石山観音公園
石山観音公園の紅葉 石山観音公園 芸能町大字楠原字石山に山全体が一つの石よりなっており、 そのところどころに40体余りの石仏が深く彫りつけられているが、 その多くが観音像であるので石山観音と呼ぶ。 しかしこれら観音像よりは「阿弥陀如来立像」や、 地蔵菩薩立像」の方が古いようで形も大きく 「聖観音立像」を含めて三点が県文化財に指定されている。 岩山の切り立った面に刻まれた仏像を磨崖仏といい、
この石山は三重県下では他に例の少ない磨崖石仏群をなしている。 その沿革については不明であるが、 美術史の上から鎌倉時代の終わり頃(14世紀頃) から造り始められたものと思われる。 その後左回りの巡拝路が整備され、 これに従って西国三十三か所の観音の霊場にちなんで、 観音像に一番より三十三番までの番号が付けられている。 「馬の背」と呼ばれる山頂よりの眺望は雄大である。
名阪国道関出口より車で5分です。
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