2004年3月1日

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  ザ・サークルのギター弾き「ムラさん」から、 日頃お世話になっている「みなさん」へのお便りです。 ホーム・ページでは十分に伝えられないザ・サークルの近況や、 文化情報、私の雑感などを、随時お知らせします。
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 庭の白梅も咲きました。

すっかり春めいてきたのですが、 このところ花粉症もひどくなってきました。
今年は楽だとか、言われていますが、 ちゃんと治療、予防しないとひどいことになりそうです。


 今回は、珍しい取り合わせ、 地元ネタと、テレビねたです。
梅が咲いた

 ◇三重県立博物館のイルミネーション◇ 

 今、三重県立博物館の前を、暗くなってから通りますと、 きれいなイルミネーションで飾られています。
博物館の電飾

県立博物館は、開館50周年で、その記念企画展の一つとして、 「三重に灯りがともった頃−あかり・いま・むかし−」という展示 (三重県立博物館のホームページ) をしています。
その期間中、3月21日まで、電飾 (三重県立博物館のホームページ) が施されています。

 実は、97年前の明治40年に、 東海地方初のイルミネーションがこの地にともった、 それを復活するという企画なのです。

当時、関西各府県の持ち回りで、 「関西府県連合共進会」という博覧会が開かれていましたが、 その第9回が津市の偕楽公園付近で開催されたのです。

入場門をくぐった正面に「参考館」という建物が建てられて、 夜間には7000個以上の電飾で建物が浮かび上がり、 不夜城のようだと評判になったのだそうです。

その参考館が、共進会終了後は、「勧業陳列館」として使われ、 その跡地に今の博物館があります。 正面の階段は、当時のものが残っているのだそうです。
それを再現したイルミネーション、きれいですよ。 3月21日までです。 お近くの方は、ご覧になってはいかがでしょうか。
 ◇懐かしい「奥さまは魔女」◇ 
 子どもの時見た、アメリカ製のテレビドラマが、 日本製でリメイクされ、放映されています。

「奥さまは魔女」は、オリジナルは1964年からの放送、日本では2年後からとのこと。 広告会社の社員が、 サマンサという可愛い奥さんと結婚したところ、 「なんと奥様は魔女だったのです」という設定の喜劇で、 大変面白かった記憶があります。

そこで、懐かしさにつられて見てみましたが、 けっこう面白いですよ。

 舞台は現在の日本に移してありますが、 魔女のお母さんが二人の結婚に反対とか、 ダーリンと呼ばれる旦那さんは広告会社に勤務とか、 お隣のおばさんに魔法が気付かれているとか、 原作にはけっこう忠実で、 昔見ていたファンには、 フムフムと一種のパロディみたいな楽しみもあります。

エリザベス・モンゴメリー扮するサマンサが、 米倉涼子扮するアリサになっていて、 お芝居はうまくはないのですが、 それらしい雰囲気をうまく出しています。 ただ、サマンサが魔法を使う時に、 鼻をピクピクとさせたアレは再現できていませんね。 練習しても無理なのでしょうね。

脇役がうまい俳優さんで固めてあるのも、良いですね。 会社の上司は 竹中直人、
その奥さんには 室井滋、
人間との結婚に反対しているアリサの母親に 夏木マリ、
アリサの伯母さんのドジな魔女に何と岸田今日子です。
特に夏木マリは、魔女的な雰囲気と「人間味」を兼ね備えた演技(?)で、 魔女で若夫婦のお母さんにぴったりの存在感が出ています。 素直に楽しめるドラマですね。

 米国では、映画としてリメイクの計画があるそうです。 ニコール・キッドマン主演で来年公開予定とか。 その前に、日本製ドラマ版を見ておこうというのも 良い考えではないでしょうか。

 TBS系で金曜日夜、 三重県では、CBCテレビで金曜日の午後10時からの放映です。 くわしくは、 TBSの「奥様は魔女」のページ をご覧ください。

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