花と風景の玉手箱  


                           山野草 着生植物

 フウラン セッコク シシンランは山野草の中でも古くから園芸植物として
多くの人々に親しまれてきました。山野草に興味を持ち出した頃から
育っていますがあまり構わないほうがうまく育つように思います。
 カヤランはある時、杉の枝打ちを行っている所に居合わせ、良く見ると
カヤランが着いていて、要らないとの事で頂いてきました。 大変ラッキーでした。
フウラン等に比べ栽培がやや難しいようで空中湿度を保つ様な工夫をしています。

着生植物
 樹木や岩石に根を張り水蒸気や雨などから栄養分を吸収し生育する植物。
ラン科植物、シダ科植物、コケ植物に多い。ちなみにヤドリギの様に他の植物
から栄養分を奪う様なことはない。

セッコク 着生ラン
デンドロビュームと同じ仲間 夕方から芳香を放つ
葉に縞や斑のあるものは古典園芸植物として栽培された
 花期は4〜5月
カヤラン 着生ラン
杉などの樹上に着生
花期は4〜5月
葉の付いている形が、カヤの小枝に似ている事から名前の由来となった
フウラン 着生ラン
花期は7〜8月
愛培して30年程になる

カキ、クスなどの樹上 
渓谷の岩場に着生

花は夕方芳香を放つ

シシンラン 
イワタバコ科

大木の幹に着生する
花期は6〜7月

静岡以南の暖地に自生する
鉢植えで鑑賞されている