Windowsのカスタマイズとパフォーマンスアップ
Windows 95、98などについて、いろいろな覚書です。 ちょっと前の非力なマシンを使用するときにはおすすめです。
実践は自己責任でお願いします。 もっとカスタマイズ
* INDEX
・ アプリケーションを使って簡単に
下にあげたものなどをはじめ、普通ではできない、さまざまな設定を可能にするためのアプリケーションがあります。 有名なソフトをご紹介します。 簡単、便利、いい仕事してます。 多謝!
また、プログラムを呼び出すための 「ランチャー」 と呼ばれるソフトも便利です。 Vector のライブラリ 「ユーティリティ」 にいろいろあります。
・ 手動でパフォーマンスアップ
動作がすばやくなり、快適に使用できるようになる可能性があります。
- 仮想メモリの設定変更 ☆☆ 95/98/2000
- CPUのL2キャッシュ設定 2000/XP
- レジストリ最適化 ☆☆☆ 98SE/ME/2000
- デフラグ☆ ☆ 95/98SE/ME/2000
- 不必要なファイルシステム ☆☆
- タイムスライス ☆☆
- CD-ROM の自動起動 (AutoRun) を禁止する ☆☆ 2000/XP
- 起動時に自動実行されるプログラムを変更 ☆☆☆☆ 98/ME/2000/XP
- デスクトップのいろいろ ☆☆ 95/98SE/ME/2000
- 拡張子の表示
- デバイスドライバ情報のデータベース
- ウィンドウ開閉のアニメーション ☆☆ 95/98SE/ME
- ディレクトリキャッシュ/ファイルキャッシュ1
- ディレクトリキャッシュ/ファイルキャッシュ2
- CD-ROMキャッシュ
- フォントキャッシュ
- タスクトレイアイコン ☆☆
- 常駐ソフト ☆☆☆☆
・ 手動でカスタマイズ
- プレースバーをカスタマイズ
- 右クリックの [新規作成] で表示される項目変更 95/98/NT4.0/Me/2000
- デスクトップ上の「ごみ箱」の名前を変更する 95/98/NT4.0/Me/2000
- Internet Explolere のソースの表示に任意のエディターを使用する 95/98SE/ME/2000
- 「送る」に項目を追加する 共通
- Internet Explorer のWeb検索をオリジナルに変更する。 IE各ヴァージョン
・ 参考リンク
- 参考リンク
2000/XP
Windows 2000やXPでは、各種のアプリケーションからファイルを「開く」や「名前を付けて保存」を実行すると、左側に「デスクトップ」や「マイドキュメント」などのアイコンが並んだダイアログボックスが開きます。 このアイコンが並んでいるところを「プレースバー」といいます。 ここを任意のアイコンに変更する方法です。 かなり便利。
※ レジストリを編集しますので初心者厳禁!
★ フリーウェアのPlacesBar を使用すると、プレースバーのリンク先を"簡単"に好きなフォルダに変更することができます。 自動的にレジストリを編集してくれますので、簡単安心。 ★
- レジストリエディタを起動。
- 「HKEY_CURRENT_USER→Software→Microsoft→Windows→CurrentVersion→Policies」を開く。
- 「Policies」を右クリックして「新規」-「キー」を選び、「comdlg32」というキーを作成する。
- 「comdlg32」を右クリックして「新規」-「キー」を選び、「PlacesBar」というキーを作る。
- 既定のディレクトリを追加するためには・・・
- 「PlacesBar」を右クリックして「新規」-「DWORD値」を選択し「Place0」と入力。
- 「Place0」をダブルクリックし「16進数」がオンであることを確認して「値のデータ」に次の番号のいずれかを入力する。
- 0:デスクトップ
- 1:IEアイコン
- 2:「プログラム」フォルダ(個人用)
- 3:「コントロールパネル」フォルダ
- 4:「プリンタ」フォルダ
- 5:「マイドキュメント」フォルダ
- 6:「お気に入り」フォルダ
- 7:「スタートアップ」フォルダ(個人用)
- 8:「履歴」フォルダ
- 9:「送る」メニュー
- A:ごみ箱
- B:スタートメニュー(個人用)
- 10:デスクトップ(個人用)
- 11:「マイコンピュータ」
- 12:「マイネットワーク」
- 任意のディレクトリを追加するためには・・・
- 「PlaceBar」をダブルクリックして「新規」-「文字列」を選択し「Place1」と入力。
- 「Place1」をダブルクリックして、「値のデータ」に任意のディレクトリを入力。(例 C:\chome)
- この操作を行うと、既存のアイコンはすべてクリアされるので、同様にして、キー「Place2」、「Place3」、・・・を追加して必要なボタンを登録する。(例 マイコンピュータ、マイドキュメント、履歴、・・・)
95/98/2000
メモリーに入りきらなくなったデータは、いったんHDDに設置された「仮想メモリ」領域に移されます。 これをスワップといいます。
通常は C: ドライブ(起動ディスク) を仮想メモリに使用する設定になっています。 C:
ドライブ(起動ディスク)とは別のドライブがあるならば、そこを使用するように設定を変更したほうがパフォーマンスがよくなります。 ただし、C:
ドライブ(起動ディスク) とは別の物理的ドライブであって、同一ドライブに設けた別パーティションではいけません。 さらにより高速にアクセスできるドライブであったほうがよいです。
- コントロールパネルから「システム」を開く
- 「詳細」タブから「パフォーマンス・オプション」を開く
- 仮想メモリの「変更」を開く
- C: ドライブとは別のドライブにメモリーを設定しなおす
- Windows を再起動する
2000/XP
※ レジストリを編集しますので初心者厳禁!
