魚作の干物づくり商品の紹介新鹿物語魚作日記
魚作日記
梅の花

毎度ありがとうございます。3月になり、今日の新鹿町は春一番の突風が吹いています。
魚作商店の畑では、梅の花が咲き始めました。春の訪れに、私の気分もノリノリです。


平成16年
3月11日(水)の日記


さかな屋さんのたかな漬けを紹介

今日は、さかな屋さんのたかな漬けを紹介します。
魚作商店では、干物の産地直送の出荷に伴い、お客様に熊野のたかな漬けをサービスとして入れております。
このサービスの発端は、宅急便流通が、未発達の頃、干物の鮮度を少しでも保持したいという思いで、たかな漬けを冷凍し、アイスノン代わりに箱詰めされた干物の中に入れたのが事の始まりでした。
現在では、クール便などの宅配品質が上がり、私どもは元より、お客様が喜んでい
ただけるために、流通業者様の更なる発展を期待しております。

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2003年の魚作日記
赤大葉たかな

たかな漬けの召し上がり方
たかなをさっと水洗いした後、軽く水分をしぼって、そのまま葉を刻んで漬物の一品として、またはお茶漬けや酒の肴としても良いと思います。
めはり寿司の作り方としまして、たかなをさっと水洗いした後、軽く水分をしぼり、一枚のたかな漬けの葉を広げ、温かいご飯をのせ、醤油で味付けした鰹節や、刻んだたかなの芯などをいれて、葉で包んで出来上がりです。


さて、それでは魚作商店のたかな漬けを見てください。
これが熊野のたかなです。たかなにも色々種類がありますが、当店では赤大葉たかなを使用しております。
たかなは、11月から4月にかけて収穫されます。

丁寧に水洗い

このたかなを1枚1枚、丁寧に水洗いします。

振り塩で塩漬け

きれいに水洗いされたたかなを、樽に漬け込み、振り塩で塩漬けをする作業です。甘さ辛さも塩加減といいますが、ここが一番大事です。魚作商店は、ひもの造りで得た知識をここで生かしております。たかなの分量に合わせた塩を枡で量って塩漬けしております。

石の重みでおさえておきます

塩漬けされたたかなは、石の重みでおさえておきます。ちなみにこの石は、魚作商店が煮干を炊くときに使っているものです。おばちゃんは、「これでもか」と言わんばかりに乗せています。