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2004年8月8日 |
ザ・サークルのギター弾き「ムラさん」から、
日頃お世話になっている「みなさん」へのお便りです。
ホーム・ページでは十分に伝えられないザ・サークルの近況や、
文化情報、私の雑感などを、随時お知らせします。 メイルでも配布していますので、必要な方はお知らせください。次回からお送りします。 ご意見、ご感想などは、 Eメール でどうぞ。 |
前号では、 何通も届いた方もあったと思いますが、 送信エラーが出たためです。 ご迷惑をかけました。 |
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![]() 壬生は、四条通りをどんどん西へ行って、 四条大宮からもう少し先を、南に下ったあたりです。 何気なく四条通を南に曲がったとたん、何か尋常でない雰囲気です。 人出も多いし、軒には「誠」の旗が出ている。 もう「新選組!」の世界。 もう少し歩きますと、 「新選組・壬生屯所跡・旧前川邸」というのがあります。 あれ、屯所は八木邸では?と思ったのですが、入ってみて納得。 前川邸は八木邸の通りをへだてた筋向かいに当たります。 最初は八木邸だけだったのが、 隊士が増えたので、両邸を屯所に使っていたのだそうです。 前川邸では、商魂たくましく、いろいろなグッズを売っていました。 資料なども出ていて、このブームが手に入れるチャンス、 新選組関係の地図などを買ってきました。 | |
壬生に来たらやはり八木邸、 伊東四朗演ずる八木源之丞をはじめ、 「新選組!」に描かれた八木家のイメージは魅力的で、 一度訪問したくなりますよね。 前川邸から少し歩くと、老舗の和菓子屋さんがあって、 その角を曲がった奥が八木邸です。 ![]() 八木家のホームページ によると、入口の和菓子屋さんは、 八木家の経営なのですね。 なお、公開時間は午前9時から午後5時まで、 見学料は大人:1,000円(抹茶、屯所餅付き) とのことです。 なお、抹茶は八木邸の中ではなく、 見学後にいただくようです。 「ようです」というのは、 狭い道路にはみ出すほどの長い行列、 列がどんどんできるのに、動く気配もありません。 せっかくでしたが、又の機会にすることにしました。 「新選組!」にも出てきましたが、 資金稼ぎのための相撲大会、 その会場になったといわれる「壬生寺」、 こちらの方はすいていました。 その一角に「壬生塚」があります。 ![]() 芹沢鴨の墓などとともに、 「あゝ新撰組」の歌碑もあって、 子どものころ三橋美智也が、 「加茂の河原に千鳥が騒ぐ…」と歌っていたのを思い出しました。 では、帰ろうかと、駅までタクシーに乗ったら、 親切な運転手さんが、途中ですから「島原」へ寄りましょうか、 と言ってくれました。 島原は、当時、吉原にならぶ遊郭で、 新選組の青年隊士たちも、遊んでようです。 車窓からでしたが、 島原の大門、芹沢鴨が大暴れしたという角屋、置場兼揚屋の輪違屋 を見せてもらいました。 この三つだけしか残っていないそうですが、 よく保存されていて、当時の雰囲気が感じられます。 前川邸で買ってきた地図で見てみると、 八木邸からは南に1kmちょっとくらい、 歩いて20分くらいでしょうか。 壬生から足を伸ばせるくらいの距離のようです。 |