WindowsXPではL2キャッシュ(L2キャッシュ)のサイズが256Kバイトに設定されているらしい。 しかし、Intel
CPUの場合、KatmaiコアのPentium3はL2キャッシュ512Kバイト、CoppermineコアのPentium3は256Kバイト、NorthwoodコアのPentium
4はL2キャッシュ512Kバイト、Prescottコアに至っては1Mバイトだし、Pentium
Mも同様に1Mバイトもしくは2Mバイトなので、有効活用されていないことになる。 L2キャッシュサイズの設定を正しく設定しなおすことで、処理速度をアップさせることができる。設定値はCPUの種類によって異なるので、メーカーのサイトなどでよく調べてから実施しる。
- レジストリエディタを起動。
- 「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\SessionManager\Memory
Management」の「SecondLevelDataCache」をダブルクリック。
- 「表記」を「10進」に変更した上で、「値のデータ」を変更する。 例:Katmaiの場合は「512」(デフォルトの「0」で、256Kバイトの設定となる)
- レジストリエディタを閉じる。
98SE/ME/2000
効果テキメン、アプリケーションをインストールあるいはアンインストールしたら、そうでなくとも時々はやりましょう。
Windows98SE
- [スタート]−[Windows の終了] で、MS-DOS モードで再起動する。
- scanreg /fix [ENTER]
- scanreg /opt [ENTER]
- exit [ENTER]
WindowsME
- 起動ディスクで起動する。
- scanreg /fix [ENTER]
- scanreg /opt [ENTER]
- 起動ディスクをドライブから抜き出して再起動
Windows2000
フリーで優秀なアプリケーションがあります。それを利用しましょう。
for Windows NT/2000/2003/XP http://home.t-online.de/home/lars.hederer/erunt/
時々は実行したほうがよいです。フリーで優秀なデフラグツールもあります。
- [スタート]−[プログラム]−[アクセサリ]−[システムツール] から「デフラグ」を起動する。
- 「設定」ボタンをクリックし、「プログラムファイルを整理して、プログラムの実行速度を速くする」にチェックがあることを確認し「OK」をクリック。
- Windows やプログラムがあるドライブを選択して、「OK」をクリック。
ドライブのサイズにもよりますが、数十分〜数時間でデフラグが完了します。
DVD を搭載していない PC では UDF ファイルシステムは不要です。(DVDドライブを搭載しているなら、この作業を行ってはいけない。)
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] で msconfig を起動。
- [全般] タブの「詳細設定」ボタンをクリック。
- 「UDF ファイル システムを使用不可にする」にチェックを入れ「OK」をクリック。
98SE
タイムスライスを短くすることで、操作感が改善することがあります。初心者厳禁。元データはリネームで保存を奨励。 CPUの性能によって記述内容は異なりますので、ご注意。 数値がちいさけりゃいいってもんでもないようで。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から System.ini を起動。
- [386Enh] と書かれたセクションを探し、次の行を追加します。
CPU | 記述 |
Pentium | MinTimeslice=10 |
PenMMX | MinTimeslice=4 |
PenII | Mintimeslice=3 |
- 上書き保存してメモ帳を閉じます。
- Windows を再起動しする。
95/NT4.0/98SE/ME/2000
レジストリの編集ですので、要注意!
