秋、旬の食材ギャラリー
●いずれもお彼岸のお供えとして重宝されています。 ●もち米を炊いて周りに、黄な粉をまぶしたものを「おはぎ」と言い、餡をつけたものを「ぼたもち」と言い、こし餡を使ったものを「ぼたもち」、粒餡を使ったものを「おはぎ」と言うなど、地方や店によってまちまちの感じですが、 元来は、小豆の粒が、一面に咲く萩の花に似ていることとか、また萩は秋を代表する花でもあり、その名を取って「萩の餅」「お萩」になりました。また春に咲く牡丹の形にも似ているので「牡丹餅」、「ぼたもち」になったと考えられます。 ●季節を重視すれば、春から初夏に作られるのを「ぼたもち」、秋から冬にかけてのものを「おはぎ」と言うわけですね。 |
・かんしょ(甘薯)とも云います。重要な救荒作物です。 甘味が強いので主食級の作物にはなれませんでしたが、石焼芋などの間食としてのおいしさが際立ちます、また天ぷらもいいですね。 ・日本には1597年に琉球に伝来し、薩摩、長崎と順次、九州地方に広がっていきました。江戸期、蘭学者の青木昆陽は「甘藷記」をつくり、全国にその栽培をひろめました。 ・野菜中もっとも糖分が多く、ビタミンC、E、カリウム、食物繊維が豊富に含まれています。カロリーはジャガイモより低く、米の約3分の1と云います。 |
・「まさば」の旬は「秋さば」と言われるように9月から11月で、この頃は産卵を終えた後で、冬に備えて猛烈にエサ食べている時で、脂ののりが大変よくなっています。「ごまさば」はもともと脂質が少ないので、一年を通してあまり味が変わりません。「まさば」の味が極端に落ちる春から夏にかけて重宝されます。 ・「さば」は鮮度落ちが早く、生臭みのもとになる成分が多いので調理に工夫が必要な魚でした。酒や、味噌で匂いの成分をからめとったりするのがコツです。味噌煮や竜田揚げで。 最近は流通が良くなっているので新鮮なものが手に入りやすくなりました。新鮮なものなら塩焼きや酢締めで。でも地付きのサバ以外はなるべく生食は避けましょう。 |
●秋の代表的な魚です。外洋に生息する表層魚で季節的に大きな回遊をします。春から夏にかけて黒潮に乗って北上し、7〜8月に北海道に出現、8月下旬から親潮の動きに沿って南下し根室沖から三陸沖へ、11月には銚子沖へ移動します。 ・特に注目すべき栄養素はタンパク質です。 サンマのタンパク質は、牛肉やチーズより質が優れているとも言われています。 他に、胃腸を温め、疲労を取り除いたりする効果があり、 夏の暑さで疲れた体を回復させるにはぴったりです。また、血栓防止効果や、脳の学習能力を高める効果もあり、 生活習慣病予防やボケ防止にも役立ちます。 腸にも豊富なビタミンが含まれているため、新鮮なら、できるだけ丸ごと食べたいものです。表面はきれいな銀白色で、尾を持ってピンと立つものが新鮮なものです。 ●語源は、魚体が狭く長いことから狭直魚(さまな)が変化して「さんま」になったと言われています。「秋刀魚」という漢字があてられるようになったのは、大正時代になってからのようです。 |
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