あなたにとっての思い出の1台は? と聞かれたら、多少迷うかもしれないけど、バラードスポーツCR-Xと答えるんじゃないかな。
ホントは「1.5i」が思い出なんだけど、今乗ってる「Si」の方が楽しいと感じる今日この頃。
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発売当時、欲しかった車です。1986年のF1でコンストラクターズチャンピオン獲得を記念して発売されたSiの特別仕様車、F−1スペシャル・エディション。DOHCのZCエンジンもさることながら、無限と同様のリアスポイラーの形状がそそりました。Siに標準装備のリアスポイラーは、ただでさえ見づらい後方の視界をさらに見づらくさせるようなもの。その点、この車に装備されたリアスポイラーは跳ね上がりがなく、1.5i程度の後方視界を確保しています。残念ながら、生産された台数は多くなく、すぐに販売終了になったと記憶しています。
そんな憧れの車が我が家にやって来た! 2台所有はありえないと、前車バラスポSiと交換という形でのお嫁入り。手放すまいと誓った十数年振りに手に入れた前車は、当初の想いに反して2年という短い付き合いで手元を離れましたが、この選択に悔いはありません。
以前乗っていた1.5i同じボディカラーに同じ純正ホイール(アルミのくせして重いんだ、これが)。昔の思い出にDOHCのパワーが加わり、気持ち良く、大切に乗っています。もちろん、手放しません!
スペシャル・エディションの装備品は右の写真のとおり。シートの背の部分やホーンボタン、フロアマットにマッドガード、そしてボディサイドにF1のエンブレムが施してあります。さらにオプションとして、ホイールのセンターキャップやクッションなどもありましたが、この車には付いていませんでした。

因みに、1986年、FW11ウィリアムズ・ホンダのドライバーはナイジェル・マンセルとネルソン・ピケ。マンセルが5勝、ピケが4勝してのコンストラクターズチャンピオンでした。なお、最終オーストラリアGPでマンセルがタイヤをバーストさせ、マクラーレン・ポルシェのアラン・プロストが逆転でドライバーズチャンピオンを決めた劇的な年でもあります。この年までF1中継はTBSが行い、翌87年から鈴鹿で日本GPが開催されるとともに、中継もフジTVに変更されました。この頃はF1オタクで、Auto Sports誌を読みふけっていたのが懐かしい思い出です。
この車の装備等ですが、これを紹介すると昔のオーナー氏が「この車、オレの乗ってたCR−X」とすぐわかると思います。(それでなくても台数が少ない車なのに)また、几帳面な方のようで、交換等の明細書が残されていました。これで、いつ、何を交換されているかわかるので安心できます。
絶好調のZCエンジンは、2002年に中古のと載せ替えです。
マフラーは、定番のFUJITUBOのレガリス。前車と同じですが、テールエンドなどはこちらの方がキレイですね。2000年に新品で付けられていました。
フロントのタワーバーはCUSCO製。これも定番ですね。前車についていたホンダツインカム製のものの方がガッチリした感じでよかったんですけどネ。
足回りはKAYABAのジムカーナ用。固めの車ばかり乗っているためか、新品の純正ダンパーより乗りやすく感じます。
購入後付けたものとしては、K&N製のエアフィルター。タイヤはDUNLOPのD93Jに変更。このタイヤ、フォーミュラ・エンジョイで使用されているものです。(車検も通りマス)