- レジストリエディタを起動する。
- キー:HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}\ShellFolderを開く。
- 「Attributes」値をダブルクリックして、「値のデータ(V)」を「40 01 00 20」から「50
01 00 20」に書き換えてOKをクリックする。
- レジストリエディタを終了する。
- デスクトップ上の「ごみ箱」アイコン上で右クリックをすると「名前の変更(M)」が追加されている。
2000/XP
- グループポリシーから設定を変更する。
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から gpedit.msc を起動する。
- ローカルコンピュータポリシー \コンピュータの構成 \管理用テンプレート\システムを開く。
- [自動再生機能を無効 (オフ) にする] をダブルクリックする。
- 「有効」に設定して「OK」をクリック。
他に以下のような方法もあります。 レジストリ編集ですので要注意!
- [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regedit を起動する。
- HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Services \Cdrom を展開する。
- 右の AutoRun 値のデータを 0 に設定する。
XP の場合、CD-ROM ドライブのプロパティでも設定できる。
- エクスプローラで CD-ROM ドライブを右クリックして [プロパティ] をクリックする。
- [自動再生] タブをクリックし、ドロップダウンリストで「音楽 CD」を選択する。
- 「実行する動作を選択」にチェックし、「何もしない」を選択して「OK」をクリック。
95/98SE/ME/2000/XP
Windowsが起動するときに、自動的に起動してくるプログラムを変更するには、なん通りかの方法があります。 また、Windowsのヴァージョンによって、操作方法が異なります。
これらを利用すれば、バックグラウンド(背後)で動いている常駐ソフトを停止して、パソコンの動作を軽くすることも可能です。 バックグラウンドで動いているソフトを調べるには、タスクマネージャーに表示されたプロセス名を、ググるとよいでしょう。 あるいは、Process Explorer を使うとよいでしょう。 そして、不要なプログラムを停めて、快適なPCを手に入れましょう。
メーカー品のPCなどは最初から多数のアプリケーションが自動起動するように設定されています。これらのソフトの自動起動を停めることで、パソコンの動作はずいぶんと軽いものになります。ぜひこのテクニックはマスターしてください。
「タスクマネージャー」の起動の仕方: タスクバー上で右クリック > 「タスクマネージャー」
Windows95 の場合
http://www2.whidbey.com/djdenham/Msconfig.htm フリーソフトMSCONFIG を使うといいでしょう。
Windows2000Professional の場合
設定方法 |
操作 |
タスクスケジューラ |
[スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] - [システムツール] - [タスク]で確認、変更 |
レジストリ |
各アプリケーションから設定する。 レジストリを直接編集するのは危険らしい |
スタートアップフォルダ |
自動起動させたいプログラムのショートカットアイコンをスタートアップフォルダに入れておく |
危険を承知で実験する場合は・・・以下を参照とのこと
全ユーザー共通 |
HKEY_LOCAL_MACHINE\ の下の
Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run |
各ユーザーごと |
HKEY_CURRENT_USER\ の下の
Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run |
もうひとつ、フリーソフト「MSCONFIG」を使う方法があります。 Win2kには msconfig ないからね。
こちら、http://www2.whidbey.com/djdenham/Msconfig.htm
WindowsXP の場合
設定方法 |
操作 |
タスクスケジューラ |
[スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] - [システムツール] - [タスク]で確認、変更 |
レジストリ |
msconfigで編集 各アプリケーションから設定する。 レジストリを直接編集するのは危険らしい |
スタートアップフォルダ |
自動起動させたいプログラムのショートカットアイコンをスタートアップフォルダに入れておく |
■ 「msconfig」の使い方。
- 起動方法: 右下の「スタート」ボタン > 「ファイル名を指定して実行」 > 「名前」の空欄に「msconfig」と入力 [OK]
- 「システム構成ユーティリティ」ダイアログの「スタートアップ」タブをクリック。
- 「スタートアップ項目」に一覧から名称を読み取り、起動をとめてもよいものかどうか、ネットで検索します。(うっかり重要な項目を無効にすると、面倒です)
- 自動起動が必要でない項目のチェックをはずします。 > [OK]
- 再起動。
- 起動時に表示されるダイアログを読み、必要ならチェックを入れる。 これで終わり。
