◇「鉄腕アトム誕生の瞬間(とき)」を見てきました◇
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鉄腕アトムは、2003年4月7日に誕生日を迎えます。
それを記念して、
宝塚市にあります「手塚治虫記念館」
で、「鉄腕アトム誕生の瞬間(とき)」を再現するというイベントが
行われていると聞きつけて、さっそく行って来ました。
記念館には初めて行きましたが、
宝塚駅を降りて、宝塚歌劇場を過ぎて、
宝塚ファミリーランドの敷地の一角にあります。
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向こうにみえる虹色の塔が、
「手塚治虫記念館」です。
エントランスは道路の側にありますので、
ファミリーランドに入場する必要はありません。
駅からは楽に歩いていける距離です。
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入り口では、まず、火の鳥のモニュメントが迎えてくれます。
台座には「宝塚市平和モニュメント火の鳥」とあります。
そうです、この記念館は、宝塚市立。
手塚治虫が宝塚出身だからなのでしょうが、イキですねぇ。
手塚漫画の主人公の手形・足形にそって
入場口に進みます。
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お目当ての「鉄腕アトム誕生の瞬間(とき)」は、
3階の特別展示の入り口付近です。
細長い敷地に建てられた館内は狭く、
アトム誕生の瞬間も狭い空間にうまく展示してあります。
その狭い空間に、まだ15分もあるというのに、人が集まりかけています。
私も、人垣の後ろに立ちました。
「人垣の後ろ」にまた人垣が、と、狭い空間に立錐の余地もないほど人が集まり、
まだかまだかと待ちます。
ガラスにたくさんの人が映っているでしょう。
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時間になり、
「運命」が、
鳴り響く…というほどでもなく、
聞こえ始めました。
そしてアトムがむっくりと体を起こし、ぱっちりと目を開けました。

数分で、ガラスが曇ったかとおもうと、もとのようにアトムは寝てしまいました。
人垣からは、「これだけ?」という声があちこちから、聞こえます。
そう「これだけ」だったのですが、
何かみんな「歴史的瞬間」に立ち会えた満足感で、
三々五々散っていきました。
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記念館は、全体がそんなに大きくありません。
狭い敷地に無理して建てている感じなのですが、
展示は充実していますよ。
手鉄腕アトムの多分初版の単行本、
初期の作品の「新宝島」の単行本や、
原画なども何気なく展示してあります。
小さいながら、ミュージアム・ショップもありました。
アトムのネクタイを買ってきました。
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「鉄腕アトムアトム誕生の瞬間(とき)」のイベントは、
4月7日以後は毎日、それまでは、土、日、祝だそうです。
くわしくは、
手塚治虫ワールドのホーム・ページ
または、新聞各紙のHP、
京都新聞、
神戸新聞、
日経ネット関西
などをご覧ください。
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