協会行事について
☆令和6年度の協会行事の予定について、全体もしくは一部が決定されてものについて、以下に記載させてもらいます。
☆詳細につきましては、確定しだい、順次掲載していきますので、都度、ご確認ください。
☆令和6年8月30日(金):8月後半の2件の行事が終了したため、今後の協会行事の予定を見直しました。
○星の街の音楽会vol.28
日 時:令和7年1月13日(月・祝)
出 演:村島 増美さん(ソプラノ歌手)
会 場:三重県総合文化センター B1階 第一リハーサル室
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その他の協会行事については、現在検討中です。決定次第、順次掲載させていただきます。
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☆令和6年8月30日(金):
8月後半に予定されていた以下の2件の協会行事は、無事終了いたしました。
8月23日の「保護者研修会」(講師:柳澤亜希子先生)は、会場参加とzoom参加あわせて39名の方々にご参加をいただきました。
また、8月29日の「第35回自閉症の理解を求めて講演会」(講師:日詰正文先生)については、台風10号の影響で大雨となってしまい、交通事情などでキャンセルせざるをえない方もお見えになられましたが、それでも84名の方々にご参加いただき、なんとか開催することができました。
いずれの行事も、ご参加いただいた皆様方にお礼を申し上げます。まことにありがとうございました。
後日、行事報告などを掲載させていただく予定です。
○令和6年8月23日(金)
保護者研修会(令和6年度津市自発的活動支援事業)
「発達障害の人たちの個性を大事に育てていくために」
日 時:令和6年8月23日(金)10:00〜12:00(開場9:30)
講 師:柳澤(やなぎさわ) 亜希子(あきこ) 先生
(山口大学 教育学部准教授教授)
会 場:三重県総合文化センター 大会議室
○令和6年8月29日(木)
第35回自閉症の理解を求めて講演会
「対話から始める支援」
日 時:令和6年8月29日(木)13:30〜15:30(開場13:00)
講 師:日詰(ひづめ) 正文(まさふみ) 先生
(国立重度知的障害者総合施設 のぞみの園 研究部長)
会 場:三重県総合文化センター 多目的ホール
☆令和6年6月24日(月):
令和6年度三重県自閉症協会総会の報告
令和6年5月24日(金)、城山れんげの里2階研修室に於いて総会を開催しました。
総会の後の研修会「令和6年度変更の制度について」の講師には、三重県子ども・福祉部 障がい福祉課 地域支援班 主任 山口伸也氏をお招きして 改正される制度についてご講話いただきました。ありがとうございました。
【顧問のご紹介】
NPO法人ライフ・ステージ・サポートみえ 理事長 西田 寿美
NPO法人ライフ・ステージ・サポートみえ 副理事長 中村 みゆき
三重県立子ども心身発達医療センター センター長 中西 大介
総会にご参加くださいました顧問の皆様からご挨拶をいただきました。ありがとうございました。今年度もよろしくお願いします。
【総会に参加して】
普段は理事会のzoomの画面越しにお話しする方々にリアルでお会いできて良かったです。役員のみなさま、今年度もたくさんの自閉症協会の活動の事務や段取りでお世話になります。いつもありがとうございます。
総会で個人的に一番印象に残ったのはやっぱり児童精神科医歴50年の西田寿美先生が「今年で医者をやめる」と決心されたというお話でした。
長男が3歳で西田先生に受診して以来20年、親として至らない私にずっとダメ出しをしてくださってきたのに…淋しくなります。
「したいこと、やりたいことをしなさい。楽しいこと、好きなことを見つけなさい。嫌なことは嫌だといい、さっさと逃げる。親は子どもをああしようこうしようとしないで、ただ受けとめる。すると小さなきっかけで自分のしたいことが出来てくる。それを大事に伸ばしていって、それぞれその人が自分の生活を楽しめることが大切。」
西田先生が、今私達に言いたいことを胸に刻みました。
(文責:鈴鹿ブロック 安田)
【三重県立子ども心身発達医療センターの研修生の感想】
