浜を歩く

 紀伊長島町江の浦周辺


浜を歩くのが好きな kiho が、おすすめのコースです。このコーナーは、シリーズで紹介していきます。
まず最初は、紀伊長島町西長島です。江の浦湾を堤防に沿って歩いてみましょう。時々海をのぞいたり、浜のおじさんたちに声をかけてみる。釣り人のバケツをのぞいたり、市場に水揚げされた魚を見学するのもいい。ゆっくりとした時が流れていきます。帰りは、下町の路地を歩き、銭湯に入ってみてはどうですか。
を歩けば、
堤防を1歩入ると、こんな漁師町ならではの景色がみられる。この堤防に沿って歩いてみよう。
ずんずん進むと、昇降式の江の浦橋が見えてくる。中型船や大型船が運行する時、橋の中央が上がる。船が優先されるので、その間、通行人が待つ。運が良ければ、その光景に出会える。
橋を渡り、右手の階段を降りると、先ほど歩いた所が向こう岸に見える。
いかだには、カモメたちが羽を休めている。
造船場には、船を陸に上げたり、進水するためのレールが、海中まで続く。すぐそばにハモか或いは、アナゴが顔を出していたこともある。潮の満ち干きで、景色が変わる私のお気に入りの場所だ。
こちらは、横から見たところ。
江の浦の奥から紀伊長島町役場の方をのぞんだ光景。静かな海面に景色が映る。
江の浦橋に戻り、渡ってから右手に進み、新しい堤防を越えると、地元の人たちの社交場。将棋をさす人、見学する人、おしゃべりする人、みんな気のいいおじさんたちだ。この前で釣りをするといい。今何が釣れるか、仕掛けは何が良いか、えさのつけ方まで教えてくれる。ほとんどが、プロの漁師たちだ。引退した人もいれば、現役の人もいる。冬にはこうして、ドラム缶で焚き火をする。
海をのぞきこむおばあちゃんと孫、こんな当たり前の光景がなつかしい。浜の子は、こうして海をながめて育つ。年中、生き物がみられる。
お正月には、フラグを立てて新年の大漁を願う。
左手には、アルファ橋がみえる。そのままずっと海岸沿いを歩いて、新魚市場へ行ってみよう。アルファ橋の下をくぐって行くと新魚市場に行ける。
向こう岸に見えるのは、湾の入り口の堤防に立つ白灯台。船は毎朝、この堤防を越え、沖へと向かう。帰りは、浮き灯台とともに漁師たちを出迎える優しい灯台だ。
新魚市場の端には、魚釣りに絶好の堤防がある。下をのぞくとテトラポット。
この堤防の左手に赤羽川の河口と前浜が見える。いい波が立つと、地元のサーファーが波に乗る姿がみられる。

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