秋、歳時のギャラリー
●立春から数えて210日めを二百十日といいます。新暦では9月1日ごろにあたり、台風の被害発生の公算が大きく、江戸期から9月1日前後に風しずめの祈願を行う地域が多くありました。 ●ここ八尾町(やつおまち、現富山市八尾町、富山県の中央部の南部岐阜県に接する山間の地域)では毎年9月1日〜3日の間に催される「おわら風の盆」は上記のような意味合いからでしょうか。 ●「おわら」とは、江戸後期、遊芸人が「お笑い」「おわらい」しながら町を練り歩いたからとか、また、「大藁」「おおわら」から推論して、豊作を祈る意味もあるのではないか、とか考えられています。「風の盆」とは二百十日の暴風を歌や踊りで鎮めるための行事であり、また、お盆の行事(盂蘭盆会)でもあったのではないか、と言われています。いずれにしても、その哀調を帯びた音曲、唄、編み笠、女踊り、男踊り等々、人の心にしみわたり深く食い込んできます。これこそ人・二百十日だと思います。 ●関係者の方のお声を。 "八尾の人"は”おわら”をとても大切にしています。 八尾の人は”おわら”がとても大好き。”おわら”を生み、育んだこの「八尾の町」をとても誇りに思い、これからもずっとずっと大切にしていきたいと思っています。 ですから、”おわら”を本当に愛し、これからも”おわら”を一緒に見守っていただける人も大切にしていきたいと思っています。 詳しくは越中八尾 おわら 風の盆をclickしてご覧ください。 |
................................. ......................................平成9年発行の記念切手 |
・9月の第3月曜日は国民の祝日の一つ、敬老の日です。お年寄りのいる家庭では、祝い膳を囲んだり、贈り物をあげたりなど、一般的な祝い方のようですが、核家族化の進んだ昨今では珍しい風物詩の一つになっているようです。 ・去る4月からスタートした長寿(後期高齢者)医療制度の施行も、現代の姨捨山制度と云う人も多く、長生きのしにくい国になつてしまった感じです。 |
・かって体育の日は東京オリンピックの開会日の10月10日でした。少しでも雨天を避けるための条件を考慮にして、それは秋雨前線が去った後の東京地方の「晴れ」の特異日を当てた事によります。10月10日が国民の祝日「体育の日」となった1966年から1999年までの34年間に、東京地方で1ミリ以上の雨が降ったのはわずか5回でした。 ・ところが、体育の日が、10月第2月曜日に変更となった2000年から2007年までの間に、東京地方で雨が降ったのは6回もあったのです。ちょっとの日にちのずれで、こんなにも違うんですねぇ。ただし、これは東京地方のことですから、地域的にはどうでしょうか。笑笑 |
・男子は3歳と5歳、女子は3歳と7歳、神社・氏神などに詣でる年中行事です。本来は数え年ですが、満年齢で行われることもあるようです。 ・旧暦の15日は何事も吉とされ、旧暦の11月は収穫が終わって神に感謝する月であり、その月の満月の日である15日に、氏神さまへ収穫の感謝に合わせて子供の成長を感謝し、加護を祈るようになりました。明治以降新暦の11月15日が、現在では地域の実情や家庭が優先して、大体11月中行われているようです。 |
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