※ ウィルス対策ソフトウェアなど自動起動をとめてしまってはいけないものもありますのでよく調べてから行ってください。
※ 「システム構成ユーティリティ」の「スタートアップ」タブ以外は触らないほうが無難です。もし、いじるならそれなりに勉強してからにしてください。
Windows98SE/ME の場合
設定方法 |
操作 |
タスクスケジューラ |
[スタート] - [プログラム] - [アクセサリ] - [システムツール] - [タスク]で確認、変更 |
レジストリ |
msconfigで編集 または、各アプリケーションから設定 |
スタートアップ・フォルダ |
自動起動させたいプログラムのショートカットアイコンをスタートアップフォルダに入れておく |
Autoexec.bat、Win.ini、System.ini |
msconfigで各項目を編集する |
- msconfigの起動方法
- 「スタート」 > 「ファイル名を指定して実行」 > [msconfig]と入力して 「OK」
95/98/ME/2000
変更方法は二種類あります。
利点
デフォルト純正の Notepad では文字化けしてしまうソースも、Terapad
ならきちんと表示できます。
実行
A ごく簡単な方法
スタートアップの検索などを使って、Notepad.exe
があるフォルダを探し出し、元の「notepad.exe」を「_notepad.exe」などに変更します。 次に、置き換えをしたいエディタ実行ファイルのファイル名を「notepad.exe」に変更して、おなじフォルダにおきます。
※ Windows2000の場合、この方法では失敗します。 OSの自己修復機能が働くせいだそうです。 しかし、セーフモードで起動してから置き換えるとうまくゆくそうです。
※ Terapad を使う場合は、下を参考にしてください。
B レジストリを編集する方法
※ レジストリを編集しますので初心者厳禁!
- レジストリエディタを起動する。
- 左フレームから、<HKEY_LOCAL_MACHINE> - <SOFTWARE> - <Microsoft>
- <Internet Explorer>キーを右クリック > 新規 > キー
- 新しいキーの名前を 【View Source Editor】 とする。
- <View Source Editor> 上で右クリック > 新規 > キー 名前を 【Editor
Name】 とする。
- <Editor Name> を選択している状態で、右フレームの<標準> をダブルクリック
- ダイアログが開いたら、値のデータに、エディタの実行ファイルをフルパスで入力する。(EX:
C:\Program Files\Terapad\nobieditor.exe)【OK】をクリックしてレジストリエディタを終了。
<HKEY_LOCAL_MACHINE> - <SOFTWARE> - <Microsoft> - <Internet
Explorer> -<View Source Editor> - <Editor Name> キーの[標準]文字列の値のデータがエディタ実行ファイルのフルパス。
注意 特記
TeraPad というエディタを利用する場合、TeraPad用ツールTerapper を利用しなければなりません。 上記レジストリキーの値に、ラッパーファイル
Tp.exe のフルパスを入力します。 (EX: C:\Program
Files\Terapad\Tp.exe) さらに Tp.exe と同梱の
Tp.ini ファイルを編集しなければなりません。 (AppExePath= TeraPadの実行ファイルのフルパスを記入)
※ もうひとつ・・インターネット一時ファイルフォルダがいっぱいなると、Terarapper
がいうことをきかなくなるということがあるようです。 その際は、メニューバーの「ツール」→「インターネットオプション」→「全般タブ」→「ファイルの削除」で解決します。
ファイルやフォルダの上で右クリックすると開くメニューの中に【送る】という項目があります。 3.5inchFDとかデスクトップとか登録されています。 ここへ、新しく項目を追加しようというものです。 こういうテクニックを駆使すれば、デスクトップから邪魔なアイコンを駆逐できるのです。 解凍ソフトやなんか追加すると便利です。
- 【スタートボタン】から、【検索】 > 【ファイルやフォルダ】 をクリック。
- 【ファイルまたはフォルダの名前】の欄に ”sendto” と入力、【検索開始】をクリック
- みつかった”SendTo” フォルダのなかに、追加したいもののショートカットを作る。 (プログラムでもフォルダでもOK)
アイコン
デスクトップにアイコンがたくさんあるとリソースを消費することになります。 リソースというのは、PCが作業するときの手の数とでもいいましょうか・・・。 いろいろさせるとてがたらなくなるということでかね。
デスクトップは作業台という認識で、作業が終わったらファイルやフォルダは指定の場所へ移動させましょう。 ショートカットはスタートメニューに登録しましょう。
壁紙
楽しいものですが、これもリソースを消費します。 非力なマシンには「なし」が快適に使うための第一歩です。
スクリーンセイバー
これも同様、3Dなんかは特にひどいです。 なしがいいわけです。 特に液晶ディスプレイには必要ありません。
デスクトップ上のアイコンを表示しない
95/98/Me/2000
デスクトップに並んだアイコンを減らすと、リソースが減り、少しはマシンの使用が快適なる場合があります。
レジストリの編集ですので、要注意!
