kksさんご自慢のルーム  

kksさんご自慢のルーム

〜正面写真をクリックすると思い出話が出ます〜


そろそろ5年目が近づいているプレハブメーカーで建てた応接室をオーディオルームにも使用しています。窓は二重窓でスピーカーの下には設計士には首を傾 げられましたが、コンクリートの桁をいれてあります。
電源は3回路で6つのコンセントに供給しています。(つまり、2つのコンセントで1回路という贅沢を しました)  できるだけ奥行きと上下の音場感が出るようにスピーカーのセッティングをしています。

真空管アンプに手を出したのは最近です。現在のメインアンプはTAP24。(写真左)
季刊「管球王国29号」を読みすぐに入手を決断。組上げは上杉研究所、内部配 線はブルー一色。 メインを変えただけでCDまでが表現力を高めてしまいました。
ECC82×2、ECC83と固定バイアス・三極管結合のEL-34の プッシュプルで18Wの出力です。 現在のEL-34はオリジナルのSiemensですがJJなどでも柔らかく深い音を奏でます。

Rogers LS-3/5a(写真右)を入手したのが1988年。タンノイと同じ英国の空気を吸って育った スピーカーです。密閉だから、その中の空気までブリティッシュ。
BBCのモニタスピーカー、全てをBBCのオリジナルと比較するという噂もあります(が事実は分からない)。
5年ほどオーディオから離れている間に メーカーのRogersが消えてしまったのがショック。 人の声が聞き取りやすいのが特徴。80dB/Wの低能率がデメリット。許容入力は25W。 パワーを注ぎ込むよりもLS-3/5aが歌いたい音量にしてあ げることが使いこなしの第一歩です。
10cmのウーハーとは思えない低音がでます(が25cmや38cmに勝つわけがありません ^^;;)
このスピーカーでレイ・ブラウン(bs)やマーラーの交響曲を楽しんでいます。

プリアンプはコンソナンスという中国のメーカーが作るOPERA T-1です。 電源に凝っているらしく柔らかくかつ変化に敏感に反応します。
オリジナルはPhillips 5814A ×4ですが振動ノイズを拾いやすい真空管だったため、 現在はNEC 12AU7×2 とMullard ECC82×2 に差し替えてあります。
甘くかつ立ち上がりもよく空間を描き出すようになりました。
NECの12AU7はLUXの予備球を秋葉原で@850で購入。 Mullardは@3200でしたが、 いろいろ調べているとオランダ製のようなのでまだ虫が騒ぎそうです。
ちなみにECC82も12AU7も5814Aもほぼ同じ規格で双三極管です。
2004年から真空管ロータリングにはまっています。

<2005.1.23更新>

 

まだまだ続きます....

犬に吠えられた

「犬に吠えられた」はEMIやElectrolaのLPのジャケットです。最近のCDでは犬の ニッパー君が全部天使のエンジェルマークになってしまいました。このマークで LPを集めるのが好きでした。
最近では「ニッパー」というとペンチの親類と思われてしまいますね(^^;

買ってしまった

「買ってしまった」は、話題になりかかっている真空管です。今でも入手は可能 です。ここにあるのは
 Ei Elite GoldのECC82, 6DJ8
 Phillips JAN NOSで5814A、6922
 Miniwatt NOSでPCC88
のそれぞれマッチング・ペアです。航空便で届きました \(^◇^)/

<2005.1.27更新>

 

写真追加します

音楽ソースの一例です。左はお気に入りのクレンペラーやテンシュテットなどの 独ElectrolaのLP中心の棚の一部です。
カートリッジはいつのまにかオルトフォン系が中心になっています。 アームはオーディオクラフトMC-3000Silverを20年以上使用。ワンポイント支持、オイルダンプで 調整は丁寧にする必要があります。カートリッジに合わせて高さを細かく適合することが一番。 調整にはカーボンファイバー製のノギスを利用して、アームの高さ再現性をだしています。(右上)
ターンテーブルはマイクロのベルトドライブBL-111。アームと同じく20年超選手。 調整のコツは、ベルトのテンションをぎりぎりまで緩めること。季節によってテンションが変わり ます。そうそう、モーターを締めつけ過ぎないこともコツのひとつ。音のなじみからパイオニアの ブチルシートを使っています。(右下)

