まず二つのコードを覚えます。
押さえるのが簡単で、きれいな音が出るようにということで、
DとA7というコードを選びました。
まず、Dコードです。
コードを説明するのに便利なダイアグラムというものがあります。
これがDコードのダイアグラムです。
* @ @
+==+==+==+==+==+
| | | | | |
| | | | | |
+--+--+--+--+--+
| | | | | |
| | | @ | @
+--+--+--+--+--+
| | | | | |
| | | | @ |
+--+--+--+--+--+
| | | | | |
糸巻きを上にしてギターの指板を見た図と考えるわかりやすいと思います。
+==+==+==+==+==+
は、ナット(つまり0フレット)を表しています。
| | | | | |
は、6本の弦です。
+--+--+--+--+--+
が、フレットを表しています。
@で押さえる場所を示しています。
ナットの上に@を付けたのは、
押さえなくてもコードの音なので、弾く弦です。
* を付けたのは、
コードの音ではないので、弾いてはいけません。
Dコードの押さえ方ですが、
○人差指で第3弦の第2フレットを押さえます。
○薬指で第2弦の第3フレットを押さえます。
○中指で第1弦の第2フレットを押さえます。
左手のどの指で押さえるかの情報を加えて、
ダイアグラムをもう一度掲げておきます。
* (0)(0)
+==+==+==+==+==+
| | | | | |
| | | | | |
+--+--+--+--+--+
| | | | | |
| | | (1) | (2)
+--+--+--+--+--+
| | | | | |
| | | | (3) |
+--+--+--+--+--+
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(1) が人差指、(2) が中指、(3) が薬指、
(0)は、開放弦です。
次は、A7です。ダイアグラムを見れば、分かるようになったと思います。
(0)(0) (0) (0)
+==+==+==+==+==+
| | | | | |
| | | | | |
+--+--+--+--+--+
| | | | | |
| | (1) | (2) |
+--+--+--+--+--+
| | | | | |
| | | | | |
+--+--+--+--+--+
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念のため確認しましょう。
○人差指で第4弦の第2フレットを押さえます。
○中指で第2弦の第2フレットを押さえます。
これであなたは、二つのコードの押さえ方は分かりました。
左手はOKですので、右手の練習に入りましょう。