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三重自然の森づくりとは

趣旨
 三重県は、標高の高いエリアを除けば、ほとんどが暖帯林に属しており、その主要樹種は、シイ類(スダジイ、マテバシイなど)やカシ類(アラカシ、シラカシなど)などの常緑広葉樹と言われております。
 自然林を造成するという概念は、植えて自然に任せると言うことではなく、里山づくりのように積極的に人間が手を加えることで、地域本来の植生に導き、継続的に管理することで達成できるのではないかと思っております。
 地域における気候、地形や地質などを考慮して、育ちやすい樹種を育てやすい場所に植栽する(専門用語で適地適木といいます)ことはもちろん、その地域の神社や寺などで長年に亘って自生する樹種を参考に、樹種選定を行うことを検討しています。

基金造成の経緯
   大阪事務所が企業訪問活動中に、エレコム様から「自然の森づくり」について相談を受けたことが始まりです。県として「企業の森」づくり進めていることから、担当者が訪問し、話が具体化しました。基金制度のポイントは、エレコム様のご要望である「地域本来の自然林をつくる」ということを目的にしており、20年という長期に亘って、森林づくりを行っていくという点がポイントとなっています。当緑化推進協会は、「緑の募金」事業と、昭和60年度に民間企業や三重県が出資して設立した「緑化基金」事業を展開しておりますが、いずれも単年度事業が基本であり、今回のように長期間に亘る事業は初めての取組となります。


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