・障がい者の方が、より地域で生活しやすくなる為の社会の実現に向けた法改正であるという事がわかりました。
・対象の方への支援とともに、支援者を支援する存在になれるよう、また、地域の支援拠点等の充実を図る為に、地域のネットワークの一員となれるよう、研修で学んでいきたいです。
◎新旧役員・理事・ペアレントメンターのご紹介
【令和5年度 役員】
会長 勝又 亜里砂、副会長 柿本 宏枝、事務局長 北岡 千博、会計 伊藤 絹子
【令和5年度 理事】
《桑名ブロック》 小山 加容子・夏目 光章
《四日市ブロック》 藤井 滋子・伊藤 絹子
《鈴鹿ブロック》 加藤 真理子・安田 紀子
《津ブロック》 宮崎 亜有美・中村 美乃里・東條 純子・濱地 美佳・倉田 昌幸
《名張・伊賀ブロック》豊濱 美幸
《松阪ブロック》 中野 喜美
《伊勢ブロック》 須崎 秀美・廣池 幸子
《あさけブロック》
※大変お世話になりました。ありがとうございました。
【令和6年度 役員】
会長 勝又 亜里砂、副会長 柿本 宏枝、宮崎 亜有美 事務局長 北岡 千博、会計 伊藤 絹子
【令和6年度 理事】
《桑名ブロック》 小山 加容子
《四日市ブロック》 青木 経子・林 真澄・伊藤 絹子
《鈴鹿ブロック》 加藤 真理子・安田 紀子
《津ブロック》 中村 美乃里・東條 純子・濱地 美佳・倉田 昌幸・長谷川 みゆき
《名張・伊賀ブロック》豊濱 美幸
《松阪ブロック》 中野 喜美
《伊勢ブロック》 須崎 秀美・廣池 幸子
《あさけブロック》
※今年度の役員・理事です。どうぞよろしくお願いいたします。
【ペアレントメンター】
中野 喜美・山根 一枝・亀田 佳子・杉本 智子・濱野 芳美・横山 美香・岡部 浩美・夏目 光章
前川 登紀子・柿本 宏枝・入江 深雪・瀧本 恵子
●ペアレントメンターって?
ペアレントメンターとは、自閉症・発達障害の子どもを持つ親が同じような境遇にある親の『信頼のおける相談相手』となり、心のサポーターになること(同じ経験をしてきた先輩として、後輩の親の心理的支援を行うこと)です。
●ペアレントメンターとしての役割
@ 同じ親として仲間の子どもの障がい理解や障がい受容への支援を行います。
・障がいを見通した子育ての参考になります。
・子育ての辛い出来事などを共感します。
・子育ての楽しさを伝えます。
A 発達障害とそれに関する情報の提供を行います。
B 地域のリソースに関する情報の提供を行います。
C 専門機関での相談のきっかけ作りになるように可能な範囲で支援します。
(一般社団法人日本自閉症協会ペアレントメンター事業ハンドブックより)
☆令和6年4月27日(土):
「世界自閉症啓発デー」(4月2日)について
自閉症のことを知る日として、世界各国の代表が国連の会議で毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」に決めました。そして、癒やし・希望・平穏を表す「青」をシンボルカラーにして、世界各地でイベントやライトアップなどが行われるようになりました。
世界自閉症啓発デーのポスターとリーフレットには“すべての子どもたちのアイデンティティーや友情を尊重し、多様性豊かな社会で、子どもたちが自分自身に誇りを持ち、居場所を感じられるように”との願いを込めて制作された楽曲にちなんで「WE BELONG みんなで歌おう わたしたちのうた」というキャッチフレーズと共に、セサミストリートの人気パペットで自閉症の特性があるジュリアがヘッドホンをつけ、ジュリアの良き理解者であるエルモやマイクを手にするクッキーモンスターが登場しました。みんなで歌うことで個性・特性といった“違い”を理解・尊重し、“違い”を超え、みんなが仲良くなることを伝えています。
三重県自閉症協会では、世界自閉症啓発デーに合わせて もっと自閉スペクトラム症の人たちの魅力を知っていただこうと、毎年 作品展を開催しています。
【発達障害啓発週間について】
自閉スペクトラム症の人たちが生活しやすい社会は、みんなが幸せに生活できる社会につながります。そのため日本では、4月2日から4月8日の1週間を、自閉スペクトラム症をはじめとする発達障害をみんなが知るための発達障害啓発週間としています。
☆令和6年4月27日(土):
「第15回三重県自閉症協会作品展」
三重県自閉症協会 会長 勝又 亜里砂
