淡路島・洲本市

兵庫県 淡路島、その洲本市といえば日本三大狸・芝居好きの「柴右衛門」狸、そして市内には柴右衛門狸はじめ八狸が!
2010年11月13日、明日は松山たぬき学会という前日
訪れました。ただ大急ぎの一時、また ゆっくりと八狸を。

洲本八狸については
こちらからリンクしています→
八狸委員会さんのサイトです。

淡路島・洲本狸の統領柴右衛門は大の芝居好き。武家姿に化け、大阪道頓堀の中座へ芝居見物に。片岡仁左衛門の名演技に感動した柴右衛門、うっかりしっぽを出し、それを観客に見つけられ、果ては追い詰められ、猛犬に襲われ殺されてしまう。それがあってから、中座へのお客の足がぱったり途絶えてしまう。そこで、殺された柴右衛門の霊を丁重におまつりした。それ以後はまた中座は大繁盛、柴右衛門は「芝居の神様」としてまつられた。

平成11年11月の中座の閉館とともに、守り神であった「柴右衛門」が、淡路島・洲本市三熊山に里帰り。
洲本にはもともと「八狸伝承話」があり、これがきっかけで洲本ではたぬきの町おこしが始まり、洲本八狸の石像も出来て八狸がすっかりアイドルに。

2002年10月、たぬき学会で「洲本八たぬきものがたり」を出版された木戸内福美さんから、お聞きしました。この絵本、長野ヒデ子さんの素的な絵とあいまって、心ほっこりやさしくなれること間違いありません。(アリス館より発行)

 なお、この柴右衛門がらみで、大阪市天王寺区の生国魂(いくたま)神社の末社源九郎稲荷社に「八兵衛たぬき」が。北の新地の榎木神社でも塩尻の神としておたぬき様が。源聖寺阪(げんしょうじざか)にも。・・以上は、「洲本八たぬきものがたり」の武田清市さんの解説から。
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