アームからの出力はトランスで昇圧したあとフォノイコライザーへ。トランスのT-30は25年前に 秋葉原の清新商会のガラスケースから助け出しました。当時の58000円(消費税なし)は清水の舞台 から飛び降りる気持ちが必要でした。
フォノイコライザーTAE1は上杉研究所に組み立てを依頼した完成品。TAE1は2005年3月にお輿入れいただきました。(上)
下はそのTAE1の内部です。青一色の配線がとても奇麗です。見ているだけで飽きません。 TAE1は松下製の選別された真空管ECC83を3本使用しています。トランジスタ系の切れ込みの よいフォノイコライザーとは別世界を創り出してくれます。すべてのLPを聴き込み直したくなり ます。文字通りノイズフリー!!

真空管ついでにパワーアンプ TAP24 のEL34の光り方。だいぶ暗くしないとここまでの写り方に はなりません。

CDはTEAC VRDS-25xs。次の機種が出ている時の並行販売時だったので新品なのにかなり お手ごろでした。長岡鉄男先生の最後のリファレンスなので当分使い続けるでしょう。

<2005.4.25更新>

 

ハーベス入荷

新しいスピーカーが年度末に届きました。梱包にもセン スを感じました。

18年つきあってきたRogers LS-3/5aとHarbeth Monitor30の大きさの違いです。 スピーカースタンドが未着のため、このあと仮セッティングを行いま した。

<2006.4.8更新>

 

この夏のオーディオ調整が一段落

調整が必要だったシステムも、KitagawaさんからのLP12プ レーヤーの お輿入れをきっかけに大幅に置き換えました。まずは全景です。

システム全体

スピーカーが英ハーベス Monitor30だけになっています。スピー カースタンドは桜材。 スピーカーをアフリカ黒檀のピンで受けています。また、スピーカース タンド全体も 同様のアフリカ黒檀で3点支持しています。カーブが優しく家内 からも◎

Monitor30

LPプレーヤーが2台になりました。黒のLP12。右はこれま でからのエース、BL-111。 ともにアーム近辺は丁寧に磨いたので気持ちよく光っています。

LP12とBL111(右)とSME3010R(左)

新しいラックを斜めから。棚板の前面の曲線がとてもお洒落と感じて います。見た目 は優雅でも極めてリジッド。押しても揺れはまったくありません。ラッ ク自体の重量が あるとともにしっかりとピン受けしているからです。CDの音でさ え奥行きがましました。 LPはハウリングと無関係。ボリュームを上げて床をドンドンと踏んでも 一切音としては 拾いません。

新ラック(左)と金属ピンと黒檀(右)

未解決の問題はいくつかあります。でも、ゆっくりと音楽に浸れそうで す。

<2006.9.4更新>

 

重い重い「銅の塊」

試聴を希望したところ、予定より早くメーカーから直接荷物が届きまし た。 箱から取り出して手に持ったらズシリと手応え。ついつい体重計で重量を 測定してしまいました。

<2006.9.5更新>

 

重たかったのはアストロ電子企画のMCトランス MC-999VIP です。 密度が4.4g/cm^3。銅の密度8.9g/cm^3と較べると空間が存 在していることが わかるので「塊」は誇張しすぎだったかも。でも、不用意に持つと腰を 痛めます。 表面は漆。

ラックに収めると文字通りピッタリ。(右写真) 左の光ってみえるのがオルトフォ ンT-30、 右の黒いのが幅20cmのMC-999VIP。音は『自然』オー ディオを超越してそこに 音楽があります。 す・ご・い...... ため息だけです。

<2006.9.6更新>

 

勉強部屋にサブシステムをセッティングしました。
片づけが嫌いなため計画から実行まで1年以上かかってしまいました。

 CDプレーヤー: パイオニア PD-2000LTD
 プリメインアンプ: Spark 734A
 スピーカー: ロジャース LS-3/5a
久しぶりに通電するため、734Aはオリジナルセットの中国製 EL-34に戻し バイアス調整と6DJ8のバランスをとったところ、全くノイズが出 なくなり ました。ボリュームは通常9時前、どんなに上げても9時半 までです。

<2007.4.6更新>