4月4日〜7日まで、津市リージョンプラザにて、「第15回作品展」が行われました。今年は、242点の個性あふれる作品が集まり328名の皆さまにご来場いただきました。素敵な感想をたくさんいただいております。
また、初日には前葉泰幸津市長もお越し下さり、温かいお言葉をいただきました。子どもたちの作品から得られるパワーは多大で、本当に幸せな気持ちになります。作品展を通して、たくさんの方々とお会いすることもできて、今年も良かったなあ、と余韻に浸っています。
本年は募金箱を設置させていただきました。ご協力頂いた募金は、赤い羽根共同募金として全額寄付させていただきます。ありがとうございました。
【伊勢ブロック】
今回も、みなさまの協力により沢山の作品を展示させていただきました。いつもいつも楽しみに製作してくれてる人。あーして、こーして展示する人(私たち!!)。
楽しく過ごすひととき 本当にありがとうございます。
来年もご協力ヨロシクお願いいたします。
(文責:伊勢ブロック 廣池)
【松阪ブロック】
今年も力作が揃いました。「あじへいラーメン」が大好きなKさんは、お店への愛を文字にしてくれました。
又、小学校の時の作品を大切に残してくれていて、懐かしさと共に出してくれた作品もありました。
どの作品にもご本人のステキな感性とご家族の優しさを感じます。
(文責:松阪ブロック 中野)
【津ブロック】
津ブロックには43名・作品60点の個性豊かな力作が集まりました。
ブロック旅行で体験した友禅染の色鮮やかなハンカチや昨年の作品展で制作した豆畳、書道、絵画、工作、造形等々、楽しく素晴らしい作品の数々に元気と癒しをもらいました。
ご協力くださった皆さまありがとうございました。
(文責:津ブロック 東條)
【四日市ブロック】
四日市ブロックは、5名の方から18点を出品いただきました。
絵画、工作、編み物、写真、PCで自作されたレポートなどです。
今年は参加者さんは多くありませんでしたが、学校での活動に加え、多彩な余暇活動に取り組まれていることがうかがえます。
子ども達の楽しんで作った様子を感じていただけたら嬉しいです。
(文責:四日市ブロック 青木)
【鈴鹿ブロック】
鈴鹿ブロックからは、5名の11作品を出展いたしました。
学齢期が過ぎた人が多く作品製作の機会が減る中、今年も素敵な作品が出そろいました。
手作りの温かい展示、来場された方に伝わりましたでしょうか?
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
(文責:鈴鹿ブロック 加藤)
【名張・伊賀ブロック】
24点の作品(絵画・書・陶芸・木工・アイロンビーズ・工作・織物など)、力作が揃いました。毎年、たくさんの人たちに観てもらえて、頑張った作者の皆さんも きっと嬉しいですよね
発表の場があることのあり難さを年々実感しています。
(文責:名張・伊賀ブロック 豊濱)
【三重県自閉症・発達障害支援センターあさけ】
【三重県自閉症・発達障害支援センターれんげ】
「作品展最終日のイベント
【書道のパフォーマンス】
中野元洋さんの今年の書のパフォーマンスは最高でした。
一筆一筆、流れるような線の美は、見ている私たちを捉えて離しません。元洋さんの周りの空気だけ清らかな感じがしました。季節を感じさせてくれた作品の数々は、秋を感じ、春を感じ、初夏を感じ、本当に筆がすすむと共にその情景の中に自分がいるかのような素晴らしい時間でした。
本年もパフォーマンス終了後に、作品をチャリティ即売会として、その売上を全額、三重県自閉症協会にご寄附いただきました。ありがとうございました。
【シュガーアート】
シュガーアート、楽しい体験でした。ケーキ型の土台に自分で好きな飾りを選び自由に飾り付けていくのですが、口に入れても大丈夫な材料がたくさん準備されていました。
子どもたちは選択するのに迷いがなく、またイメージが頭の中で組み立てられているのか、あっという間に作り上げていました。
講師の小林貴子先生がしっかりサポートしてくださったので、次から次に作品が出来上がり、お互いどんな作品を作ったのか見回りながら、やはり個性があふれた色とりどりの作品がたくさんできていました。
【啓発コーナー】
啓発のコーナーでは「はっぴぃのーとコーナー」「防災コーナー」「自閉症とは」などを展示しました。
