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フードプロセッサーでも骨が潰れない巨大ハモの食べ方 (鳥羽市にて超巨大ハモを釣る 2012.12.28) 私達が骨切りして店で食べる鱧は数百グラムサイズです。何故ならそれが、骨切りして美味しく食べられるサイズだからです。しかし、ジギングしていると巨大なハモが釣れてきます。 私は2007年2月10日に鳥羽にて120cm 2.4kgのハモを釣ってその食べ方をホームページに載せました。腹骨しか無い腹身は腹骨だけ剥きとって天ぷらで食べて超美味です。そして残りの大部分は、フードプロセッサーで骨ごと潰して揚げると美味と紹介しました。 そして、久々に2012年12月28日にまたしても鳥羽沖で前回よりさらに巨大なハモを釣りました。135cm 3.8kgもありました。前回同様フードプロセッサーで潰して揚げて家族でわくわくして食べました。 強い味の美味なハモの味ですが、骨が3mm〜1cmくらいの長さくらいしか潰れておらず、大ブーイングです。ハモがでかくなるほど骨もふといわなあ〜 困ったな〜・・・身はまだめちゃくちゃ量があって、味はめちゃ美味いのに・・・・ |
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超巨大です。 頭だけで25cmくらいあります。 |
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前回同様 特大まな板を2個つなげて背開きにしました。 |
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2.4kgのハモはこの身をフードプロセッサーで骨ごと砕けましたが、今回の3.8kgのハモは全く骨が潰れません。 例えば、超美味のクロシビカマスはハモのように皮側から骨が生えているので、刺身にするときはスプーンで掻き取って食べると聞いたことがあります。 ハモでもこれをやった人は居ないかとHP検索しているとやっと1件ヒットしました。 その人は骨切りしても僅かに残る骨の食感を無くす為にスプーンで掻き取ってからすり鉢で潰していました。 と言うことで、ハモの骨がばらばらならずにスプーンで掻き取れるということが解ったので掻き取ったモノををフードプロセッサーでさらになめらかにすることにしました。 |
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しかし、力任せにスプーンで掻き取っては骨が時々取れてきます。 少しずつ骨の方向を見ながら掻き取るとこのような感じで骨が入っていることが解りました。 めちゃエグイ骨の入り方です。 皮付近と身の中心部に骨が斜めに入っており、しかもその入る方向が逆です。 と言うことで、始めは中心部の骨の入っている方向沿いに身を掻き取り、皮付近の骨が見えてくると方向を反対にして掻き取りました。 結構な手作業です。 |
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掻き取った、身はめちゃ綺麗です。 |
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これを適量フードプロセッサーに入れ、卵白、塩、酒を適量入れて潰します。 |
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うすピンクのなめらかなすり身のできあがりです。 味噌汁熱い鍋に少し入れて食しましたが、ふわふわの食感とハモの強くて上品な旨みで実に美味いです。 ちょっと手がかかりますが、超巨大ハモはこの方法で食べるしかないでしょう。 |