- レジストリエディタを起動する。
- キー:HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Windows \ CurrentVersion
\ Policies \ Explorer を開きます。
- 右側のウィンドウで、右クリック → <新規(N)> → <DWORD 値(D)> と選択してできたアイコンの名前を
『NoDesktop』 に変更します。
- このアイコンをダブルクリックしてダイアログを開き、[値のデータ(V)] 欄を 『1』 に変更します。
- レジストリエディタを終了し、再起動すると、設定が有効になります。
*これを実践すると、デスクトップ上はすべてアイコンがなくなりますが、デスクトップ上での右クリックなども使用不可になります。これはシステムに制約を設けるためです。そのため、ファイルを探すときなどいちいちスタートメニューやキーボードからエクスプローラを起動する必要があります。変更を行う際に、実際の有用性をよく検討されることをおすすめします。
普段は拡張子を非表示にしたほうがマシンへの負担が減ります。
- デスクトップから 【マイ コンピュータ】 をクリック。
- 【ツール / 表示】メニューから 【フォルダ オプション】 をクリック。
- 【表示】 タブを開き、【詳細設定] ボックスの 【ファイルとフォルダ】 フィールドから
【登録されているファイルの拡張子は表示しない】 にチェックを入れると拡張子は表示されない。チェックをはずすと表示される。
- 【OK】 をクリック。ウィンドウを閉じる。
特定の拡張子だけ表示したいとき。
- デスクトップから 【マイ コンピュータ】 をクリック。
- 【ツール / 表示】メニューから 【フォルダ オプション】 をクリック。
- 【ファイルタイプ】 タブを開き、目的のファイルタイプをクリック。
- 【詳細設定】で、【常に拡張子を表示する】にチェックを入れる。
- 【スタート】 > 【検索】 > 【ファイルやフォルダ】 をクリック。
- 「ファイルまたはフォルダの名前/名前」入力ボックスに ” Drvidx.bin (スペース)
Drvdata.bin ” と入力。
- 「探す場所」のプルダウンメニューから「ローカルハードディスクドライブ(C:)を選択して、【検索開始】をクリック。
- 検出されたファイルを右クリックして、コンテキストメニューから【名前の変更】をクリック。
- 拡張子だけを”.bak”に変更して、ウィンドウを閉じる。
windows98/MEの場合
- デスクトップの何もないところで右クリック > コンテキストメニューの【プロパティ】 をクリックする。
- 【画面のプロパティ】 > 【効果 タブ】 > 【視覚効果 フィールド】 > 「メニューとヒントをアニメーション化する/ウィンドウ、メニューおよび一覧をアニメーション化する」 のチェックをはずす。
Windows95の場合 ※ レジストリを操作しますので初心者厳禁
- レジストリエディタを起動する。
- 左フレームから <HKEY_CURRENT_USER> - <ControlPanel> - <desktop>
- <windowmetrics> キーをクリック。
- 右フレームにある <MinAnimate> アイコンをダブルクリック。
- <MinAnimate> アイコンがない場合は、右フレームの何もないところで右クリック。 コンテキスト
メニューから [新規] - [文字列] をクリックし、名前を <MinAnimate>
に変更する。
-
[文字列の編集] ダイアログの、[値のデータ] 入力ボックスに <0> と入力し、[OK]
をクリック。(ゼロですよ)
- レジストリ エディタを閉じ、Windows を再起動する。
通常はネットワークサーバー、デスクトップコンピュータ、ポータブルコンピュータの三種類の選択が可能です。 最もメモリ消費が低いのは「デスクトップコンピュータ」で、ディレクトリ、ファイルキャッシュ共に0バイトです。 これは、「ポータブル・コンピュータ」などを選択したほうが快適になります。
PathCacheとはアクセスしたディレクトリ名をキャッシュします。 NameCacheとはアクセスしたファイル名をキャッシュします。
- コントロールパネル > システム > システムのプロパティ > パフォーマンス・タブ > 詳細設定 > ファイルシステムをクリック
- ファイルシステムのプロパティ > ハードディスク タブ > 設定フィールドの コンピュータの主の主な使用目的(T): でポータブルコンピュータ (搭載メモリに余裕のある人はネットワークサーバー) を選択。
- WindowsMEの場合は、更に[システムの復元に使用するディスク領域]および[先読みによる最適化]のスライダを右端(最大)に移動する。
- 【OK】をクリック。(Windowsの再起動が必要な場合があります。)
※ 初心者厳禁 更にWindows 再起動後にレジストリ エディタでレジストリを変更します。
