルトプリテンショナーの回収・運搬とリサイクルに必要な費用
で、
エアバッグがたくさんついていると高くなります。
フロン類料金は、エアコンに使われているフロンガスの回収・運搬、破壊に必要な費
用で、
車の大きさに関係なくメーカーで一律のようです。
実際の料金は、メーカーが設定するとのことで、
自動車会社のホームページで調べてみました。
私の場合は、三菱車ですので、
三菱自動車の「お客様向けリサイクル料金」のページ
で調べてみました。
11,000円くらいのようです。
新車を買った場合はどうでしょう。
ホンダは、
三菱と同様、分かりやすいところにリンクが張ってあって、
フィットの場合で、10,160〜10,900円とのことで、
新車を買っても車検を受けても、同じくらいのリサイクル料金を払うようです。
トヨタと日産は、サイトマップなどまで見てみましたが、
どこに載っているのかわかりませんでした。
リサイクルについてのホームページでの扱いは、
今評判の悪い三菱が、分かりやすく丁寧なのに、
環境とプリウスで名を上げているトヨタには、
熱心さが感じられませんでした。
私の場合、年末の駆け込み車検でしたので、
リサイクル料金はまだ払っていませんが、
長年乗ってきた車のリサイクル費用として
1万数千円程度を負担するのは当然なような気がしています。
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