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DR.DOLITTLE2  ドクタードリトル2

  エディー・マーフィーと愉快な動物たちが送る、ハートフルコメディ第2段。

  動物と会話できる才能が世間に認められ、世界中を飛びまわる大忙しのドリトル先生。
  家族の待つ我が家では一息つける…けれど、16歳の娘・シャリースは動物に振り回される日常にイラつき、父親で
  あるドリトルとも、距離を置くようになって来ていた。
  そんな時、森に住むビーバーから「人間が伐採をはじめた森を救って欲しい」というSOSが届く。
  初め戸惑ったドリトルも、伐採された無残な森の姿に立ち上がる決意をする。
  絶滅危惧種である、パシフィック・ウェスタン・ベア。森に住むそのメス熊が子孫を残せれば、保護が受けられるのだ。
  しかし、奇跡的に見つかったオス熊は、サーカス育ちのシティ・ボーイ。
  はたしてドリトルは彼を野生に帰す事が出来るのか? 森は救えるのか? そして、家族との関係はどうするの?

  素直に、面白かったです。
  ドリトル先生の情熱に、頑張れっ、と応援したくなったり。
  動物たちのコミカルな台詞に笑ってしまったり。
  そういう楽しさばかりでなく、人間と動物が同じ地上で生きていくこと、人間と自然のことなど考えることも見せられま
  した。
  思春期であるシャリースの心の動きや、ドリトル先生の家族との距離が出来てしまう寂しさや娘のボーイフレンドへの
  対抗心など、家族や親子についても色々思うことがあるかも。

  前作同様、見終わった後温かい気持ちになれる映画です。

  CAST  ドクター・ドリトル:エディ・マーフィー    / リサ・ドリトル:クリスティン・ウィルソン
        シャリース・ドリトル:レーベン=シモーネ / マヤ・ドリトル:カイラ・プラット
        エリック:リル・ゼーン            / ジョセフ・ポッター:ジェフリー・ジョーンズ

  監督   スティーブ・カー


A.I.〜ARTIFICIAL INTELLIGENCE  エー・アイ

  スタンリー・キューブリック原案、スティーブン・スピルバーグ監督。
  公開前からすごい話題を呼んだ、近未来を舞台に描かれたおとぎ話。

  舞台は、天然資源が非常に少なくなり、テクノロジーが天文学的なペースで進歩している近未来。
  人間の日常は管理され、人工的に手を加えられたものを食べ、精巧なロボットが召使としてどんな事もしてくれる。
  感情を持たないロボットが。
  その問題を解決して生み出された、デイビット。 愛する事をインプットされた、初めてのロボット。
  スウィントン夫妻の養子となった彼は、運命の流れに翻弄されながら、自分がなんであるかを模索していく…。

  前評判と予告編のすごさに誘われて観に行きました。
  すみません、期待はずれでした(泣)
  気味が悪くて腹立たしくて、そのくせラストが半端に落ちついてる。
  「気味が悪い」というのは、ハーレイ君のロボットを演じた演技力と演出の力なんで、それはすごいと思いましたが。
  正直、海の底で動かなくなったところがラストシーンであって欲しかった。
  人間のエゴがどこまでもどこまでも続く感じで、自分が人間である事を申し訳なく感じたかな。

  パンフレット、分厚くて読み応えありますが読み難いです^^;

  CAST  デイビット:ハーレイ・ジョエル・オスメント   / ジゴロ・ジョー:ジュード・ロウ
        モニカ・スウィントン:フランシス・オーコナー  / へンリー・スウィントン:サム・ロバーズ
        マーティン・スウィントン:ジェイク・トーマス  / ジョンソン卿:ブレンダン・グリーソン

  監督   スティーブン・スピルバーグ


DANGEROUS BEAUTY  デンジャラス・ビューティ

  サンドラ・ブロック主演の、変身物コメディ(ちがぁぁう)
  魔法少女とか戦隊物ではありません…って、誰も思わないか(^^;

  グレーシー・ハートは、男勝りの腕力と度胸とで第一線を突っ走るFBI女性捜査官。
  色気なし、しゃれっ気なし、化粧っ気なし、10年デートなしの人生を送ってきた彼女が、連続爆弾犯の捜査の為に
  「ミス・アメリカ・コンテスト」に出場することになった。
  嫌々ながら引きうけた彼女を待っていたのは、美人製造特別プロジェクトによる磨き上げと、美容コンサルタント
  ビクター・メリングの猛特訓。
  捜査と監視、審査に特訓と怒涛の時間を過ごし、他の出場者達とも次第に打ち解けていくのだが、別の州で爆弾
  犯が捕まったことにより、捜査が打ちきられることに。
  捜査官の仲間が次々引き上げていく中、事件が解決していないと感じたグレーシーは単独でコンテストに残る事
  を決意する…。

  色気なし、しゃれっ気なし、化粧っ気なし…のはずのグレーシー、最初から、ブスには見えなかったんですけど…。
  サンドラ・ブロック、元が良すぎ(笑)
  外見を磨こうが磨くまいが、グレーシー自体の性格とか生き方ってカッコいいな、と思いました。
  ミス・コンの出場者達が、見た目重視の中身が空っぽ…ではまったくないことを考えても、自分を磨くって事は色々
  な意味で大切なんだろうとは思うんですけども。

  爽快で、笑えて、しかもこんな事まで考えられる、楽しい映画です。 女性にお勧めかな。

  CAST  グレーシー・ハート:サンドラ・ブロック / エリック・マシューズ:ベンジャミン・ブラット
        ビクター・メリング:マイケル・ケイン  / キャシー・モーニングサイト:キャンデス・バーゲン
        マクドナルド:アーニー・ハドソン    / シェリル“ロードアイランド”:ヘザー・バーンズ

  監督   ドナルド・ピートリー