- レジストリエディタを起動する。
- 左フレームから <HKEY-LOCAL_MACHINE> - <Software> - <Microsoft>
- <Windows> - <CurrentVersion> - <FS Templates> - <Server>
キーをクリックする。
- 右フレームから <NameCache> アイコンをダブルクリック。[バイナリの編集]
ダイアログが開いたら、[値のデータ] 入力ボックスに <a9 0a 00 00> と入力して
[OK] をクリック。 (a9 0a 00 00 = 2729)
- 右フレーム内にある <PathChche> アイコンをダブルクリック。
- [バイナリの編集] ダイアログが開いたら、[値のデータ] 入力ボックスに <40
00 00 00> と入力して [OK] をクリック。 (40 00 00 00 = 128)
- レジストリ エディタを閉じ、Windows を再起動する。
※ レジストリの編集を伴いますので初心者厳禁です。
あるいは、、
<FS Templates> キー
- レジストリエディタを起動する。
- 左フレームから <HKEY_LOCAL_MACHINE> - <SOFTWARE> - <Microsoft>
- <Windows> - <CurrentVersion> - <FS Templates> キーをクリック。
- <FS Templates> キーが選択された状態で<FS Template> の上で右クリック。 コンテキスト
メニューから 【新規】 - 【キー】 をクリック。 名前を <Performance>
に変更する。
- <Perfomance>キー が選択されている状態で、右フレームに表示されている<(標準)> アイコンをダブルクリックして、「パフォーマンス」とでも入力します。
<NameCache>
- 同様に、<Perfomance> キーが選択されている状態で、右フレームの何もないところで右クリックして、コンテキストメニューから【新規/新規作成】 > 【バイナリ】 をクリック。
- 名前を”NameCashe”に変更する。
- 作成したバイナリをダブルクリックして【バイナリの編集】 > 【値のデータ】 に数値を以下の表を参考に入力します。
- 数値を入力したら 【OK】 をクリックして、ダイアログを閉じる。
メモリ |
設定値 |
〜32MB |
2a 02 00 00 |
〜48MB |
00 08 00 00 |
〜63MB |
18 0a 00 00 |
64MB〜 |
ff 0b 00 00 |
<PathCache>
- 同様に、<Perfomance> キーが選択されている状態で、右フレームの何もないところで右クリック。コンテキストメニューから 【新規/新規作成】 > 【バイナリ】 をクリック。
- 名前を”PathCashe”に変更する。
- 作成したバイナリをダブルクリックして、【バイナリの編集】 > 【値のデータ】 に数値を以下の表を参考に入力します。
- 数値を入力したら 【OK】 をクリックして、ダイアログを閉じ、Windows を再起動します。
メモリ |
設定値 |
〜32MB |
20 00 00 00 |
〜48MB |
40 00 00 00 |
〜63MB |
60 00 00 00 |
64MB〜 |
80 00 00 00 |
【コンピュータの主な使用目的】
- 再起動後、【コントロールパネル】 > 【システム】 > 【システムのプロパティ】 > 【パフォーマンス・タブ】 > 【詳細設定・フィールド】 > 【ファイルシステム】 をクリック。
- 【ファイルシステムのプロパティ】 > 【ハードディスク・タブ】 > 【コンピュータの主な使用目的】のプルダウンメニューから「パフォーマンス」を選択する。(先の操作でこの項目が新しく追加されたわけです。)
- 【OK】をクリック。【閉じる】をクリック。
- 【システム設定の変更】ダイアログが開き、【はい】をクリックしてWindowsを再起動する。
テンプレート |
PathCache |
NameCacche |
ディスクトップコンピュータ |
32個(20 00 00 00) |
677個(a5 02 00 00) |
ポータブルコンピュータ |
16個(10 00 00 00) |
377個(51 01 00 00) |
ネットワークサーバー |
64個(40 00 00 00) |
2729個(a9 0a 00 00) |
補足
- ネットワークサーバーを選択する場合、メモリ搭載量が64MB以下だと、逆にパフォーマンスが低下する。
* ディスクキャッシュの最適化
