国際芸能祭


2月21日から24日までの4日間ソレント市で開催される国際大道芸能祭。我々はこのオープニングイベントと2日目に演奏することに。 2日目に演奏するメイン会場タッソー広場には芸能祭の大きな看板が。 “Compagnia Kumano Kijou Taiko,Giappone”のイタリア語の文字も。 意味は・・・I don’t know(何で英語やねん!)

タッソー広場


タッソー広場にはソレント市と姉妹都市を結んでいる国々の国旗が。 国際大道芸能祭には我々のほか、ドイツ、ベルギー、スペイン、アルゼンチン、オーストラリア、フランス、イタリア他世界各国から大道芸の団体やアメリカ サンタ・フェなどの民族グループが参加します。 なんとっ、インターナショナルなっ!! 俺らも2回目の国際デビューだぎゃー

ソレント町並み(タッソー広場から)


ソレント市は首都ローマから南へ約230q、 ナポリが州都のカンパーニア州ソレント半島の断崖絶壁にある町です。人口約1万7千人。気候は熊野とほぼ同じ平均気温17度(雨は少ない)で、レモンやオレンジの畑が広がる良く似た所のある姉妹都市らしい町です。 

ソレント町並み(商店の風景)


しかし、ギリシャ時代に起源を持つ古い町並みは、熊野古道世界遺産登録を目指す熊野も降参、堪忍して下さいって感じ。このヒストリーに勝てるのは我らがヒーロー「花の巌」だけだっ!! 温暖な気候は長期休暇を楽しむヨーロッパの人達の滞在型保養地として人気があり、夏には人口が2〜3倍に膨らむとかで、海岸線にはたくさんのホテルが立ち並ぶ。

ソレントの町並み(商店の風景)


中世から建つ町並みは道も狭く、町を走る車はフィアットやミニクーパー、さらにはオート三輪などの小型車がバリバリ走っている。イタリアのスーパーカー フェラーリやランボルギーニがブイブイいわしているというイメージは吹っ飛び、とても愛着を感じました。 でも軽トラが走ってないげえっ!なんでや!!


イタリアンジェラート(2月21日)


ソレント2日目午前中はアントニーノさんの案内でソレント市内を観光。 途中イタリアンジェラートの店で一服。 ここに着た有名人の写真が所狭しと張ってある店で、オーナーが我々の写真も張ってくれるということで記念撮影。 やっぱ、いよいよ国際デビューだぎゃー!!

ソレント観光


コッレアーレ美術館や聖アントニーノ聖堂、聖フランチェスコ教会などを精力的に案内してくれたアントニーノさんと記念撮影。 ドクターマリオそっくりの愛着たっぷりのアントニーノさん。美術館にむちゃくちゃ詳しいと思いきや、なんとお父さんも芸術家との事。 一同納得。

ボーノ!!ボーノ!!


アントニーノさんが予約してくれたシーフードレストランでイタメシ・ヒルメシ。 植松さんがインターネットで調べたおいしい店にも載っていたというだけあって、わりうまいっ!! イタリアではおいしい時ほっぺたに人差し指を指してボーノというそうで、一同ボーノ!!ボーノ!!を連発。  オーナーチョイスのお勧めワインもボーノ!!ボーノ!!こんなに飲んで太鼓叩けるんかいねっ!! ボーノ!!ボーノ!!

オープニングイベント


夕方6時すっかり暗くなった会場前にはたくさんの聴衆が立ち並び、赤毛のプロデューサー自慢の色っぽいアナウンスのあと、ジェット音が鳴り響き我々が登場。(なんでジェット音なん?) まずは寄せ太鼓、続いて魔見島を披露。初めて聞く異国の打楽器に観衆から演奏後大きな拍手がわきました。

ホテルにて


無事初日の舞台を大盛況で終えることができ、ホテルにも戻って一同 ホッ!! この夜のビールは格別にボーノ!!ボーノ!!