冬、好きな花々



紅梅


・開花時期は、1月/下旬〜4月/上旬です。1月下旬から咲き出すもの、3月中旬から咲き出すものなど、さまざま。桜とちがって、咲き方も散り方もゆっくりです。ふつう、白梅の方が紅梅より早く咲き出します。
・とてもよい香りの5弁花。
「東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
菅原道真(すがわらのみちざね 845承和12年〜903延喜3年)の歌、平安時代の学者、詩人、政治家、特に漢詩に優れ、現在は学問の神様として親しまれています。  


シクラメン


・和名はカガリビバナ・篝火花、上手に育てれば6ヶ月近く咲き続ける冬の代表的な洋花、地中海原産です。


シャコバサボテン


・クリスマス・カクタスという別名があるように、冬の室内を華やかにしてくれるサボテンです。サボテンとはいっても刺はなく、葉(本当は多肉質な茎)にギザギザがあり(写真にちらりとでもうしわけなし)、シャコに似ているからこの名前になりました。


葉ぼたん


・葉牡丹があると冬を感じます。写真は雪をかぶった葉牡丹です。もうお正月です。門松や生け花の材料として使われます。別名は牡丹菜。翌春に茎の先端が伸びて、先に淡黄色の四弁花を総状につけます。


ふきのとう(蕗の薹)


・開花時期は、2月/上旬〜3/ 末頃です。雪の消え際から姿をみせてくれます。
・冬に黄色い花が咲くことから冬黄(ふゆき)と呼ばれ、それがつまって「ふき」という呼び名になり、ふきのとうはふきの花芽で、春の訪れをつげる山菜のひとつです。どんな料理をしても、独特の苦味があり、最初は抵抗感がありますが、その苦みがまた美味になり、特に天ぷらが推奨です。カロチン、ビタミンE、カリウム等の栄養素も含んでいます。


ろうばい(蝋梅)
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・開花時期は、12月/下旬〜翌3月/中頃です。お正月頃から咲き出すので、花の少ない季節、冬の庭木として広く愛されています。 ・とてもよい香り。
・中国原産、日本には17世紀頃に渡来とか。
・蝋細工さながらの花弁を下向きにして咲き、寒い風に小刻みに震えている姿は、春を告げて咲く花の代表でしょう。


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