Windows98は、物理メモリをディスクキャッシュにも使用する。 ハードディスクから読み込まれたデータをメモリに保存しておき、次に同じデータの要求があればメモリから読み込む。 ハードディスクから読み込むよりもはるかに高速なため、体感速度はかなり向上する。 ディスクキャッシュ容量は、搭載メモリと使用状況によって増減するが、Windows98はかなり大量に確保する傾向がある。 最大値を小さくしすぎると、Windows98が不安定になることもあるので、最低でも10Mバイトくらいは確保しておいたほうがよい。 重たいアプリケーションで画像などの巨大なファイルを読み込んだり、複数のアプリケーションを同時に起動するようなら、ディスクキャッシュは少なめがよい。 普通に使っていて、ディスクスワップがほとんど発生しないなら、最大値を多く取るとより快適になるはず。
Windows ディレクトリにある[system.ini]を開き、[vcache]の項目に以下のように二行を追加する(単位は
Kbyte)。 4096kb=4MB
[vcache]
minfilecache=4096
maxfilecache=4096
インストールしてあるメモリが 32Mなら、ディスクキャッシュは4Mbyteでどうだということです。
なるべくディスクへのアクセスがおきないようなキャッシュサイズを見つける。
-
メモリ |
Windowsに制御を任せる |
固定化する |
MinFileCache |
MaxFileCache |
Min&Max両方 |
16MB |
1024 |
3072 |
2048 |
24MB |
1024 |
4096 |
3072 |
32MB |
1024 |
12288 |
4096 |
48MB |
2048 |
21504 |
4096 |
56MB |
2048 |
30720 |
4096 |
64MB以上 |
2048 |
32768 |
4096 |
Windows9xのキャッシュメモリの中に、CD-ROMの先読みキャッシュがあります。 ソフトのインストールに使う場合は必要ですが、普段CD-ROMを使用していないなら無駄となるメモリです。 音楽CDの再生には必要ないそうです。
- ファイシステムのプロパティ > CD-ROM タブ > アクセス法を最適化(O): を「先読みなし」に設定。
- 【OK】をクリック。
Windows 9x では、フォントの表示を高速化するためにキャッシュを持っています。 このキャッシュは、フォントを表示するたびに大きくなりまた消費メモリも増えていきます。 OSを不安定にさせる原因になります。 無駄なメモリを消費させないようにしてOSを安定させるためにフォントキャッシュを削除しましょう。
- 【スタートメニュー】【検索】【ファイルやフォルダ】で、ファイル名、"ttfcache"で検索する。検索ディレクトリは、”C:"ドライブです。
- 見つかったファイルを削除する。
- Windows 9x を再起動する。
タスクトレイに表示されているアイコンは、常駐ソフトなのでメモリを消費してしまいます。 このアイコンが持っている機能を使用しないのであれば、無駄にメモリを消費しているだけです。 不要なアイコンは消しましょう。
- PCMCIAアイコン
- 【コントロール パネル】 > 【PC カード】をダブルクリック。
- 【ソケットの状態】タブ > 【タスク バー上にコントロールを表示】のチェックを外す。
- 赤外線モニターアイコン
- 【コントロール パネル】 > 【赤外線モニタ】をダブルクリック。
- 【基本設定】タブ > 【タスク バーに赤外線の状態を表示する】のチェックを外す。
- 日本語入力システムアイコン
- 【コントロール パネル】 > 【キーボート】をダブルクリック。
- 【言語】タブ > 【IME ホット キー】 > 【タスク バー上に状態を表示】のチェックを外す。
- 音量アイコン
- 【コントロール パネル】 > 【マルチメディア】をダブルクリック。
- 【オーディオ】タブ > 【音量の調節をタスク バーに表示する】のチェックを外す。
- ディスプレイアイコン(Windows95の場合)
- 【コントロール パネル】−【画面】をクリック。
- 【ディスプレイの詳細】 > 【タスク バーに設定インジゲータを表示する】のチェックを外す。
- ディスプレイアイコン(Windows98の場合)
- 【コントロール パネル】 > 【画面】をダブルクリック、【設定】タブ > 【詳細】をクリック。
- 【プロパティ】 > 【全般】タブ > 【ディスプレイ】 > 【タスク バーに設定インジゲータを表示する】のチェックを外す。
- パワーマネジメントアイコン
- 【コントロール パネル】 > 【電源の管理】をダブルクリック。
- 【詳細】タブ > 【オプション】 > 【電源メーターをタスク バーに表示する】のチェックを外す。
- タスクスケジューラアイコン
- 【マイ コンピュータ】 > 【タスク】をダブルクリック。
- メニューの【詳細設定】 > 【タスク スケジューラの使用停止】をクリック
- モデムアイコン
- 【マイ コンピュータ】 > 【ダイヤルアップネットワーク】から接続先のプロバイダ
アイコンを右クリック。
コンテキスト
メニューから【プロパティ】を選択。
- 【全般】タブ > 【設定】 > 【(モデム ボード名)のプロパティ】 > 【オプション設定】タブ > 【状況の制御】 > 【モデムの状態をウィンドウ表示】のチェックを外す