自閉症の啓発DVDを鑑賞するコーナーも設け、来場された皆様に見ていただきました。
【その他、素敵な作品たち(いくつか)】
☆令和6年4月27日(土):
「保護者研修会の行事報告」
「令和5年度 津市自発的活動支援事業(保護者研修会)」令和6年1月12日(金)
講演会:「対話から始める 脱!強度行動障害」 〜ひとりにしない ひとりでしない〜
『吉川先生を囲んで〜支援者・保護者一緒に考えてみましょう〜』
講 師:吉川 徹先生(愛知県医療療育総合センター中央病院 児童精神科部長)
会 場:三重県総合文化センター フレンテみえ セミナーA室
テレビやネット等で、強度行動障害をいう言葉を何度も耳にすることはありましたが、実際にどういうものなのかは分かっていませんでした。
息子を育てていく中で、知っておくべき知識だと思い、今回の吉川徹先生の研修会に参加させていただきました。
正直、研修会に参加する前は、小学生の息子と強度行動障害は まだまだ関係ないと思っていました。しかし、吉川先生の話を聞き、強度行動障害になってからではなく、関係ないと思っている今のうちに、しっかりと知識を得て、息子が安心して暮らしていけるように支援していくことが大切なのだと強く感じました。
研修会の中で印象に強く残ったのは『大人に言われたことはしなくてはならない=奴隷労働』この言葉でした。息子の育児を振り返ると、「息子が将来困らないように」「息子が安心して過ごせるように」と良かれと思い、親が主体となって色んな事を決めてしまっている場面が多々あるなと感じました。思い返せば、
「本当に息子がしたいことだったのかな?」
「親のお節介だったのでは?」
「大人の都合になっていたのでは?」
と反省する機会になりました。
人生の中でやりたいことがない割合が高いとカタトニア(長時間動きが止まってしまう、動作が遅くなってしまう、同じ動作を繰り返してしまう、自発的な動きができなくなるといった体の動きが低下する症状を起こす症候群)が出てきやすいという話も聞き、余暇活動の大切さを改めて感じました。
研修会に参加したその日の夜に、息子にどんな風に成長してもらいたいのか夫婦で話しました。親の一番の願いは、息子がどこにいても安心して暮らしていくこと。そのためには、息子の好きなことをたくさん増やしていきつつ、息子が社会に出たときに困らないように、今一度
息子にしっかりと向き合っていこうと思いました。
今後、息子が強度行動障害になる可能性があるかもしれません。その時には、吉川先生から今回学んだことを活かし、しっかりと息子のSOSに向き合い、対応できる親になりたいと思います。
(文責:名張・伊賀ブロック 西澤)
☆令和6年4月27日(土):
「年少部の行事報告」
【体育館を貸し切って、気楽に体を動かし発散できる集まり】
令和6年2月12日(月・祝日)13:30〜16:00
年少部 お楽しみ会『体育館貸し切っちゃいました!』
会 場:津市青少年野外センター 体育館
2月12日、津市青少年屋外活動センター体育館を貸し切り年少部でイベントを開催しました。昨年11月に子どもが小学生までの親がzoom上で集まり、今後こんな取り組みをしたい!こんなことできればいいな!!など意見を出し合ったのですが、その内の1つを実現することができ嬉しく思います。
普段の生活の中では、少しも子供から目が離せなかったり、近くにいないと安心出来なかったり気疲れする毎日を、少しでも開放して、同じ立場の親がフォローしあって楽しい空間を作れれば、安心の空間で親同士の交流が出来れば最高!という思いから開催に至りました。
準備を行う上で、どれくらいの方が参加してもらえるのか、楽しんでもらえるのか、こんな時期に寒くないか?など不安もありましたが、体育館という広い空間でそれぞれで持ち合わせた遊び道具で思いきり遊ぶ姿を見たら、その心配を解消するには十分でした。
親子で楽しみながら体を動かし、音楽に合わせてダンスしたり、バスケットしたり、跳び箱したり、肋木登ったり、安心安全の環境で親子の交流や家族間での交流を行う事ができました。また、家族対抗のボッチャ大会では、初めてボッチャをする!という子がいたり、お菓子釣りをする目は真剣な眼差しでした!
またこのような活動を行い、輪が少しずつ大きくなっていけばいいなー!!と思いました。
(文責:年少部会 津ブロック 倉田)