近所の父と娘の会話 著者:ぶるくな10番!
娘 : お父さん音うるさいよ。小さくして。 父 : うるさい?何デシベルくらい落とせばいいのだ。 娘 : 知らないよ、そんなこと。いいから小さくしてよ。 父 : またくだらん歌番組か何か観ておるのだろう。
娘 : くだらないとは何よ。お父さんの趣味こそもう時代遅れなの。
父 : ガンガンなど鳴らしておらん。このしとやかで艶やかなヴァイ 父 : 何!期末試験にでるというのに。 娘 : でないよ。 父 : 夢にでるというのに。 娘 : なんでいきなり怖い話になるのよっ。 父 : 法廷にでるというのに。 娘 : 離婚でもする気っ。 父 : 音がでるというのに。 娘 : スピーカーだから当然でしょーっ! 父 : 鳩はでないぞ。 娘 : わかってるわよっ。 父 : クルックー。 娘 : マネはいいから。 父 : うーん、最近お前に合わせるのは疲れるなぁ。 娘 : どっちがなのよ!まったくもう。
父 : まあいい。詳しくはここを見なさい。
娘 : まあいいって・・・ここまで引っぱておいて結局説明してくれ 父 : すまん娘よ、実は父さんよく知らないんだ・・・クスン。 娘 : あきれた。まったく。
父 : しかし音の良さはお前達若い者より父さんの方がよく知ってい 娘 : 音の良さ?いい音の基準がお父さんには分かるっていうの?
父 : 分かる。海よりも深く、山よりも高く、大空よりも広く、そし 娘 : で・・・・・何で途中で詩にしてるわけ?
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