スタートアップからの削除
- 【スタート】 > 【プログラム】 > 【スタートアップ】 をクリック。
- このフォルダのなかで常駐していなくてもいいものを、ひとまず別のフォルダへ退避させる。
システムエディタを使用
- システムエディタを起動する。
- C:\windows\win.iniを開く。
- ”LOAD” ”RUN” は常駐アプリケーションを記述しますので、”=”の次になにかプログラム名が記述されていたらセクションの先頭に”;”(セミコロン)を記述追加して上書きします。
msconfig を使用する
- 【スタート】 > 【ファイル名を指定して実行】 をクリック。
- 【名前】ボックスに、”msconfig”と入力して、【OK】をクリック。
- 【システム設定ユーティリティ】 > 【スタートアップ】タブ のボックスの中に表示されるプログラムが、Windows起動時に自動的に実行されることになっている。
- 必要のないプログラムはチェックをはずす。(以下に示したプログラムはチェックをはずしてはだめ。)
- また、常駐型のセキュリティーソフトはチェックをはずしてはいけませんよ。
- internat.exe
- IrMon.exe
- LoadPowerProfile
- PCHealth(Windows Me)
- ScanRegistry
- SchedulingAgent
- StateMgr(Windows Me)
- SystemTray
- TaskMonitor
レジストリを編集(Windows95のみ)※初心者厳禁
- レジストリエディタを起動。
- 左フレームから、<HKEY_LOVAL_MACHINE> - <Software> - <Microsoft>
- <Windows> - <CurrentVersion> - <run> キーをクリック。
- 右フレームに表示されるアイコンがWindows 起動時に自動的に起動するプログラムですので、このなかから必要のないプログラムを削除する。(レジストリのバックアップは忘れずに)
- <run>キーの右フレームから削除したいプログラムを右クリックして、コンテキストメニューから【削除】をクリック。
- 【値の削除の確認】ダイアログボックスが開いたら、【はい】をクリック。 常駐型のセキュリティソフトや以下に示したプログラムは削除しないように。
- 削除したアイコンをすべて復元したい場合は、バックアップ ファイルから修復を行う必要があります。
- Explorer
- internat.exe
- Systray
95/98/NT4.0/Me/2000
レジストリ編集 注意!
- レジストリエディタから、「HKEY_CLASSES_ROOT」を探し出す
- 目的の拡張子を見つける。 (例)ビットマップ画像なら「.bmp」
- ShellNew キーの名前を 「_ShellNew」 に変更、もとへ戻す予定がないならキーそのものを削除
Windows95/98/ME/2000
ながのゆたかさんというかたのアイディアです。 とても便利です。 感謝! ほかにも便利なフリーソフトを公開していらっしゃいます。 以下の作業の結果、インターネット・エクスプローラのツールバーに「検索」ボタンがあるでしょう、それをクリックするとオリジナルのページが左枠に表示されるようになります。
ブラウザOperaなんかには標準搭載されている機能ではありますね。
注意点
※ レジストリを編集しますので、くれぐれも注意してください。 バックアップなど忘れずに。 復旧方法などもあらかじめ調べておきましょう。
レジストリ操作の手ほどきサイト Delta
メリット
- マイクロソフトのサーバーにアクセスしないので、応答がすばやい。 快適です。
- 検索エンジンの追加、変更など設定は自由自在。 便利です。
デメリット
- 作業は中級者以上の方向けである。 初心者厳禁。Windowsが起動できなくなる恐れあり。ご注意! なぜなら、レジストリ(Windowsにとって大変重要なデータ)というものをいじくるからです。
作業
- 検索画面用のファイル、「NYsearch.mht」をここから(ながのさん)、もらってきます。
- ”スタート”から、”ファイル名を指定して実行”。「regedit」を入力して、OK。
((レジストリの編集ですからくれぐれもご注意ください。))
- IE 5.5 6.0 の場合は、レジストリ・キー「HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Internet
Explorer\Search」に「SearchAssistant」という名前の文字列データで、
- ダウンロードしたファイルの場所を指定します。例:「 C:\My Documents\NYsearch.mht 」
- Internet Explorerを再起動します。
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