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ひとりごと 1 2000ねん6がつ
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疲労感が快感に変わるとき
〜マゾ的自分の発見〜
初登山は、夫と娘と3人でした。
休憩も好きなときにとれるし、休みたくなったら、いつでも休める。
そんな甘えた登山から、もう一歩進歩し、リーダーがいる、1つのパーティーに
参加することによって、そんな甘えた自分では、他に行った人に迷惑をかける。
そんな考えから、一人で「登山のための体力づくり」をするようになった。
子供の頃から運動神経はそれほど悪くはないと思っていたけれど、
結婚、出産、子育て、とやっていくうちに以外とどんくさい自分になっていた。
今まで、コツコツする登山や、心臓のバクバクする長距離走など、
自分には向いてない。
そんな疲れることできっこない。
そう思いこんでいたが、トレーニングを重ねているうちに
少しずつ、疲れない自分に変わっていくことがうれしかった。
今までは、すぐにへたり込んで、「私は心臓が弱いんだ。」
そう思いこんできたが、以外にもやればできるんだって言うことがわかり始めた。
山に行くことによって、そんなに軟弱ではないことを知ってからは、
今までより、きついこと、疲れることをしたくなり、
自分の体をいじめて、疲労感に快感を覚え、
そんなマゾ的な要素がある自分を発見したのだ。
疲れてへとへとになると、自然に「ニヤニヤ」してくるのである。
もういやだと思ったことは、一度もないというか、
そんな怖い目に遭うほど登山経験がないのも確かである。
今は、がんがん進んでいくだけ。
心配そうに見守ってくれる夫を尻目に、登山だけは、やり続けさせてほしい。
そうお願いするだけだ。
こんなにも燃えた自分はバイク以来かなあ。
いや、バイク以上かもしれない。
それも、子供の頃の「富士登山登頂失敗」で、
山に対してコンプレックスの固まりになってしまい、
やっきになってしまうのかもしれないが。
いつかは、「富士山」と目標を持っていよう。
だって、日本一なんだから。