斎宮歴史博物館とコスモス
斎宮歴史博物館横の公園は10月初旬からコスモスが綺麗に咲きます。
斎宮歴史博物館への行き方
近鉄斎宮駅下車徒歩15分
国道23号線名古屋方面からお越しの場合は、
ジャスコ明和店
を越した信号を右折、伊勢の方からでしたら、
ジャスコ手前を左折してください。
斎宮歴史博物館は、
昭和45年(1970)以来継続的に進められている発掘調査や研究の成果に基づき、
斎宮の歴史を紹介するため、
平成元年(1989)10月に史跡の一角に開館した県立のテーマ博物館です。
建物は、地下の遺跡を傷めないように特別な工法で建てられています。
さらに、開館10周年を迎えた平成11年(1999)10月には、
開館以後の発掘調査を始めとする最新の研究成果を盛り込み、
常設展示のリニューアルをおこないました。
「斎王」の御所であるとともに、その事務を取り扱った官人の役所でありました。
竹の都 斎宮(さいくう)。それは、天皇に代わり、
伊勢神宮の天照大神に仕える斎王の住まう所であった。
そこは碁盤の目状に道路が走り、
木々が植えられ、伊勢神宮の社殿と同じく清楚な建物が100棟以上も建ち並ぶ整然とした都市で、
そこには斎宮寮を運営する官人や斎王に仕える女官、雑用係などあわせて500人以上もの人々が起居し、
当時の地方都市としては『遠の朝廷(とおのみかど)』と呼ばれた九州の太宰府に次ぐ規模を持っていたのである。
また、斎王を中心とした都市であることから、
斎宮では貝合や和歌など都ぶりな遊びが催された。また、都との往来もあり、
近隣の国からさまざまな物資が集まるこの地方の文化の拠点でもあったと考えられる。
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